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MP1の転生者  作者: 赤い人
第2章-MP1の駆けだし冒険者-
26/64

初戦闘

戦闘描写初めてするんですがわかるでしょうか・・・


2章-MP1の駆けだし冒険者 其の4-



俺は無事冒険者登録といろいろおまけのアクティブスキルを手に入れた。

パーティ化以外のスキルの確認はあとでやるかな~


「無事登録できたようですね。ギルドランクを確認しますのでもう一度身分証明書のご提示をお願いします」


あっそういえばまだこの人の前だった。

俺は水晶玉から手をどけてもう一度身分証明書を提示した。


名前:ショウ・オオサカ

種族:ヒューマン

年齢:12歳

職業1:剣聖、職業2:攻撃魔導士、職業3:冒険者、(隠し職業:転生者)

体内最大MP:1

ギルドランク:冒険者ギルドEランク


おー内容が変わってる。

これで俺も冒険者だな! ってそういえば冒険者って何をしないといけないか聞いてない・・・


「ショウ・オオサカのEランク登録を確認しました。これからも宜しくお願いします」

「こちらこそ・・・ところで冒険者の注意事項とかいろいろ教えてくれないでしょうか」

「天職じゃないなら知っているのでは?」


え、そうなの?


「いえ確認のために・・・きれいなお姉さんに教えてもらいたいな-」

思いっきりニコニコして子どもアピールしてみた。


ぽ。


「え、はいそうですよね。確認は大事ですよね。」


よし、ニコポが成功した! 周りに人がいなかったから比較できなかったがオレイケメンなようだ。


冒険者の注意事項をまとめると

・冒険者はギルドランクを上げるため一定量のクエストをこなさなくてはいけない。(受けないと登録抹消もある)

・クエストは4種類、通常クエスト、代理クエスト、指名クエスト、強制クエストだ。

・通常クエストは本人が願い事を言って、神からのクエストを自分で受けること、俺がすでに受けたことあるのはこれだ

・代理クエストは誰かが冒険者ギルドで願いを受け付けて発生したクエストを代理で引き受けること、ギルドで受けるクエストは基本的にこれになり討伐系と調達系のふたつ

・指名クエストは神を通さずに冒険者として依頼を受けること、護衛任務だったり調達だったり、ポーション作製だったりなんでもありの内容

・強制クエストは基本ないがギルドからの依頼で魔物の襲撃などの時に発生するらしい(ここ500年以上ないらしい)

・代理クエストは達成しても金がもらえるわけではないが魔物を倒した時に得られる魔石などのドロップアイテムは買い取り用受付で色を付けて買い取ってくれるそうだ。

・冒険者としての義務はないが強制クエストは受けなければギルドランクが著しく下がる可能性があるらしい

・あとはカオリさんが言っていたように定住はできないとのことだ



まあ聞いただけじゃわからない分もあるしやりながら覚えていこう。


「ありがとうございました」


俺は軽くお辞儀をして姉妹の元に向かった・・・が


「おいそこのMP1! おまえだよ!」

「ここはMP1がいていいとこじゃねーンだよ!」


やっぱりさっきのチンピラさんでした。

受付のおねーさんめ~怨むぞ。

こういう輩は無視が一番だよね、ビバ平和主義!


「おいこら! 無視すんじゃねー」

「ビビって声出せないんじゃねーか。 ははっ」

「そーにちげーね。MP1の小僧だもんな」


まあ別にこれくらいの中傷など精神年齢30オーバーの俺にはどうってことない。


「ん。もしかしてお前らこのMP1のつれか~」

「MP1と組むくらいなら俺らが面倒見てやろうか」

「色々可愛がってやんぜ!」


な、カオリ、とスズに向かって舌なめずりしてやがる! 潰す!

俺はアクティブスキル「剣気」(気迫を上げる効果)を使いながら


「俺の連れに手を出したら潰すぞ!」

「な、何を! MP1がこの人数でどうにかできると思っているのか」

「へへ、そうだ! どうやら痛い目を見たいらしいな」


俺の剣気で若干ビビっていたが人数とMP1ということで調子を取り戻していた。

・・・よく考えたら俺武器もってなくね?

町にでてから買おうと思って木の枝は置いてきたし、相手は7人で斧やら槍やらフル装備。

こっちの世界で対人戦初めてだし不味いかもしれない。

まあ最悪姉妹を逃がせればいいか――そう思って戦闘態勢に入った


(「スピードアップ」)


俺はまず自分の速度を上げるスキルを使って先攻を取ることにした。

俺の予想以上の速度に驚いたのかチンピラどもは一瞬ひるんだ。

その隙にまず頭を潰すべく一番偉そうな剣を持った奴に技をかける


(「一本背負い」)


「ぐげ、」

「リ、リーダー!?」

「このやろう! よくもやりやg ひでぶ!」


肉の塊さんにスキル「指1本」を使ってツボをついた・・・まあツボは適当だけどうまくいったようだ。

残り5人。


(「パワーアップ」、「回し蹴り」、「正拳突き」、「手刀小手打ち」、「大外刈り」)


苦戦するかと思ったが次々に技が決まって残りは2人となった(最後の技は1人に2つ)


「て、てめーただで済むと思うなよ!」

「いててて・・・」


あーもう復活しましたか、今までスポーツでしかやったことないからどれくらいで倒れるとかわからなかいんだよね・・・


そうして7人中5人が俺を囲んだ、今度は油断しないだろうし不味いかもしれない。(ひでぶーの人とあと一人は完全に気を失っている)


「へへへ、覚悟しな! 全員かかれ!」


その合図で5人が振りかぶった――が一斉に止まった。


!? なんだこの覇気は! 俺は今まで感じたことのない生命の本能とでもいえる恐怖を感じた。


「1人の登録したばかりの新人に7人でとはなかなか笑わせるね」


そう言って1人の獣人の男が登場した。


1日1つ更新にするにはこの尺が限界なんですがそうするとヒロイン出てこない回が多くなりそうです。

しかし長くすると色々考えないといけないし、グダグダしそうで更新が遅くなりそうだしどうしましょうか。

とりあえず現状で突き進むつもりですが・・・。

感想お待ちしています。


裏設定

アクティブスキルの表記は本人次第なので戦闘中に使う場合は略させていただきます。

使用回数は今回出たのはすべて99/100で一日に1ずつ回復。

使用回数上限は100で使い放題の場合は分母が0になる。

回復が遅いスキルや上限回数が100以下で決まっているスキルもある。

今回のスキルの使用系統は下級全技能です。

アクティブスキルを使わなくても技は使えますが威力や切れが1.5倍くらいになります。(想定したイメージをトレースするのがアクティブスキルなので重ねがけは意味がない)

ショウは12歳ながらスキルありなら地球で達人級で、今回のチンピラはスキルなしなら武術をかじったくらいの実力。

戦士系で言うと下級の中くらいの熟練度を持つが、使いこなしているとは言えない。

冒険者の中では下の中くらいの実力。

なので弱そうな新人を見つけてはちょっかいをかけて自尊心を満たそうとするやっぱりチンピラ。


なお冒険者の職業等級で戦士系、魔術師系は7割が下級、2.5割が中級、0.5割が上級という感じです。古代級はギルド内で12人です。

ついでに初級職では冒険者になれないのでいません。

ですのでチンピラさんも一般人の中では無双できます。


訂正情報

先行⇒先攻

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