表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

帰城、そして開戦

俺たちは、旅館で一晩を明かした。

三日目

腹が減った俺は、旅館を出てすぐのところにある屋台に向かって歩き始めた。そう、旅館ではご飯は出てこなかったのだ。俺の後ろを、ディアブロが慌ててついてくる。

「お待ちください魔王様。どこに行くのです?」

「どこって…そりゃあ飯食いに行くんだよ。お前は食わないのか?」

「いえ!食べます!」

よほどお腹がすいていたのだろうか、ディアブロは即答した。俺たちは足早に屋台に向かった。

「ここの飯は美味かったな!」

「左様でございます。で、本日は何を?」

「う〜ん…する事ないから帰るか」

「分かりました。では、帰りましょう」

そうして、俺とディアブロは人間の国を後にした。

「あ、そうだ!勇義に念話(テルケース)で連絡しなきゃ!」

俺は慌てて念話(テルケース)を使う準備をした。

『勇義、俺だ。聞こえるか?』

『ええ、聞こえてますとも』

『どうやら休戦の件は本当らしい。だから俺は帰ることにした。まぁ、人間の国は暇だったし』

『分かりました。では、ドルチェ達にも伝えてきます』

『ああ、頼んだ』

『それでは、お気を付けください』


俺とディアブロは、その後、2日かけてヘルズゲートに帰城した。すると、ドルチェ含め、メンバーが全員揃っていた。みんな笑顔なのに、スカーレットだけは涙目であった。

「まおうざまぁ!どごにいっでだんでずがぁ!ざみじがっだでずよぉ!」

「スカーレットそんなに泣くなって。俺たちはちょっと用事で出かけただけだよ」

「グスッ…本当ですか?」

「ああ、本当だ」

気付けば、皆俺とスカーレットの方を見てニヤニヤしていた。

(こいつら許さん…)

俺は怒っていたため無意識のうちに魔法を撃とうとしていた。



それから1年が経った。人間軍は、魔王軍に対して一斉攻撃を仕掛けてきたのであった…

無理やり1年経たせてしまい、申し訳ございません。これに関しては深い事情があるので許してください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