表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/26

心の穴

第10話 心の穴


三年の月日が流れた。


最後の試合以来、とにかく平凡な毎日だった。

どこかこんなやすらぎが欲しかったのかもしれない。


週末は気の知れた友達と居酒屋に行ったりもした。

キンキンに冷えた生ビールを流し込むと仕事の事なんて忘れられた。


「またねー。」


友達に手を振り別れるときまって1人空を見上げた。


月が微笑み、ゆっくりと雲に隠れていく。


「僕ってなんてちっぽけなんだろう」


茶道やワークアウトは続けていた。

友達には「変わってるね」と言われる。

「みんなの方が変わってるよ」と言い返し笑った。


"家庭を持ち、幸せいっぱいで我が子の話をする同年代の仲間達。"


"好きな事の為、休日の為、働く僕。"


「このままでいいのかな、」


心にポッカリと穴が空いていた。


読んでいただいてありがとうございます!

よろしければ感想、評価お願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