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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
十一.二章 神谷神奈と星滅樹
408/608

214.24 大規模停電の真相


 宝生町に存在する宝生発電所。

 現在その場所に、藤原家が選出した専門家達が一つのチームとして、大規模停電の原因を探るべくやって来ていた。護衛として隼速人、綴の二人が同行しているので戦力面も安全だ。そんな一行が宝生発電所を調べていると、本来存在しないはずのものを発見してしまう。


「……バカな。なんだ、あれは」


 チームの一員である霧雨が目を細めながら呟く。

 発電所の最奥には巨大なドラゴンのような生物が居座っていたのだ。

 自分達で対応出来る問題ではないと判断したチームは撤退することになる。



 *



 藤原家のプライベートビーチへの旅行も終わり神奈は自宅へ帰って来た。

 相変わらず停電中なので明かりも付かず、テレビも見られず、冷蔵庫も飲食料を保管出来ない。電気製品が使えないと一気に文明レベルが下がってしまう。


 宝生町から避難している人間も多数居るようだが、残念ながら神奈には自宅以外に帰る場所がない。親戚が存在しているかも分からず、知り合いはほぼ全員停電の範囲内に住んでいる。一度だけ、山奥ならどうだと温泉旅館に行ってみたが結局停電で営業していない。


「早く直らないかなあ停電」


 ――ゴンゴンゴンゴンと、突如何かを叩く音が聞こえてきた。


「うおっ、なんだこの音」


「玄関の方からですね」


 何事だと思い神奈がリビングから玄関へと向かった時、さらなる異変が起きた。

 ――バゴンと、先程よりも大きな音が聞こえて家が僅かに揺れる。


「……おい、何してんだお前」


 玄関に行ってみるとリュックサックを背負う笑里が、ノックのポーズで固まっていた。なぜか扉は床に倒れて風通しが良くなっている。十中八九彼女のせいだろう。どうせ強くノックしすぎて扉を倒してしまったとかそんなところだ。


「ご、ごめん神奈ちゃん。停電でインターホン使えないからノックしてたんだけど、扉、壊しちゃった」


「はぁ、力を加減してくれよな。最近この扉よく壊されて可哀想だろ」


 王堂晴天に蹴破られたのは理不尽でも納得するしかないが、笑里に関しては力加減が下手だっただけだ。神奈も以前テレビを素手で割ってしまったし他人に強く言えないが、普通の生活を送るために力加減というものは非常に大事である。


「……あれ? そういえば、停電中なのにこの前インターホン作動してなかったか?」


「あ、そうだね。なんだ神奈ちゃん家のは停電してても動くんだね」


「そんなわけないと思うけど……なんでだろ」


「ああそれは私が動かしていたんですよ」


 神奈の右手首に付けられている腕輪が声を発する。


「私には管理者権限という、あらゆる世界に干渉出来る能力がありまして。とりあえずインターホンが機能しないのは不便なので機能するようにしたんです。どうです凄いでしょう。これぞ万能腕輪としての真価」


「お前そんなこと出来るなら電化製品全部動かせよ」


 インターホンだけ動くようにされても不便だ。真価と言うのなら全て元通り動かしてほしい。


「残念ですが世界のルールや流れに多く干渉してはいけないんですよ。神奈さんだけを特別扱いして甘やかすのは良くないことですしね。まあ、インターホンくらいなら干渉しても問題ないってわけです」


「へえ、凄いんだね腕輪さん」


 管理者権限。何度か腕輪から耳にした言葉だが本当に凄い能力だ。……いや、凄すぎる。なぜ腕輪がそんな力を持っているのか疑問にも思う。腕輪だから製作者がどこかに居るはずで、便利な能力をわざわざ持たせたのだろうが、製作者は何を思ってこんな腕輪を作ったのだろうか。神奈は珍しくそんなことを思う。

 いつの間にか話が逸れていた。まず神奈は笑里の用件を聞かなければならない。


「笑里、お前何か用があったんじゃないのか?」


「ああそうなんだよ。才華ちゃんが話したいことあるらしくて、家に来てくれって」


「次の旅行の計画かな? とりあえず行くか」


 本来なら夏祭りに行きたいところだが停電騒動のせいで宝生町は開催出来ない。海は先日行ったとなると、今度は定番だと山になる。みんなで山に行ってキャンプなんてしたらきっと楽しい。


 少しワクワクしながら神奈達は藤原家へと向かい、才華の部屋へと使用人に連れて行ってもらう。藤原家の使用人は大したもので冷房も使えず暑いなか平然としており、汗も少量だ。


