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【完結済み】チートもハーレムも大嫌いだ。  作者: 多中とか
本章 異世界にて、惑う
59/65

第49話 夜襲

1/19分は後1話投稿します。


平日18時土日祝12時投稿

 僕が延々悩んでいるところで、時間は経つ。翌日は散歩をして一日を過ごした。村は悲観的ではなかったものの、戦士団の被害は大きく、農耕地のあたりの彼らの様子を覗き見ると、胸が痛い。でも、僕は現実より自分自身の理想への悩みに興味がそれていく。



 そうして夜になり、疲れていたから眠ったのだが、目が覚めた。

 深夜だと思う。周囲は真っ暗だったが、物音がする。祈りを捧げている院長が、立ち上がった音だった。



「どうしたんですか」



「ぬ。ああ、眠れないのか。小便だ」



 そういって、彼のサンは刺々しく猛り立つ。



「……」



 僕、というか、僕の中のエロデが戦争の始まりを予感している。そうか、こちらから仕掛けるのか。村の近辺に異物がいる状況を長く許容は出来ないのだろうな。



 僕はなぜか、とてつもなく擬態をして追いかけなければいけない衝動を覚える。エロデに主導権が奪われつつある。僕は彼女に運転席を譲る気はないのだが。でも、院長を欺いて僕は尾行をする自信はない。……はあ。明け渡す? もしかしたら、この判断もさらに彼女の悪事を幇助することになる、決定的な瞬間なのかもしれない。



 ここを明け渡さなければ、エロデが村の行く末にちょっかいをかけることなく、平和かもしれないけど、僕は、彼女の主張を抜きにしても、野次馬根性が発動している。



 ……、



 僕は……彼女に譲ることにした。



「賢明よ、僕ちゃん」



 うるせえよ。



 そう思って気が遠くなった。



――――――――――――――――――――――――――――

 


 村の民はまだ夢の旅人。現実に向き合うのは、数が減ったがその分勇が逸る戦士団の面々と、その数に少しでも足しになる腰の曲がった長老院。彼らは数人を聖樹に残し、現場に復帰する。彼らはもともと多くが戦士団の中での精鋭だった者たちだ。戦力の欠損は補えただろう。



 前回の敵襲を察知した時は、皆バラバラに戦場に向かっていったが、今回は、最初から集団になって向かうようだ。集団になったとはいえ、皆擬態を使いこなし、意識して察知しなければ、集団の立っているそこには、単なる暗がり降りている錯覚を起こす。



 彼らは移動する。闇が動く。



 彼ら自身は、深夜の暗闇の中、灯りを付けることなく器用に進む。それは、この森全てにサンがしみ込んでおり、察知によって、視界が無くともサンの存在を把握することが、すなわち空間把握に繋がっていた。加えて、院長のように、固有の開花による情報処理能力をもっている者もいたのでなおさら、視界に頼る必要はなかった。



 村を出て、前回の戦場にはすぐにたどり着いた。戦士団が撤退する時に、道しるべを残していたためだった。回収しきれていない遺品が散らばっているものの、無視された。



 そこから、前回エロデが歩いた方向に、彼らは大きく迂回しながら移動し、敵の陣営を確認する。エロデの歩いた道は比較的に拓けた獣道だったが、今回はツタや低木の茂る、獣も通らないような場所だ。普通大人数でそのような場所はいかないだろうと素人は思う。だがそこを細長い陣形でかき分けて移動する。一気にけもの道が形成されるが、今晩の人間にとっては警戒場所として想定しにくいだろう。



 列は縦に伸びてしまい、後方からは先頭の様子が全く見えなくなってしまった。なので、エロデは、付近の樹に上り、上から見渡せる位置に陣取った。彼らの姿は、上方からは木々の屋根が遮って、見えないけれど、サンの気配の強弱でおおよその判断が付いた。イメージとしては、サーモグラフィの体温によって色が赤から紫にグラデーションになっている映像のモノクロ版の視界を得た感じだ。木々に備わるサンの様子を透かして、彼らの擬態したサンの輪郭をさえも、エロデは察知し得る。院長や戦士団相手にそれをやるなんて、彼女はいったいどこでその熟練度を体得したのか。



 敵の陣営は、一部のテントだけに明かりが付き、警戒がなされているようだったが、それでも手薄だと思う。しかし、人の視線よりも、アコンの民にとっては、空中に散布されている靄が困難だった。



