プロローグ
この作品は作者の練習用に書いています。自他共に認める文章力ゼロでこのままでは不味いと思って投稿しました。色々ご指摘いただけるとありがたいです。非才ではありますが改訂しながら完結を目指します。
※この作者のRPG知識はドラクエ3~8、FF4~10くらいです。ネットゲームはやったことありません。多分に適当な設定だったりもします。
※この小説はHIKIKOMORIを推奨も誹謗もしていません。
MP1 プロローグ
あっ死んだ
我ながら何ともあっけない人生だった。大学院までは順風満帆だったと思う。ストレートで有名国立大学に入り、剣道に打ち込んで4段を取った。友人との付き合いで無茶な事もした、彼女は作らず(←ここ重要!)趣味のアニメや漫画、ライトノベルを愛した。それが崩れたのは大学院に入ってからだった。何をするのも無気力になり今では世界共通語HIKIKOMORIに・・・
今日も一人孤独にアニメを見ていたところ急に息が詰まった、このころには人とのかかわりを絶って1カ月たっていた、助けてくれるひとはいない、つまりこれから死ぬということが理解できた。やっぱりあっけない人生だった。
この人生はあっけなかったけど願わくば次の人生では何か成し遂げたいな・・・。
-享年24歳 某国立大院生 自宅で孤独死 死後2ヵ月と推測 死因は心筋梗塞-
あれ!?
うんやっぱりこれは転生だよな~
比較的大柄だったはずの身体を眺めたが鏡に映るのはどう見ても4,5歳の子供です。というか金髪碧眼になってるし、顔は・・・まあなかなかなような気がする。まあまわりにいる比較対象が美男美女なため相対的に平凡に思えるが。
状況を把握しよう
自分の名前は
ショウ・オオサカ
西洋風なのに名前が突っ込みどころ満載なのはほっといてくれ。
初めのショウが名前でオオサカは出身地を示すそうだ。
生まれた時の記憶はあいまいでよく記憶にない夢をみては体調を崩していた。
その夢は次第に鮮明になっていき今日完全に前世の記憶とそれが前世であることを理解した。
人格は今世のわりといたずら好きな性格を一気に老けさせた状態だ。
ぶっちゃけいうと完全融合状態で乗っ取ったという感じはない。
皆さん(←誰に言っているんだろう?)も経験はないだろうか。
某願い事をかなえる玉を探す漫画を見て、おとなしい性格だったのに、
「オラ、わくわくするぜ!」
とかいって勇気あふれる性格になった気がしたり、
とある不幸な?フラグ量産機なラノベを見て、
「殲滅原子!!!!」
とか将来発動するであろう能力を妄想し、それを続けて完全に厨二病に発症してしまった僕がいる。
・・・ん?ただの暴露話になっていないか。
-閑話休題-
まとめると前の自分とえらい性格が変わって別人格みたいになっても根本的に自分は自分ですよということだ。
まあ性格がいきなり変わったから可哀想なやつみたいな目で見られるかもしれないが、甘んじて受け・・・いやまて!二つ下の異母妹に
「お兄ちゃんへん!」
とか言われたらこの人生またあきらめるかもしれん!
バレないよう子どもの振りをしよう!・・・ってさっきまでの性格ってどんなだっけ
落ち着いて思・・いd?
「「「お兄ちゃん(ショウ様)!五歳の誕生日おめでとう(ございます)!」」」
えっと
順番に可愛い異母妹のカレン、僕専属メイドのトモエ、カレン専属のサラだ。
さっき説明してなかったが実はこれでも王子だ。父さんはニホン国の王で450年も統治を続けている生きた伝説で、母さんは僕を生んですぐになくなったそうだがメイド道を極めた特別なメイドだったらしい。ついでに兄弟は18人いて、自分が17番目、カレンが18番目の末っ子だ。他の兄弟は50歳以上離れているのであまり交流はないが逆にカレンとは年が近いためよくいっしょに遊んでいる。カレンのお母さんは侯爵家の娘らしくプライドが高いのか僕といっしょにいるといい顔をしないけど(今の頭でよく考えると)。
まあまて言いたいことはわかっている。さっきの名前からやっぱりこれはテンプレとか推測できた人、拍手です。転生は転生でも異世界転生です。なんか日本語で通じるし、文字とかも日本語(習ったことなくて読んでたけど誰も突っ込まなかったのだろうか)、国名もあからさまだ、だがしかし異世界だ。
周りにいる人みんな若いし、父さんも25歳くらいにしか見えない(実年齢465歳)。周りには猫耳、や犬耳の人もいるし、魔法があるらしい!うんファンタジー!あーやっぱり魔法があるなら使えるようになりたいな~よしテンプレ通り早期修行&異世界チートを確認しないと、まずは・・・
「お兄ちゃん大丈夫?なんかブツブツいっているし、いつもと違う感じだしへんだよ!」
あああああ~やってしまった。いつもどうりに振る舞おうと誓ってたはずなのに、もう生きていけない・・・ドナドナドーナもうどっかつれてってー
「カレン様。ショウ様はおそらく最近は見ていらっしゃらなかった悪夢を見てしまわれたのでしょう。すぐにお薬と治癒魔道士を連れてまいりますので大丈夫ですよ。」
「そうです。ああカレン様が今夜いっしょに寝てあげてはどうでしょう。ショウ様もきっとぐっすりお休みになられますよ!」
「えっほんと!えい!」
トモエがフォローしサラがとんでもない事をおっしゃって、いきなりカレンが抱きついてきた。
「☆□●△!?」
ふんわりと柔らかい感触と甘い香りがしてきて・・・
やばいまた変な奴と言われちゃうからしっかりしないと
「あ、ありがとうカレン、もう大丈夫。夢見が悪かっただけでちょっと落ち込んでただけだから、それとサラがいったのは今夜でいまじゃないよ」
「わかった」
といってカレンはあっさり離れた。
し、しまった~余計なこと言っちゃった。もう少し天国を味わいたかったのに。(涙)
一応お薬飲んで、治癒魔道士に治療してもらいました。なんともないようです。
初めて小説を書きました。いつも国語は赤点近くだったな~上達できるように頑張ります。