 才華の広い部屋に神奈達が入る。中には才華と黄泉川(よみかわ)三子(さんず)が椅子に座って居た。


「お、三子ちゃん。メイド頑張ってる?」


「はい秋野様。頑張ってメイドをやらせていただいています」


「……なんか三子ちゃんじゃないみたい」


「仕事中だから正しい態度だな」


 他人行儀な喋り方に寂しさを覚えるがこればかりは仕方ない。

 藤原家は日本一、もしかすれば世界一の資産を所有する大金持ち。現代の大貴族とも言える。たかが使用人一人の言動が品格を落とす可能性だってある。三子の態度と喋り方は藤原家の使用人として正しい。以前は猫耳を付けたどこかの似非ダメイド並にポンコツだったが成長したものだ。


「来たわね。どうぞ座って」


 神奈達は荷物を床に置いてから椅子へ座り、テーブルを挟んで才華と向かい合う。


「調査班のおかげで大規模停電の原因が分かったわ」


「おお、そうか。霧雨も頑張ったんだろうな」


「じゃあ停電直るんだよね。良かったあ」


 原因が判明したにしては才華は浮かない顔をしている。


「宝生町から広がる停電だったから、宝生発電所を調査してもらったの。あそこは宝生町だけじゃなくて周囲の町にも電力を供給してる場所だからね。原因があるとすればあそこじゃないかと思っていたわ。原因はこれよ」


 テーブルに置いてあった一枚の写真を才華は神奈達に見せる。

 黄色いドラゴンのような巨大生物が機械の多い部屋で眠っていた。常識的に考えれば合成写真にも思えるが、神奈は写真に写っている生物を何度か見たことがある。それもごく最近、身近な相手と一緒に居るところを。


「なっ、こ、これってまさか」


「うーん、何だろうねこの生き物」


「いや気付けよお前は! サンダバーンだよサンダバーン!」


「うええ!? エロちゃん!? でもエロちゃんこんなに大きくないよ!」


 笑里の言う通りサイズは全く違うが間違いなくサンダバーンだ。

 彼女がペットとして最近飼い始めたのは腕輪曰く幼体。成長すれば写真に写る個体のように、高さ約二十メートル程まで体が大きくなるのだろう。


「やっぱりそうよね。調査隊から写真を渡された時は驚いたわ。笑里さんのペットとそっくりな生物なんだもの。霧雨君の推測だとこの生物が大規模停電の原因らしいわ。私も同意見。海への旅行の時に笑里さん言っていたわね、エロちゃんは電気を食べるって」


「私も同意見だな。町に電力を送る発電所に、電気を食う奴が居座っている。もう答えだろ」


「笑里さんは、どう思う?」


「……うん。私にだって、二人が正しいことくらい分かるよ。でも残念だな」


 笑里が床に置いていたリュックサックを開けると、中からサンダバーンの幼体が飛び出す。エロちゃんと呼ばれるその個体は笑里の周囲を飛び回り、彼女の頭に着地する。しかしエロちゃんが写真に気付くと目を丸くして、テーブル上の写真に近付く。何をしているんだと神奈が思っていると、エロちゃんは写真のサンダバーンに頬ずりまで始めた。


「エロちゃん? どうしたの?」


「もしかしたら家族なんじゃないか。そのサンダバーンと」


「笑里さんは拾ったと言っていたわね。親とはぐれちゃったのかしら。でも、それならこの個体が捜すはずよね」


「才華さん。親として子供を捜すのは当然ですが、この個体はもっと強い本能に従っているのでしょう。生存本能ですよ。成長したサンダバーンは多くの電気を食べなければ生きられません。子供を捜したくても発電所から動けないのです」


 腕輪の発言に神奈達は納得する。親が子供を大切に思うのは当然としても、捜す程の体力がなければ道中で力尽きてしまう。もし写真に写る個体がエロちゃんの親だとしたら、きっと今も心配して捜しに行きたいだろう。エロちゃんだって親に会いたいだろう。


「連れてってやろう。こいつを、親のもとへ」


「……本当に親なのかな」


 テンションの低くなっている笑里がエロちゃんを見つめながら呟く。


「ただ同じ種族だからエロちゃんが反応しているだけかも。親の証拠なんて、何もないでしょ」


 いまいち乗り気ではない笑里の気持ちを神奈は察する。

 悲しいのだ。本当なら親子の再会は喜ぶべきものだが、もし親子なら子供のエロちゃんは親と共に居るべきであり、笑里の傍には居られなくなる。今の様子を見てもエロちゃんは笑里よりサンダバーンの方が大事そうに思える。ペットとして飼い始めてまだ短期間とはいえ、別れてしまうのは非常に寂しい。


