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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
十一章 神谷神奈と強さの果て
393/608

214 咬座――かむくら――

2024/07/21 文章一部修正+加筆

2024/12/01 後書きを一部変更

2025/07/13 後書きを消去









 神神楽神人と神谷神奈の戦闘終了から数秒。

 轟音と共に半壊した魔王城を見て、神音は戦いが決着したのを悟って神奈を捜しに飛び立つ。激しい戦闘痕が残っている場所、火山だった場所にて気絶中の神奈を発見したので連れ帰った。神音は気絶中の魔族達の列に神奈を並べて石畳の上に放置する。そこからさらに半壊した魔王城へと向かい、瓦礫に埋まっている魂なき抜け殻の異質な肉体を見つけて武道会会場に持って帰った。


 倒れていた者の中で最初に目覚めたのは魔王リータであり、次は鬼族のモウゾウである。

 リータは状況確認するために周囲を見渡すと、目に入ったのは列に並べられた気絶中の魔族と神奈。木の根に座って読書をしている神音。そして半壊した自身の城だった。


「ええええええ!? なぜだあああ!?」


 どれも驚くものではある。あの緑の魔族、神人に敗北してからというもの状況が変わりすぎている。怪我人は多数、それを放置して優雅に読書する少女。特に驚くべきはやはり半壊した魔王城だろう。


 モウゾウもリータの視線を追うと半壊した城が目に映るので、あまりに衝撃すぎる光景に叫び出す。 この場にいる以上、何か事情を知るだろう神音に向けて、リータは腹部の贅肉を揺らしながら走る。


「そこの人間少しいいか! お前はあの少女の知り合いだろう!?」


 そう言ってリータが指す方にいるのは神奈だ。

 魔界で人間がいるのは珍しい。何百年の中でも数人しか迷い込まなかったと歴史にある。同じ場所に人間が二人以上いるなら無関係とは考えづらい。神奈の知り合いなら悪人ではないだろうとリータは思う。

 読んでいた魔界出版の本を閉じて神音はリータに目を向けた。


「そうだけど?」


「いったい何があった!? 途中までは覚えているが……城は緑の魔族が破壊したのか!?」


「そうとも言えるし、そうでないとも言えるね。君の言う魔族ならあそこに寝ている友人が倒した。トドメの攻撃によって少し地形が変わって、魔王城も少し壊れたというだけだよ」


「というだけだよ、ではない! 少しどころか半壊してるじゃないか俺の城! ……だが、倒した? 俺を一撃でノックアウトしたあの魔族を……人間の少女が? 俄には信じ難い」


 人間は基本的に非力というのが魔界での一般常識。しかし現状を見て、武道会での神奈の戦闘力を思い出し、信じるしかないのだろうと心を落ち着ける。


「ほら、あれが証拠の死体だよ。まだ死にたてほやほやだよ」


 神音が指す場所には、人目につかないような暗い場所に神人の死体が転がっている。胸には風穴が空いており、呼吸もしていない。どう見ても死んでいると分かる。


「死にたてだとかいう情報はいらん。だが死んだのか、俺が気絶している間に決着がついてしまったのか。……本来なら魔王である俺が倒さねばならなかったのだが、結果全てを人間に託してしまっていたのか」


 神奈の実力の一端を知るモウゾウは「やっぱあの嬢ちゃんすげえな」と呟き、うんうんと頷いている。


「それでも今回は随分と苦戦したらしい。今の彼女は私と同等かそれより少し下程度の強さを持っているっていうのに……少し信じられないな。まあそれは置いといて、彼女が目覚め次第賞品のディナーとしようか」


 簡単に言ってのける神音に対し、リータは申し訳なさそうな顔になった。

 その間、神音は何かを呟いて魔力をどこかに向けている。


「申し訳ないんだが、城があんな状態ではな……さすがに呑気にディナーとするわけにも」


 何かを呟き終わった神音が不思議そうな顔をする。


「城? いったい何の話だい」


「いやだからあんな半壊した状態じゃ……あれええ!?」


「どうしたん……あれええ!?」


 リータとモウゾウがもう一度魔王城を見ると、そこには破壊の形跡など何一つ存在しなかった。先程まで確かに半壊していた城は目に焼き付いていた。それが全く、現実でなかったかのように、幻想だったかのように修復されている。


