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プロローグ

あの時浮気を問い詰めなかったら。

あの日彼氏と別れなかったら。

自分から振ったくせにやけ酒をして、訳も分からず夜道を歩いていなかったら。

歩き疲れて、路地に入って、休憩していた場所が、お店の入り口だなんて気付いていたら。


私はきっと、この人とは出逢っていないと思うし、こんなに頼もしい背中は知らない。




あの日知り合いの店で飲んでから、仕込みがあるからとそそくさとほろ酔いで帰った夜道。

入り口に人影があるのは一目で分かった。こんな路地、常連かアタシしか来ないもの。

休憩できそうな段差があるせいで、人がいることがあって、いつもなら、厳しく怒鳴りつけるところだったけど、その日は怒鳴るのも気乗りしなかった。

声をかけてみれば、貴方がこの世の終わりみたいな顔をしているから、なんだかほっとけなかったの。


アタシは貴方に会えてとても幸せよ。だから、一生そばにいてね。



初めての作品です。拙い文章なりに精進してまいります。

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