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邂逅




更新する日は不定期ですが、コツコツやっていこうと思ってますんでよろしくお願いします。

うつ伏せになっているコウに興味を持ったのか男子が数人近づいてきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なあ、お前もう冬なんて過ぎてんのになんで手袋してんだ?」




俺に話しかけてきたこの男(滝口 亮太)はクラス内では仲の良い数人の男子とグループを組んで行動しているめんどくさい奴。




なんだこいつ気安く話しかけてきやがって。なんか目的でもあんのか?うぜぇ奴だな・・・・・黙って寝させろよ。




「おい、聞いてんのかよ。お前に話しかけてんだぞ!!返事ぐらいしろよ!」




「気安く俺の手に触るんじゃねえよ!!。てめぇには何も関係ねぇだろ!!」




滝口を突き飛ばすと周りからは「いきなりキレるなんて怖いよね・・・」




「感じ悪いよね・・・」、「何でキレてんのか意味わかんない」などひそひそと話しているのが聞こえる。




コウの大声を廊下で聞いた坂本が教室に入ってきた・・・




「何やってるのよ!!大声なんか出して・・・周りが驚いてるじゃないの!」




クソ、面倒な奴がきやがった・・・・




「気分が悪いんで早退します・・・」 足早にコウは教室を後にする。




「ちょっとコウ君どこいくの?まだ学校来てスグじゃない」




後ろの滝口はこっちを睨んだままだった・・・・



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その夜、いつもの場所で演奏のリハーサルをコウは行っていた。




しかし今日のコウの演奏はいつもコウとは思えない程遠いものだった・・・・




「コウ、今日はどうしたんだ・・・・いつものお前じゃないぞ、何かあったんじゃないのか?」




この人は俺が働いている店『リライト』のマスターだ。まだ高校生だっていうのに俺のピアノを聞いて働くことを許してくれた信頼している数少ない一人だ。




「ちょっと学校で揉めただけですよ・・・・仕事に影響は出しません。」





「それならいいんだけどな。この店にはお前の演奏目当てで来る客もいるんだ失敗することは許されないんだぞ、わかっているな?」





「わかってますよ、完璧にしてステージには上がります。」




そうさなんだってするさ・・・・俺には金が必要なんだ。金を集めるためならなんだってやるさ。

どんなに馬鹿にされても・・・・俺にはやらなきゃいけないことがあるんだ。




目的のためならどんなことだって耐えて見せるさ・・・・

評価、コメントください〜。

今後の参考にしますんで、ぜひおねがいします。

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