「幻覚でも見ていたんじゃないのかな? これでディナーも問題ないだろう?」


「そ、そうだな……だがその前に国民達にも鬼族の件と先程の事件を知らせなくてはいかん。モウゾウ、お前も手伝ってくれ」


「ああ、勿論だ。色々邪魔も入ったけどこれから始まるんだ。……歩みは少しずつでいい。溝が消えるなら少しずつでもな」


 魔王として国民に安心してほしい。そんな気持ちと義務からリータはモウゾウと共に、気絶から目覚めた魔族や国民に今日の出来事を告げる。

 鬼族は謀られていただけにすぎないこと。

 現魔王は鬼族を認めて許していること。

 加えて被害がほぼないとはいえ、衝撃的だった謎の魔族の襲撃事件についてだ。


 魔界一武道会の会場にいた魔族達はすんなり受け入れていたが、城下町に住む国民は難色を示す。実際に目で見た者と見ていない者で認識が違うのは当前だ。今まで信じていた悪の存在が百八十度ひっくり返るのだから、信じきれない者も多い。それでもリータとモウゾウは諦めない。いつの日か全員が理解してくれるだろうと信じている。


 発表から五時間が経過した頃、神奈は魔王城の一室にて目覚めた。

 柔らかなベッドで目覚めた神奈は上半身を起こすと、ベッドの端に座って読書する神音に眠そうな声で話しかける。


「あぁ……今、何時だ?」


「残念ながら魔界には時計がないらしい。夜はなく、ずっと明るいからだろうね。正確な時間は分からないな。何か時間を知る魔法を知らないのかい?」


「あったような気もするけど、思い出せない」


 眠いので瞼を手で擦った神奈は、気絶する前のことを思い出してハッと息を呑む。


咬座(かむくら)……なあ、あいつは……死んだのか?」


「咬座? 神神楽神人のことなら死んだよ。貫く力が強い攻撃でもしたのかい? 綺麗な円の風穴が空いていたよ」


「そっか……死んだ、のか」


 真実を知った神奈は暗い顔になる。

 前世の知り合いで因縁ある相手。

 神谷神奈に混ざった上谷翔の記憶ではあるが、混ざった以上自分のことのように感じるのだ。今の神奈は翔でも混ざる前の少女でもない。それでも記憶がある以上、神人が死んだと聞いたら胸が痛い。


「なるほど、大体の見当はついたよ。神神楽神人は君の前世での知り合いだったんだね、おそらく咬座というのが前世での名前だったと。それで、友人だったのかい?」


「お前察しよすぎだろ」


 何も知らないはずなのに言い当てられた神奈は苦笑する。

 しかし、推測について引っ掛かることがあった。


 神神楽神人は神谷神奈と……咬座真人と上谷翔は友人だったのか否か。

 深く考えてみれば友人ではないだろう。翔は真人を見捨てたし恨まれている。現に前世では恨みを晴らすかのように襲われたこともある。ただ、友人ではないが、翔の意思は真人を悪く思っていない。


 初めて目的をバカにしないで応援してくれた。

 自分の為に大勢の人間に立ち向かってくれた。

 翔にとっては真人がヒーローだったのだ。

 たとえ翔自身が裏切ったとしても、真人が恨んでいたとしても、仲良くなりたい想いはいつまでも消えない。


 翔が選択を間違わなければ、あとほんの少し勇気を持っていれば友人になれていたのかもしれない。神人の行動が急におかしくならなければ、神奈と友人になれていたかもしれない。そんなもしもが、神奈の頭の中では浮かんでは消えていた。


「友達じゃないよ……昔からあの男とは友達になりたかった。それだけだったんだ」


 現実は一つだ。もしもこうだったらなんて考えは所詮妄想。

 神奈は結局、神人と分かり合うことが出来なかった。


「そうか……おっと、そろそろかな? 神谷神奈、すぐにここから出るよ。魔界一番のディナーが待っている」


「そういやそのために魔界一武道会に……あれ? 結局お前が一番楽しみにしてるんじゃない?」


 ベッドがあるだけの休憩室から出て、ディナーが用意されている部屋に神奈達は歩いて行く。

 廊下にはレッドカーペットが敷かれていて、天井には等間隔で設置されたシャンデリア。正にファンタジーの城といった光景が広がっている。傷心していなければ神奈のテンションは上がっただろう。

 長くて広い廊下を歩く途中、神音は思い出したかのように口を開く。


「そういえば、一人だけ行方が分からない男がいた」


「行方不明者か?」


「分からない。ただ……あのユージーとかいう男、只者じゃあなかった。私でさえ、いついなくなったのか分からなかったしね。何か、得体の知れない能力を持っている」


「……へぇ、あの白仮面がね」


 話しながら神奈達は目的の部屋に辿り着く。

 リータとその妻子、ついでに招待されたモウゾウと食事を取り始めた。

 残念ながら魔界一のディナーは藤原家の食事より劣っていた。




 * * *



 

