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どうしても耳かきがしたいカノジョの話。  作者: おかゆのおにぎり
9/14

耳かき美少女の勘違い

「ふん♪ふん♪ふーん♪」


お昼休みになったので、今日も先輩に耳かきするために2年生がいる3階に来ています。

昨日は先輩からの好感度がかなり上がった気がします!

この調子で、先輩をメロメロにしちゃいますよ!


「ねえねえ、聞いた?2組の佐々木ちゃん、1組の宮本君を空き教室に呼び出したんだってー」


「えー、マジ?あの子、あーゆータイプが好みだったんだ。」


むむ?何やら不穏な会話が聞こえてきますね。

お姉ちゃんに限ってそんなことはないと思いますが、気になりますね。

私に野次馬根性はありませんが、先輩が不在となるとここに来た意味もないですから一応見に行ってみましょうか。


                   * * *


「ーーー妹のことで、話があるの」


んん?私の話ですか?

すると、


「あなた、花音のこともう思い出してるわよね」


・・・・・・え?

今、何て?先輩が、わたしのことを思い出してる・・・・・・?


「ーーーーー」


「ーーーーーー、ーーー」


                    * * *


お姉ちゃんの言葉が衝撃的過ぎて後の会話はあまり聞き取れませんでしたが、かろうじて伝わってきたのは先輩が私のために思い出したことを隠していて、今後も話してくれそうにない、ということでした。

さて、どうしましょうか・・・。

先輩がそんなに早く思い出していたとは。

私も思って黙ってくれているので、その気遣いを無下にするわけにもいきませんし・・・。

ぶっちゃけ、耳かきは先輩に近づくための口実だったんですけどねー。

先輩に耳かきするの、思ってたよりもずっと楽しかったんですよね。

できればずっと耳かきはしてあげたいなーなんて・・・。

まあ、ひとまずは気づかないフリをしておきましょうか。

短くてごめんなさいっ!!次は2話連読で更新する予定なので、それで勘弁して下さい。

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