超おまけ、次回予告
じかーい、次回。
ふっふふー、ステラはステラだよー。
ステラが帰ってきたとはいえ、何だかユーゴさまは逃げていくし、倒したけどまともに動けないだけで仮面の人も無事だしで、案外うまく行かないねぇ……
そんな中、聖女の二人が張り切るのは、二人にとっては初めての学園祭。ステラも行きたいねぇ……
でも、準備して何をやるかで大混乱?聖女様が複数居て、グループが分かれて大変たいへん。次回はきっと、そんなお話だよー?
次回、蒼き雷刃の真性異言 第二部四章インターミッション 『デート夢見る少女達と波乱の学園祭』
敵はヒロイン兼任のシュリンガーラしか出ないほのぼの息抜き章かなー。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。世界は同じ様に時を刻む。それはまだ暫く、変わらないとおれ達は夢見ていた。
水神はこの手に収まらず、銀腕は意趣返しをすべく飛び去り、円卓に座す黒き龍神の姿を取った王は真なる侵攻を決意する。
それは、一つの決戦の火蓋が切り落とされた瞬間であった。
『ユピテールは多数が平行して動くからー、きゃはっ!ざぁんねん、ざーこざーこ!数が足りないから、焦っちゃったねぇ。くすっ、それがいけないのにー、おバカさん』
降り注ぐ機械軍団、飛来する合衆国を護る為の復讐の機神、天光に焦がれた剣の機龍。全てが、たった一つの目的の為に、街を戦火に沈めていく。
『……すまない、皇子』
『そんな縁、祓っちまえって言いたいが』
そして目覚める、最悪の兵器。
『ダイライオウが、私達の敵になるなんて!』
蒼き雷刃の真性異言 第二部終章 『鋼毒神龍決戦 奪われたダイライオウ』
『……うん。それが、それだけが……僕の、私の……君に言いたかった、たった一つの望み。ごめ、んね……
獅童、君……大好き、だったよ……』
願いは遥か、鋼の城に。
『神にもなれる力は、悪魔の機械となりて滅びをもたらす』
『……悪魔、か。確かにそうだ。サクラがあれだけ願っても、世界を滅ぼす力には変わりない』
『ああ、待っていたぞ、その目覚めを。世界を滅する覇灰を』
神とも悪魔とも成り得る鋼帝は今、悪魔として目覚めるのか。
『……ああ、待っていたぜ、デビルマシン!』
ポゼッション、それは悪魔憑きを意味する言葉。
『葬甲霊依!ジェネシックッ!ルイナァァァァッ!』
なお、不安な方向けに一応解説しておきますが……
この世界において、悪魔とは『悪を為す事は簡単でかつ楽しいからこそそれでも正義を為す事は素晴らしい』と説く人類の味方、七大天の一柱を主に指す呼称です。つまり、悪魔の機械だ何だ不安を煽るような呼び方で言ってますが、ゼノ側が悪魔と呼ぶ時点で味方です。
というか、ここまでお膳立てしておいて某デビルマシンがモチーフのAGX-15が人の心を持つ正義の魔神じゃない訳もなく……