 先頭の一人が恐る恐るサンを結集させて、飛ばすと、ピラニアの川に落ちた小動物のように、勢いよく食い散らかされ消化されていった。



 戦士団は周囲を索敵して、敵の不在を確認している。



 先頭の集団の中で、長老院ら4人が匍匐前進して、最先端の敵が見える位置に仰向けで平行に並んだ。彼らは横になったまま靄に蝕まれない位置で、空中にサンを結集しだした。僕の視界には、8点を頂点とした、一辺一メートルほどの四角い箱を空中に形成している様子がわかる。彼らに並ぶように、後ろの集団もうつぶせになる。ただ場所を取るために、4人一列で、一列前の足の隙間に、膝と肘をついて、プランクの姿勢で皆次の行動に備えた。



 そこに二列目でプランクする院長コクレウスの風が動く。四角のはこのうち、敵の陣営に向いた面に空気を送り込む。その際に、集団の後ろから、人の体長ほどの大きな木箱が三箱担がれて、バケツリレーのように先頭に運搬されていた。サンがそれほど染み込んでいない物体が視界の中で虫食いのように映っていた。かえってわかりやすい。それらは生きていない物体ということが判断できた。茂みの中だから木々に引っかかって困難そうだったが、時間をかけて先頭に到達する。院長はその木箱の蓋を開けたと思うとそこから風がでて、形成されていたサンの四角形に向かって入り込んだ。木箱から何かをサンの四角形に封入したのだ。



「あれは、火薬……」



 エロデが呟く。



「テスェドに昔の戦争の話を教わったでしょう。あの時、敵が使っていた焼夷弾。あの材料はわからないと彼は言っていた。でも、長老院はこっそりあれを研究して、当時と全く同じものは創れなかったようだけれど、黒色の火薬を作ったのよ」



 一つに木炭の粉。一つに村に隣接する大湖の底に落ちている黄色い岩石。一つに魚の腸を腐敗させて、枯草を焼いた灰を混ぜ、その上に土をかけて放置したもの。

 これら三つを特定の比率で混ぜ合わせて出来たのが、先ほどの火薬。



「それを今、サンの四角形の『砲』に詰めた。そして、点火する……」



 点火? 火も用意するというのだろうか。



 そう思ったとき、院長はサンを結集させる。四角形の敵の陣営を向いた面の前で、結集させたサンを滞空させたかと思うと、勢いよく、四角形の『砲』の一つの面を圧縮する様に、叩きつけた。



 平面イメージでいえば、カタカナの『コ』状の四角形の箱の空いている面に対し、『Ⅰ』字のサンの結集を叩きつけて、蓋をしたうえで更に内容物を潰すように圧したのだ。



 すると、箱の中の空気は、サンによって外界と遮断されているために、純粋に逃げ場を失って圧力が上がり、空気の温度が上昇した。自然界であれば、その圧力に耐えうる箱がないはずだが、ここは四人の千歳を超えたサンの達人らが、強度を高めた結集がそれを可能にし、空気の圧を極限まで高めた。空気が圧されることで熱が発生した。



 結果。鼓膜が破れたかと思った。森のざわめきが消えた。何も聞こえず静寂なのに、身体にかかる衝撃だけがすさまじかった。



 爆発だ。



 そのことに気づいた頃には遅れて耳鳴りがしてきた。

 『砲』の立方体の、発射口以外の5面は崩れず、堅牢さを誇っていた。しかし、それでも『砲』の後方に余波が来ていたのだ。



 僕は思わずひっくり返るかと思ったが、エロデは木の幹を盾にして衝撃から逃れていた。

 民たちはうつぶせに這っているから衝撃を回避しており、余波にはサンを身にまとうことで対抗していた。



 改めて言うが、敵の陣営を向いた『砲』から、爆轟がさく裂した。音をかき消す衝撃波が飛び交い、目の前を覆っていたと思われる枯葉剤が一瞬にして消滅した。木々が軋むように揺れている。

 いくぞ、という声が風に乗り、しびれた鼓膜に微かに揺らした気がした。

 院長とメルセスさんを先頭に、細長い陣形が、地から飛びあがる龍のように、爆発の跡地に突っ込んでいく。



 ――多分、完全に枯葉剤の煙がかき消せたかどうかわからないのでしょうね。吹き飛ばした前方は、空気を押しのけたために気圧が一時的に下がっているわ。だから、空気は低気圧の方に流れていく。周囲に飛散した枯葉剤の煙も急速に戻ってくるはずだわ。彼らはそれを力技で跳ねのけながら、短期決戦に挑むつもりだわ。



