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ブルーハワイ

作者: 斉藤りた

「ね、それちょっとちょうだい」


アキトが指さしてるのは・・・あたしの左手にあるブルーハワイ。

前を歩く女の子達がイチゴとかメロンとか、可愛いフルーツ味ばかり頼んでる中、あたしは子供の時からずっとブルーハワイ。


アキトの手にはイカ焼き。

かき氷ですらない。


「さっき皆と何味かわかんない味〜って笑ってたじゃん」


「え?」


お祭りの喧騒がうるさい。


「さっき、馬鹿にしてたじゃん!」

ちょっと大きな声で、ベーッて舌を出す。


「ベロ青い!」

笑うアキト。


ムカつく〜。

睨んだら、アキトの口がパクパク動く。

え?なんて??


アキトの顔が近付いてきて、

「俺もお揃いがいいから、ちょうだい」

耳元で声がした。


こういう所が、ズルいんだよなぁ。

いいよ。

お揃いのブルー、皆には秘密だからね?

他サイトの企画募集のテーマに沿って書いた、超短編です。

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