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無謀かな?




二日続けての二話連載なのでちょっと疲れましたww


焦っている作者と違い読者の方はゆったりとお付き合いください。^^




「え〜と、突然ですが今日進路について面談を行います。番号順に呼びますのでちゃんとまっていてくださいね。」




坂本の突然の発表に周囲がざわめく。面談の意味なんてないのによ・・・・




教師に進路教えてどうすんだよ。馬鹿らしい・・・・さっさと帰りてぇな・・・・




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放課後




「〜〜さん、面談室に入ってください。」





なんであいつあんな楽しそうなんだよ・・・・意味わかんね・・・・




「立花 光君、面談室に入ってください。」




「いきなりなんだけど・・・・卒業後の希望が就職っていうのはちょっとどうかなって思うんだけど・・・・。その辺はどう考えてるの?。」



ほらやっぱり出たよ・・・こう来ると思ったんだよ・・・




「就職することがそんなにいけないことですか?」





「いけないとはいってないの、他に選択肢は無いのってことよ。」





「就職から変える気は一切ありません。もう話す事無いんで帰っていいですか?」





「まって!、ほとんどの子は大学に進学するわ・・・あなたは大学に進学するつもりはないの?。」




「みんなが進学するから大学へ行けということですか?馬鹿らしいです。もう帰ります。」




そういい終えるとコウは面談室を出て行ってしまった・・・・




「ちょっとまってよ!!。」彼女は追いかけたがもうコウの姿は無かった。




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「今日はいつになく早いなコウ。」





「最近ストレスが溜まっていてとにかくピアノをひいて気持ちを落ち着かせたいんです。このままじゃあステージにはとてもじゃないけど立てません。」




あ〜あもう、イライラする・・・あの女のせいだ・・・あいつが来てから滅茶苦茶だ。

めんどうな事ばかり引き起こしやがって・・・余計な事すんなよ・・・




カラーン





「いらっしゃい・・・・とコウ、お前に客だよ。」





「え?こんな早い時間にですか?」





誰だよこんな時間にまだ夜じゃねぇのに・・・・なにしにきたんだよ・・・って




「中川さんですか・・・そうですかもうそんな時期ですか・・・・。」





「おひさしぶりですコウ君、今月分の治療代そろそろ・・・。」

この人は中川 舜一、医者だ。俺の・・・・母親の担当医でもある。




「わかってます。額は先月と同じですよね・・・・。」





「値段は下げてあげたいんですけど・・・これが限界で、申し訳ないね。」





「いえ、中川さんには大変よくしてもらってます。それで容態はどうなんですか?。」





「今のところは安定してます。問題は無いでしょう。」





「そうですか、いつもありがとうございます。」





「今日は君の演奏を聴いてから帰るとするよ、それまでここにいるけどいいですよねマスター?。」





「ええ、かまいませんよ。それより大丈夫かコウ・・・今日は演奏が終わったらすぐに帰っていいぞ。どうする?。」





「いや、いつも通りでいいよ。俺なら大丈夫。」





母さん俺頑張るからな・・・・ちゃんと金ためて治してやるからな・・・待っててくれよ。

母さんを助けるためならどんな苦しいことでもやってやるさ・・・・





見上げた空はいつもとかわらない夕焼けに染まっていた・・・




まだ始まったばかりなので、御指摘があればお待ちしてますのでドシドシくださいね〜まってま〜す

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