 エロデは、僕の鼓膜が当分は使い物にならないだろうと見込んでなのか、胸の中で推論を述べた。

 僕たちは、移動せず木の上の陰から、彼らの特攻を眺めていた。

 彼らは、特に後方の民が、周囲の枯葉剤の揺り戻しを、開花による、土や風、植物、水、などの物質化したものを壁にしてトンネルを作り、かろうじて分解される時間を稼ぎ、その間に、敵の陣地まで駆けていく。



 先ほどの『大砲』の一撃は、一番手前にあったテントをめくりあげた。兵隊の寝ている場所だったらしい。人々は慌てて起き出してくる。外に警戒に出ていた数人らも慌てて制圧に来る。



 ここからは、アコンの民にとっては短期決戦だ。いち早く枯葉剤の機械をすべて打ち壊してしまわなければならず、そして爆撃で多くを散らされたと言えど、未だ空中をただよう残滓も避けて立ち回る必要がある。当たって致命傷に成る濃度ではないと言えど、サンを削られることは、生命線が薄くなることを意味するのだから。



 一方人間側といえば、一台でも枯葉剤の機械を死守できれば、こちらに優位を持ち続けることが出来る。

 すると、機動力と爆発力があるとはいえ、アコンの民の不利には変わらない。



「アコンの民は動かずに敵が攻撃を仕掛けてくるのを待つことが出来た。でも援軍が来るという状況でそれは愚策だと判断したのでしょうね」



 彼女の声は、次第に明瞭に聞こえるようになった。



「おそらく黒色火薬も、先ほどで使い果たした。爆弾を作って陣地に投げ込めばよかったのかもしれないけれど、機械が確実に壊れるかどうかもわからない。ならば、接近戦のために煙払いに使った方がましだと思ったのか。煙払いと、攻撃用の爆薬を分けようという判断もあったのかもしれないけれど、それだと爆風が弱くなると判断したのか、それとも、戦端が空けた後に、爆薬を使うのが、彼らの接近戦のスタイルに合わないと判断したのか……」



 まあ、臆病者の私にはできない判断ね。と彼女は皮肉った。

 アコンの民は、すぐにテントを暴いていく。ついでのように殺す。

 人がいるテントの群れと、機械や兵站のテント群、それらの違いを把握し、彼らは機械と兵站のテントを積極的に狙い出した。



 敵は、それでもでくの坊ではなかった。彼らは防護服を着ずともに、殺虫剤の散布を始める。諸刃の剣だ。人体にはどのような害があるのか。

 近くにいたアコンの民たちは、思わず逃げ遅れて、塵となって崩れ落ちる。殺された。殺されていく……。



 なりふり構わず敵兵は、攻撃兵器を起動し始めだしたことにより、民側が圧していた戦場は均衡に戻される。

 アコンの民の方も無傷のこだわりは捨て、泥臭く、サンを削り取られる覚悟で、できるものは固形化した物質を盾に枯葉剤の煙を薙ぎ払い、避けるように肉薄して機械を壊す。固形化された物質は、サンそのものより浸食に抵抗があるようだ。固形化できないものは、身体に分厚い結集を身にまとい、枯葉剤に蝕まれたところから、しっぽ切のように患部を切り離して、本体に煙を到達させないようにする。前者に比べ後者はひどくサンの消耗が激しく、彼らの多くはすぐに塵になっていった。



 アコンの民の中で、比較的余裕のあるものは、10人にも満たない。僕が知っている者は、例えば院長。彼は身体の周りに壕風を竜巻のように回転させ、枯葉剤を含まない空気の鎧を纏っている。煙は近寄れず、彼の外側に弾き飛ばされてばかりだ。そして彼は、近くにいる長老院らの数人の煙対策に風を飛ばしてケアまでしていた。



 二人目は、メルセスさん。彼女は、固形化の術は無いのだろうが、極力サンの放出を抑えている。擬態をしているかのようだった。存在感すら薄い。彼女は、その上で、まるで空気に舞う煙の感情を読み取るかのようだ。流れを知っているかのように、害の大きい気流の位置を避けて、舞うように敵を刺す。それも敵の感情を読み取り、敵の死角を突いているから、誰も存在を追い切れていないようだった。



 ほかは、多くが院長のように固形化できる開花を生かして、自然の鎧を造り出していた。水、植物、土、風、金属……。前から思っていたが、アコンの民には火を操る能力はないらしい。ファンタジーでは定番だが……。



 固形化できなくとも、余裕のあるのはメルセスさんのような感知するタイプで、極力サンの放出を抑えて、擬態し敵に矛先を向けられないようにふるまい、敵を死角から叩いていく。だが、数は多くない。感知に関する開花のタイプがそもそも少ないか、激戦のなか擬態で敵の視線をそらしていくことがこの上なく困難な技量を要求するものなのか。僕にはそれを判別する知識はなかった。



