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side坂本 遥 〔1〕




もう5話まで来ちゃいました。早いですね・・・・

更新するときは2話ずつ更新していくつもりです。

気長にお付き合いください。

初めて見たときから気になってたの、あの冷え切った目・・・・・




校門での挨拶は無視するし、クラス内ではうまくいってないみたい・・・・




「あの子変わってますよね、何かあるんでしょうか?。」って聞いたら





松山先生からは余計な事はするなと釘を刺され、周りの先生からも放っておけと言われた・・・・。





進路も卒業後は特に珍しい就職希望、この子だけ周りとは全く異質なのよね・・・・





だから「まって!、ほとんどの子は大学に進学するわ・・・あなたは大学に進学するつもりはないの?。」って聞いたら・・・





「みんなが進学するから大学へ行けということですか?馬鹿らしいです。もう帰ります。」て言われちゃった・・・・





そう言われた時、心がチクッってしたの・・・・





間違ってないはずなのに・・・・正しいと思ってるはずなのに・・・・・





心が揺れた。たしかに新任だから経験はほとんど無いけれど、彼に言われたことを絶対に違うとは言えない自分がいる・・・・





人にはそれぞれの道があるけど、彼は正しい道に進んでいるのだろうか?





もし、間違った道に進もうとしているのならばそれをただしてやるのが教師の務めだよね・・・





そんなこと答えにならないのはわかってる。だけど・・・分からないや。





答えが見つからない・・・・こんなの初めて感じた。





心に刺さったトゲはまだとれないけど、進むしかないよね・・・・・





立ち止まってると悩みそうだから・・・・考えてしまいそうだから・・・・





周りからは「今日、寒いですよね〜。」 「そうですねもう、春なのになんか不思議ですよね。」なんて聞こえてきた。





不思議だよね・・・もう春なのにね。今の自分みたい・・・





でもやるって決めたんだもん。この程度のことで挫けてなんかいられないよね。





「さてと、もうひと頑張りしますか。」   外は曇りだった。




いつもと違う、坂本 遥にスポットを当ててみました。ご指摘がありましたらドシドシ投稿してください。よろしくお願いします。

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