 白一色の空間。転生の間。

 多くの魂達が真上を飛んでいくなか顎鬚の長い老人、魂の管理者は目の前に転がる魂を見る。

 強い未練を抱えているせいで輪廻の輪まで自動で送られない。未練を達成出来る世界に送ることで解決しているが、目の前の魂は錯乱しているのか未練が分からないと返事をしていた。


「ふーむ、困ったのお。はよ終わらせてダメオシリーズ最新作のダメオメーカーをプレイしたいんじゃが……」


 ゲーム機を持ちながら告げる理由は酷いが困っているのは事実。

 管理者は未練が分からない魂を前に唸ることしか出来ない。

 そんな管理者と一つの魂のところに、一人の男が歩いて近付く。

 白い仮面に白い長髪、白いコートという白ずくめの男だ。


「うん? お主は……由治(ゆうじ)か! 何をしに来た、はよ帰らんか! 塩をまいてやる!」


「その通り、我は神代(かみしろ)由治。汝に自由を与えよう」


 神代由治と名乗る男が仮面を外す。無機質な瞳さえ改善されれば、その顔立ちは誰もが振り返るほどに完成された人形のようなものだ。中性的な顔なので女性にも見えてしまう。

 孤独な魂に由治が手を翳すと、魂が変化していき神神楽神人の肉体が作られていく。


「ちょっ! お主は相変わらず好き放題じゃな!? 勝手に魂に肉体を与えるでない! 自由すぎるぞ!?」


 顎鬚から【塩】とシンプルに書かれた容器の中身を取り出し、由治にぶちまけていた管理者だが、神神楽神人の肉体が復活したことに動きが止まる。復活したのは死ぬ直前の姿、神人最強の肉体だ。


「どう思おうも汝の自由。しかし我が行動の自由は奪えない。そして神神楽神人、いや咬座真人よ。汝の力を見せてみよ」


 神人は目前の男から得体の知れない何かを感じる。


「テメエ……俺に、何をした?」


「汝の思考を乱した。目的を生命の救済、完全なる死へと切り替えさせた。それだけだ」


 神奈と戦っている最中、神人はどこかおかしかったと今なら分かる。

 もし第三者の影響を受けなければ、自分が死ぬこともなかったと強く思う。


「……テメエのせいだ。生命が協力し合う、素晴らしき新世界を作り上げようとしていたのに! 失敗したのは邪魔をしたテメエのぜいだぞ!」


 神人の怒りと殺意が籠もる視線を正面から受けても、由治は「そうだな」と軽く答える。


「決めたぜ、テメエは再起不能になるまでぶん殴る!」


 怒りと共に放たれた超高速連打を由治は無防備に受け続ける。

 不思議なことにいくら殴られても彼は吹き飛ばず、その場に留まって止まらない拳を受けている。殴打は神奈も骨折する程の威力だが痛がる素振りも見せない。微動だにしないので、全く効いていないと管理者は理解した。


「はははは! 自分のしたことを地獄で後悔するんだなあ!」

「……はぁ」

「はははは……あ?」


 あれだけ殴ったので、もはや悲鳴しか上げられないと神人は思っていたが、由治は平然としており落胆のため息を吐く。

 明らかにおかしい現状に笑いは止まる。今の自分には惑星すら片手間で破壊できる程の力があると、神人は自分自身の力を理解している。つい先程の殴打も神奈戦より威力が増したというのに由治は無傷だ。


「成長の加護、神の系譜による成長力、全てを成長に注ぎ込んでもその程度。……本当にガッカリさせられたな。成長で概念にすら適応するというのに、我の加護を超えることが出来ないか」


「効いて……ない?」


「もういい。汝での実験は終了とする。成長の加護では我を殺せないことが証明されたのでな」


 由治は神人の額に手を近付ける。


「何を……言って――」


 デコピンをする形に由治は指を曲げていく。

 その時、神人は明確な死を感じた。

 意識は深く沈み、過去の記憶が脳内に流れ始める。


 由治がデコピンをしただけで神人の頭部が消し飛んだ。

 首から下は無事だが、千切れた血管から血が大量に放射される。

 真っ赤な鮮血が由治にかかろうとするが、それは鬱陶しそうな目を向けただけで元から存在しなかったように消失する。消失したのは血だけではなく、与えた肉体も欠片すら残らない。


 一連の流れを見ていた管理者はやれやれと首を横に振った。

 仕事なので管理者は下に転がった魂を掴み、輪廻の輪に向かって投げ飛ばす。


「結局、お主は何がしたかったんじゃ? いや、お主の望みならば既に聞き飽きたが。……以前答えたはずなのじゃがな。お主の加護に勝る加護など一つしか思い当たらないと」


「いくら聞き飽きたとしても、聞きたかったとしても答えるのは我の自由……だが分かっているのならば答える必要もないだろう。しかしそれでも一つだけ言っておく。次はあの世界だ」