「固形化できても剣しか作れないとか、盾しか作れない戦士団もいるわね。彼らは普通の戦いでは自在に武器を出し入れできて、有利かもしれないけれど、全身防護できる融通は効かないようで、今回の戦いは苦戦しているみたいね」



 なるほどね。



「おっと……」



 エロデは、流れてきた煙を避けるために、木を跳んで移動する。陣地よりも、奥。つまり隣国に向かう比較的開けた道の方に行く……。



 そこで、人影を見つける。

 ……援軍だ。



 援軍が、本来の戦士団と同じくらい人数ほど、夜に紛れて、荷を背負って行進している。

 おそらく枯葉剤の散布装置だろう。

 僕たちは、息をひそめて上からその様子を眺めていた。



 木々を、草花を、土を、踏みしめる音がする。揺れるような足踏みが、僕の心をわしづかみにする。

ああ、これが村を滅ぼす人間の群れか。



 ああ、僕は、彼らに手を貸したわけだ。

 後ろでは、敵の本陣と決死の戦いを広げる民の主力たちがいて、民にはもう援軍などない。長老院という予備兵力も振り絞った。隠し玉だったのかもしれない黒色の火薬をなげうって、この短期決戦を制するつもりだった。だが、敵は上手だった。すでにアコンの民に損害を与えうるだけの援軍が到着しつつあるのだ。



 絶望だろう。僕は、罪悪感がうっすら沸く。でも、僕が流されなくて、巫女として村を守ると踏ん張り続けていたとしても、この戦力がいずれかは投入されたかと思うと、村は僕の存在に限らず滅びる運命だったのだ、と傷をなめるしかなかった。



『別にお前がいなくとも、この村は終わる』



 アルファリオの言葉がよみがえる。

 そういえば彼は今どこにいるのだろう。戦士団の中にはいなかったはずだ。

あの時、テスェドさんの死を嘆いた時、彼の言葉は、僕の胸に刺さり、僕はなぜか、彼と敵対していないことを安堵した。僕はかつて彼に対して啖呵を切り、ひどく落ち込んだ。喧嘩をする、悪意をぶつけられるそのこと自体に僕は慣れていないと思ったのだった。僕はそれから、自分が誰かを少し把握して、今ここにいる。



 その僕は、自分が嫌な思いをしないように生きている。後悔しないようにして、でも後悔して。

 今僕にできることの内、僕がつらくならないことと言えば、恐怖を押し殺して、戦場に加勢し、儚く散っていくことだ。そうすれば、誰からも責められなくて済む。少なくとも正義感ぶる自分に責められなくて済む。



 このように、僕は、何を考えているかわからないエロデを止められない罪悪感の内に考えてはいた。けれど、僕には突き止めたい理想がある。この村が滅びた後まで生き残っても、僕にはそれが何か解き明かすことは出来ないかもしれないけれど、僕は少し死にたくないと思っている。



「死にたいなんて、僕は何で言ったんだろう」



 僕は思わず口をついていた。なぜか彼女から主導権を取り戻している。

 僕はユージェに、死にたいと、言ったことを急に思い出している。僕はあの時疲れていたような気がする。



「ユージェに死んでほしくないとも言った」



 彼女に、養育施設を教えてもらった後、彼女と彼女の弟のことを思い、自然とこぼれた言葉。それはひどく幼稚で恥ずかしいものだったが、僕の気持ではあった。それと矛盾するようなことを僕はつい先日に彼女に漏らした。



 それを聞いた彼女の、目を疑うような顔を思い出す。

 ああ、僕は嫌われたくないと言い、怯えながら生きているけれど、ひどく無頓着に人に想いをぶつけ、知らずに傷つける。



「死んでほしくないと他人に思い、自分は死にたいと愚痴る」



 勝手に人に期待している。期待されたくないと願いながら。



「ちょっと、ごめんよ」



 僕は、エロデに謝った。あと怯える僕自身にも、謝って、隠れていた木から飛び降りた。





【参考文献】

「火薬の原理」https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file51f62d2f24245.pdf

「黒色火薬の爆風圧」http://www.jes.or.jp/mag/stem/Vol.58/documents/Vol.58,No.6,p.271-274.pdf


 火薬の入った樽は最低50㎏超えていないと、少なくともそれなりの爆風は起きないみたいですね。200㎏とかだと、樽詰めしたら、どれくらいの量嵩になるんでしょうか。

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