12歳の誕生日
これで1章ラストです
第1章-MP1の王子其の18-
ついにこの日がやってきた。
あと1分程で12歳になる。
12歳になってどうなるという情報は得られなかったため「初心者」じゃなくなる以外はわからない。
が強くなれるのは確かだと思う。
あと10秒・・・5、4,3,2,1,0
ぼーん。ついに来た!
神1?『久しいの~転生者よ 12歳の誕生日おめでとう これからお主が成すことを楽しみにしとるぞ』
神2?『12歳になりましたので限定職業「初心者」並びにポテンシャルスキル「初心者行動の心得」がはく奪されます
なお熟練度等は引き継がれます
ショウ・オオサカに新たな職業が与えられます
職業「剣聖」、「攻撃魔導士」、「万能執事」、「冒険者」から3つまで選択してください
天職に職業「剣聖」が強制設定されました
職業「攻撃魔導士」、「万能執事」、「冒険者」から2つまで選択してください
職業「攻撃魔導士」、ポテンシャルスキル「攻撃魔導士行動の心得(熟練度8)」日消費MP5を習得するにはMP50000を奉納して下さい
職業「万能執事」、ポテンシャルスキル「万能執事行動の心得(熟練度12)」日消費MP10を習得するにはMP100000を奉納して下さい
職業「冒険者」、ポテンシャルスキル「冒険者行動の心得(熟練度38)」日消費MP1を習得するにはMP1000を奉納してください』
天職・・・「剣聖」が俺の天職か。
・・・っと「剣聖」はもう選ばれててその他を選択するんだったな。
「攻撃魔導士」はおそらく攻撃魔法に特化した職業
「万能執事」は家事が得意なのか?
「冒険者」はこれから旅をする上では有効な職業だろう
とりあえず「冒険者」は確定で「攻撃魔導士」か「万能執事」のどちらかを選ぶべきなんだけどどうするか。
・・・いやここは男のロマンの「攻撃魔導士」1択だな!
よし決まった!
10000
神2?『職業「攻撃魔導士」、ポテンシャルスキル「攻撃魔導士行動の心得(熟練度8)」日消費MP5並びに職業「冒険者」、ポテンシャルスキル「冒険者行動の心得(熟練度38)」日消費MP1を習得しました
ポテンシャルスキル「中級剣戦闘(熟練度10)」日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級近接武器戦闘(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級高速思考(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級対物理耐性(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級攻撃魔法(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級並列思考(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級対攻撃魔法耐性(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級結界侵入(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級オートマッピング(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級アイテムボックス(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級冒険者パーティ結成(熟練度10)日消費MP1
を習得できます
習得するにはMP344を奉納して下さい』
・・・えらく中途半端な。
とうぜんYESだがな。
『ポテンシャルスキル「中級剣戦闘(熟練度10)」日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級近接武器戦闘(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級高速思考(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級対物理耐性(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級攻撃魔法(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級並列思考(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級対攻撃魔法耐性(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級結界侵入(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級オートマッピング(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級アイテムボックス(熟練度10)日消費MP1
ポテンシャルスキル「中級冒険者パーティ結成(熟練度10)日消費MP1
を習得しました』
終わったか――それじゃあ行くとするか。
旅の準備はすでに完了している・・・と言うよりも出来ないことが分かっている。
この屋敷にあるものは基本的に外に持っていくことができないからだ。
じゃあ服はどうするんだというつっこみがあるかもしれないがそれは今日の朝に解決した。
朝起きたら机の上に旅人使用ぽい服とメモがあった。
-メモの内容-
我が息子ショウ・オオサカへ
まずは12歳の誕生日おめでとう
ここから先はお主が読めることを前提にしておるが読めると確信しておる
先にお主が知りたいであろうことを言っておく
お主が呪われていると言われた理由は2つあった
1つはMPが1だったこと、これは侮蔑の対称になるがこれだけなら殺せとまでは言われなかった
2つ目これが問題だった
それは天職を持たなかったことだ
天職と言うのは神が我ら生きるものすべてに与えられた存在理由とも言われている
だからそれが存在しないお前は生物ではない、だから皆殺そうとしていたのだ
おそらくだが今日天職が与えられると思っている
天職さえ得られればMP1で侮蔑されるだろうが殺されることはないだろう
だが国王として周りの反対を押しのけてお主をこれ以上置いておくわけにはいけない
だから王として命じるここから出て行きなさい
旅をするには冒険者ギルドで登録をするといい
職業「冒険者」をもっているならすぐに祝福が得られるだろう
ショウ・オオサカよ
お主のこれからの幸福を祈っている
オウマ・オオサカ・ニホン
追伸
この服は選別だ
-メモ終了-
さて行くか!
こうしてすでに開いてあった門をくぐり初めての外の世界に足を踏み出した。
1章ラストで次から2章です。
がストックがありません。
少し書きためてから出すと思うので本編は少し間が空くかもしれません。
2章もよろしくお願いします。
裏設定
オウマが確信していた理由はショウの様子を遠視である程度見てたからです。