「……消す気か、あの世界を。もう止めてくれんか……お主が世界に存在する生命を消滅させてしまうせいで、行き場を失った魂でこの空間が溢れかえるんじゃ。その時の仕事量といったらもう、ブラック企業など生温いレベルなのじゃぞ。ゲームする暇もないんじゃぞ」


 未練を持った魂が次から次へと来るので、世界そのものが消えてしまった場合は何か月も働きっぱなしになってしまう。いくら管理者といっても働き詰めの毎日は精神に堪える。


「安心していい。三年だ、いつものように三年間あれば、一つの世界を見て回れるだろう。つまり生命消滅まで三年の期間がある。それまでに体を休めておくといい。それと……アレはまだ見つからないのか?」


「は、アレとはなんじゃ?」


 聞き覚えがないので管理者は問い返すと由治が呆れながら答える。


「また忘れたのか。我が嫁のことだ。管理者達の共有倉庫から探しておいてくれとあれほど言っただろう」


「嫁じゃと……? あの倉庫に人など入っておらんが」


「今は人じゃないと前も言っただろう。我が力で道具になっていると言ったんだがな」


「なんじゃと……? あ……。え、まさか……そんなことが……」


 思い当たったのが不味いことで、管理者はそれを否定したくなる。

 いきなり挙動不審になったので何かやらかしたなと由治が睨む。


「あー、そのな、落ち着いて聞いてくれ。お主の言う嫁とやらがアレだというのなら……十年以上前に転生した者になあ、その、与えちゃってなあ? しかもよく覚えておらんのじゃよなあ……怒ってる?」


 汗を掻いて恐れるように話す管理者の言葉を聞いた由治は、短く「なるほど」と答えると、管理者の手にあったゲーム機が爆発して跡形もなくなる。

 いきなりの爆発に悲鳴を上げる管理者だけがその空間には残っていた。



 * * * 



 走馬灯のようなものか。神人は現在の状況をそう捉えている。

 気が付けば神人は日本のとある通学路にいた。

 その場所は未だによく覚えている小学校への通学路。

 澄んだ青空の下で神人は立っていた。

 懐かしい景色と、嫌な思い出が甦り目を細める。


「だからあ、あの山だよ! 調べたら昔に僧侶が妙な力を習得したって記事があったんだ! そこで修行すれば神通力的な何かが習得できるだろ!」


「いやあのさあ、俺が求めてるのは魔法であって神通力じゃないんだけど……。あ、ちょっと前見て!」


「あっぶふぁ!」


 小さな子供が二人、まだ小学生らしい少年達が道路を走りながら登校していた。その内の一人が前を見ずに走っていたため、神人の足にぶつかって鼻を押さえる。


「ほらぁ、前を見ないとダメだって。あの、すいません!」

「ああいってえ、すいませんでしたあ」


「チッ、気をつけろガキが…………な、に?」


 神人の細めていた目が一気に見開かれた。


「……やべっ、このままじゃ遅刻するって!」


「それ全部お前のせいだよね! なんで自分は魔法に興味ないくせに徹夜して調べるんだよ! 小学生の徹夜はよくない、というか徹夜自体よくないって知ってるよね!」


「ああもう悪かったよ! でも俺だってお前の夢に協力してるんだから、もう少し労われよ!」


 少年達が神人の真横を抜けて走っていく。

 神人は驚いた顔のまま、ゆっくりと少年達が去った方向に振り向いた。

 見開かれている神人の目は優しいものになり、涙が一筋零れる。

 止められない涙をいくら腕で拭っても意味がない。


 ――場面は変わる。

 今度は通学路ではなく誰かの家の前。

 全く知らない家であることを神人は不思議に思う。

 いけないことだとは思いつつ、神人はその家の窓から中を覗いてしまう。中には誰もいなかったが、少しして家のリビングに喧嘩腰の二人の男女がやって来た。


「だから言ってるだろ、それは魔法なんだよ!」


「何が魔法だ、人を出っ歯にする魔法があってたまるか!」


「……それがあるから困るんだよ」


 まだ人間である神人と神奈の二人がリビングの椅子に座る。


「それしかないわけじゃないだろ? 他には何が使える?」


「……酸素出したり、花を一輪咲かせたり、木の棒作ったり」


「あ? 今誰かに見られてなかったか?」


「そうか、話題を急転換するくらい酷いと思うのか……。腕輪にも見習ってほしいよ、その感性」


 男女はその後も魔法だけでなく、料理や友人の話を仲良さげにしていく。

 第三者から見れば二人は友達のように見えるだろう。


「こんな可能性があったんだろうな……かみや」


 もう既に誰もいない外で誰かの声が広がった。


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