「行かせたくないのね。もし親だったら、一緒に居させてあげたくなるから」


「……うん。私、せっかく仲良くなれたのに……今日でお別れかもしれないなんて嫌だな」


「笑里には悪いが、こいつの様子から家族で間違いないと思うな。元々魔界に生息する生物で地球には存在しないんだ。サンダバーンが多数居るとは思えない。家族だから一緒に地球へ来ちまったと考えるのが自然だ」


「ねえ待って。私の耳がおかしくなったの? 魔界って言った今?」


 ここで何も知らない才華が驚いて疑問をぶつける。


「才華、よく聞け。精霊界だけじゃなくて魔界も存在するんだ」


「嘘でしょ……精霊だけでも大変な思いをしているのに」


 かなり前から藤原家は精霊達の溜まり場となっているらしく、才華はもちろん使用人が対応に追われている。妖怪も精霊も居着いている藤原家はもはや人外魔境と言ってもいい。実は天界もあると教えたら才華はどんな反応をするのか、神奈は気になるがさすがに衝撃が大きくなりすぎるので止めておいた。

 頭を抱えた才華はブンブンと首を振り、一息吐いて落ち着く。


「……今の問題は笑里さんね。笑里さん、お別れの覚悟が必要よ」


「そんなっ、まだお別れするって決まったわけじゃ」


「いいえお別れよ。このドラゴン、サンダバーンだったかしら。彼等が人間に迷惑を掛けず住める場所が地球には存在しないの。電力は人間社会に必要なもの。電気を食べる彼等は人間にとって害になってしまう。エロちゃんみたいな子供だって成長したら問題が起きるわ。元々居た場所へ返してあげるのが一番の解決法よ」


 笑里は「そんなあ」と悲しそうに瞳を潤ませて呟く。


「ねえ神奈ちゃん、魔界っていつでも行ける場所?」


「いや、普通の人間が行ったら穢れた空気で死ぬ。笑里でもたぶん死ぬ」


 魔界に行って神奈が無事だったのは加護のおかげだ。同行していた神音が無事だったのは禁術で瘴気を浄化出来るバリアを張っていたからだ。そういったことが出来ない笑里は死んでしまう。神音の協力があれば行けるだろうが、性格が丸くなったとはいえペットに会うためだけに協力してくれるとは思えない。


「それじゃ一生のお別れになっちゃうよ。もう会えないなんて、私、嫌だよ」


 今は問題なくてもエロちゃんだって成長すれば電気を食べる量が増える。発電所のような施設に居なければ生きられない程に増えてしまう。それに体も成長するので笑里が家で飼い続けるのは不可能だ。魔界に返すのが一番の選択だと神奈も理解出来る。


 しかし、笑里が辛い時、神奈はなるべく力になってあげたい。

 なんとか彼女がエロちゃんと一生会えなくなるのは阻止してあげたい。

 もちろん神奈には何も出来ないので誰かに頼る以外の選択がないのだが。


「よし、なんとか出来ないか泉さんと霧雨に相談してみよう」


「どうしてその二人なの?」


「才華も笑里も黄泉川も覚えておけ。困った時は泉さんか霧雨に相談。あの二人なら未来から来た青い猫型ロボットのようにだいたいの問題を解決してくれる。魔法と科学のスペシャリストだからな」


 神奈が困った時は基本的に神音、霧雨、そして財力の才華に相談するのだ。

 今相談すべきは昔に名を残した大賢者と現代の優秀な科学者。二人の知恵があれば状況をきっと変えられる。



 * 



 大規模停電の原因を神奈達が聞かされてから七日後。

 神奈、笑里、才華、霧雨の四人はとある場所に来ていた。


「しっかしこの場所が役立つ日が来るとはなあ。ただの観光スポットだったのに」


 空高く聳える巨大な黄色の塔。それはかつて現世に転生していた神野神音が宝生町に生やした、大規模な魔法発動の鍵となる建造物。他四つの色違いな塔含めて町に今でも残っており、珍しさから観光スポットになっている。そんな場所に五日前から様々な設備が運ばれて今や超巨大発電所になっていた。


「確かこの塔ってある日いきなり現れたのよね。神奈さんはなぜか知っている?」


「あー、まあ。色々あったんだけど、とりあえずもう無害なものだから安心してくれよ。それより霧雨、ありがとうな。お前の科学力がなきゃ発電所を造るなんて無理だったよ」


「神谷には恩がある。今後も頼ってくれて構わない。今回の作業は調査隊も手伝ってくれたし礼なら彼等に言ってやってくれ。俺がやったことなんて発電の機械を作っただけだからな。調査隊の人達は疲れた俺にマッサージしてくれたり、飲み物や食べ物を用意してくれた」


