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本と魔法と愛してる  作者: たーとん
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本の世界と現実世界

初めて書いた小説なのでお見苦しいところもあると思いますが、最後まで読んで貰えたら嬉しいです!


ペラ…ペラ…

本をめくる音が聞こえます。

銀髪の少女が本を読んでいました。

髪は長く、座っていると地面に着いてしまいます。

そしてその横には体を動かしている銀髪短髪の少女もいました。



ペラ…ペラ…パタリ

少女は本を読み終えたようです。

すると、少女は今読んでいた本を短髪の少女に見せます。

「ど、どうしたんだ?シャーロット」

するとシャーロットは笑顔でこう言いました。

「この世界に行きましょう!ノール姉様!」



ここは本の世界。

古今東西、ありとあらゆる本がこの世界にはあります。

希望の本から絶望の本まで、種類は無限大です。

そこにはもちろん、魔法の本もありました。

そして魔法を使えばまだ見ぬ未知の世界に行けるのです。



「この世界の調査、私達に行かせて貰えないでしょうか」

先程いた2人の少女が母親らしい人の前で頼み事をしていました。

母親はうーんと考え込みました。

そして顔を上げて

「分かりました。あなた達に任せましょう」

「やったわ!ノールお姉様!」

そう言いながらシャーロットはノールに抱きつきます。

「こ、こらこら」

口ではこう言いながらも、シャーロットの頭を撫でている。

「では、2人をその世界へと送ります」

「「はい!」」

そして2人は白い光に包まれた。



その1時間のこの世界

この町水月町ではいつも通りの朝が始まっていました。

「新君!」

朝、気が付くといつもの人が俺の事を起こしに来ていた。

「ああ、いつもの人か…zzz」

「幼なじみに対していつもの人ってなに!?

そして寝るな!」

こいつの名前は多々良莉。(たたら れい)

小さい頃からの知り合いで、いわゆる幼馴染ってやつだ。

「なあ、竹馬の友よ」

「え、なに急に…」

「俺は6時に学校に行くような真面目になると宣言した覚えはないんだが」

時計を指さしながら俺はそう訴える。

「君が朝起きないから早く来たのだけど?」

「……」

これに関してはぐうの音も出ない。

「だが!だがだがだがっ!」

「莉よ。君は俺の部屋に居る。そして学校に行くまでには1時間もある」

「そ、それが何よ…はっ!まさか!」

莉が顔を真っ赤にする。

「ふふ、ははっ!」

俺は高笑いをし、ではさらば。と言って布団に潜り込む。

「させるかぁぁ!私の努力を無駄にするな!」

莉が布団を奪い取ろうと抵抗してくる。

俺は必死に弁明する。

「この1時間が大切なんだ!1時間がっ!」

「君はその1時間で布団から出てこなくなるでしょうが!」

ガバッと布団が奪い去られてしまった。

俺は第何回か忘れた布団争奪戦に負けてしまった。



「屈辱…だか美味い」

莉が作ってくれた朝飯を食べながら莉とだべる。

「普通に美味い!で良いのよ…まったく。」

「さっ、学校行くわよ。」

「待ってくれ、まだ手合わせてない。」

「そうだったね、私は日直あるから先に出るわね。」

「ああ、行ってら。」

そう言って俺はリビングにある仏壇に手を合わせる。

「君はそれだけは忘れずに毎日やるね。」

そりゃ、これは…母の仏壇だから。

俺こと(あらた)ハルの母親は既に死んでいる。

父親の話は聞いたことも無いので知らないが。

母は病死だった。俺がまだ幼い頃に患って、そのままポックリ逝った。

「これだけは…嘘にしたくないんだよ。」

「そう、君らしいね。」

そうして10分ほど手を合わせた。

「さて、行くか。」



水月町

そこは文字通り水多し町。

海も川も滝も湖もある。

そして俺が学校へ行く道には滝がある。

いつもそこをなんとなく覗いてから学校に行ってるいるのだが、なぜか今日は様子がおかしい。

「あれ〜、滝のとこの水の流れこんなんだったか?」

今日は何故か違和感を覚えてずっと見ていた。

すると、滝から手が出てきた。

「えっ!手っ!えっ!」

目を何度も擦って確認する。

「うん。あれは手だな。」

って、そんなこと言ってる場合じゃない!

俺は即座に滝の近くまで行き、中にいる子を救出した。

「っ…!」

ハルが目を見開くのも無理はありません。

そこには銀髪のとんでも美少女がいたのですから。

「んっ…水はダメなの……」

髪は乱れ、服が透けて見えていた。

「えっちぃ…」

って、そんなこと言ってる場合じゃないな。

とりあえず、家に連れていかないと。

「っと、ちょっと背負わせてもらうぞ!」

そうして俺は学校のことなんて忘れ、家に戻って行った。



家に着き

「さて、まずは」

風呂っ!ドライヤーっ!着替えっ!

それらをすぐに済ませ俺の部屋で寝かした。

「ふう、やりきったぜ!

さてと、学校…あっ!学校っ!!」

遅刻です。

1時間早く起きたにも関わらず遅刻です。

「いや!でも、この子のことほって行くのは…」

「休もう。1日ぐらいどうって事ないだろ。」

この子が起きるまでは側にいてやることにしたハルだった。

ここまで読んでくれた人には感謝感謝です!

次も楽しみにしてくれるとありがたいです!


気になった点や、おかしな点があればどんどんコメントください!

自分が成長するための反省点として受け止めます!

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