「調査隊雑用しかしてないな」


 風、火、太陽光など、様々なエネルギーで電気を生み出しており、余程の異常事態が起きなければサンダバーンの食事を提供し続けられる。素晴らしい設備だ。塔の発電所化は霧雨と神音が居なければ出来なかった。


 因みに神音の仕事は塔の案内や改造である。彼女は自由にサンダバーンの観察、研究をする権利と引き換えに手を貸してくれた。魔界の生物に興味があるらしく、たまに魔界へ出掛けるらしいがサンダバーンは珍しい生物で中々お目にかかれない。そこで都合良くこの世界へ来てくれた個体を調べようとしているのだ。怪しい実験はしないと言うので安心していい。


「エロちゃんは中に居るんだよね」


「ああ。親子揃って寛いでいるさ」


 実は笑里は既にエロちゃんをサンダバーンのもとへ返している。

 神奈が翻訳魔法で二体と話した結果、やはり親子ではぐれてしまったらしい。親子仲良く過ごした方がいいということで笑里は残念そうにエロちゃんと別れた。涙すら流していた。塔の発電所化の案がなければ今生の別れに号泣していただろう。


 神奈達は黄色の塔の中に入る。因みに神音に改造してもらったので扉は巨大だ。大人のサンダバーンを内部へ入れるには扉を大きくするしかなかった。改造と言えば聞こえは良いが実際は完全な力業。塔の壁を一部消滅させて新たな扉を付けただけである。


 塔の一階には黄色い体のサンダバーンが二体座っていた。二十メートル以上はある大人と、まだ三十センチメートル程の小さな子供。親子である二体は塔内を飛び回っている。


「おーい! エロちゃーん来たよお!」


 笑里の声を聞いた子供のサンダバーン、エロちゃんが彼女の方へ飛んで来た。

 バババババアッと嬉しそうな鳴き声を上げながら彼女の胸へと飛び込む。

 軽く時速二百キロメートルくらいは出ていたが彼女なら無事だ。


「えっへへへー、これから沢山遊びに来るからね。私が来るの待っててね」


「じゃあ笑里、私達は帰るから。お前はゆっくりその子と過ごせよ」


「うんっ。神奈ちゃん、才華ちゃん、和樹君、ここには居ないけど沙羅ちゃん。本当にありがとう!」


 笑里以外は塔の外へ出て、帰るために藤原家の高級車へと乗り込む。

 黒塗りの長い車が道路を走る途中、霧雨と才華が懐からクッキーを取り出して食べ始めた。二人共同じクッキーだ。包装の袋には【豊穣クッキー】と大きく書かれている。


「……そのクッキー、好きなの?」


「ええ、味は普通だけど最近よく食べるのよね。あら霧雨君も?」


「藤原と同じさ。味は普通だがまた食べたいと思わせる何かがある」


 クッキーを作っているのは豊穣教という今や町一番の宗教団体。

 急激な信者数増加が怪しすぎて神奈は豊穣教が作ったものを避けている。


「二人は豊穣教の信者なのか?」


「いいえ。興味はあるけど入信手続きや説明を受ける時間がなくてね」


「大丈夫だぞ藤原。入信手続きは十分もあれば終わる。教義もただ毎日御神木に祈れというだけだし」


「意外だな。お前まで入信したのか」


 科学に生きる霧雨は宗教なんて興味ないと神奈は思っていた。


「夜知留に誘われてな。宗教に興味はないが……恋人の、頼みだしな」


 本当に興味なかった。そんなことより神奈は今重大な事実を聞いた。

 夢咲はマヨ教というマヨラーの集まりのなんちゃって宗教を作っていたはずである。豊穣教に入りたそうには見えなかったし、寧ろ対立していたはずだが、霧雨の言葉通りなら彼女も入信している可能性が高い。


「マヨ教はどうしたんだよ」


「……マヨ教? すまん、何だそれは」


「いやなんでもない。忘れてくれ」


 大規模停電は解決したが豊穣教という怪しい団体は未だ活発に動いている。

 宝生町に留まらず周辺の町にすら信者を増やしていて正に絶好調。神奈の目からすれば怪しさ満点に見えるが今のところ何も悪行がない。ただ信者が増えて、日常に入り込み、徐々に世界へと根を伸ばす。それだけなのが逆に不気味に思ってしまう。


「私も今度入信することにするわ。みんなやってるし」


 あの藤原家の令嬢である才華でさえ一員になろうとしている。

 神奈は反抗するのか、受け入れるのか、近いうちに決断しなければならない。


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