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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
二章 神谷神奈と侵略者
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25 松茸――キノコは食べたくない――


 夜が明けて太陽が昇る。時刻は午前八時。

 もう全員朝食を済ませ、今日の目的地であるキノコ狩りをするための山に集まっていた。

 たくさんの木が生えていて、秋ならば紅葉が綺麗な場所なのかもしれないが、まだ夏なので木々は緑のままである。


「じゃあみんな、今日は山でキノコ採取よ。狙うは松茸ね」


(キノコか、鬱だ……)


 キノコはカビなどと一緒で菌類に含まれる。分泌される酵素で有機物を分解し、吸収することで成長。さらに成長すると胞子を作り出して近くに繁殖を繰り返す。

 森林や草原などに多く生息していて、動物の排出物や死骸に生えたり、植物と共生することもある。高級食材であるトリュフのように地下に生息するものも存在する。詳しい原因は不明だが雷が落ちた場所にも多く繁殖する。まだまだキノコには謎が多い。


「楽しみだなあ。マツタケ、マツタケ、マツタケ……」


 神奈のテンションが著しく低下しているのに対し、笑里は爆上げ状態。もっともキノコの中でも松茸にしか興味がないようで、目をギラギラとさせながら呪文のように呟き続けている。

 見た物を恐怖させる笑里と、頓狂な顔をしているレイ。二人はなぜか虫網を持っていた。もちろんキノコ狩りには必要ない。


「でも松茸って秋にならよく聞くけど、この季節にも生えているものなの?」


「え、松茸ないの!?」


「安心して笑里さん、夢咲さん。松茸は確かに秋の食べ物と言っていいくらい秋のイメージが強いけれど、実は夏にも生えているの」


「そうなの?」


「ええ、だからちゃんと松茸も採れるわ」


 才華が松茸についての知識を語っている途中、レイが神奈に近寄って話しかける。


「ねえ、神奈」


「どうしたレイ」


「キノコってなんだい?」


「……お前知識が偏りすぎじゃない?」


 そうして松茸が主な目的となった神奈達は、才華の父親に付き添ってもらい、キノコを探しながら山を進み続ける。全員がなるべく離れないように行動しているが、数メートルは離れて二人一組になり、足元を注意深く見ながら歩く。


「神奈ちゃん、松茸全然見つからないね」

「そうだな」


 今回神奈は真面目に探す気がない。松茸だけではなくキノコ全般嫌いだからだ。一個も見つからなくたって神奈は一向に構わない。

 しかしそこで、笑里の鼻の穴が広がって匂いを嗅ぎ始める。


「クンクン……松茸の匂いがする」


 突然何かに誘われるように笑里がフラフラと歩いていき、辿り着いた先に、なんと驚くことに松茸が生えていた。


「うわあ松茸だあ!」


「いや犬かよお前は!」


「うへへへ、マツタケマツタケ」


 笑里が松茸を採るのに夢中になっている間、神奈は松茸が生えていた近くの木を見て気付いたことがあった。全て木の種類が樹皮が赤い同じものだったのだ。ちょっとしたことに気付いた神奈は才華に報告しに行く。


「なあ才華、なんか松茸が生えている近くの木って同じに見えるんだけど。これって何か新しい発見だったりする?」


「新発見ってわけじゃないわね。松茸はアカマツの根の近くに生えやすいのよ。だから探すときはアカマツを探した方が早いこともあるわ」


「へえー、アカマツっていうんだ。それならそこら辺にけっこうあるな」


 才華の助言に従い、二人一組で行動してアカマツを目印に捜し始めた。今まで採取が捗らなかったペアも順調にキノコを採取していき、肩にかけている虫かごに入れていく。

 虫かごなど持たせるから笑里とレイは虫網も持って来てしまったのかもしれない。


「夢咲さん、今かごに入れたの見せて」


 才華&夢咲ペアも順調にキノコを採取している。

 ふと夢咲が採ったキノコのことが気になり、才華は声をかける。

 特に隠すこともないので、夢咲はついさっき採ったキノコを取り出して差し出す。それをじっくり見つめて才華は重く絞り出すように告げる。


「これ、戻した方がいいわ。どうしてこれを採ったの?」


「どうしてって……ツルタケは食べられるから」


 ツルタケ。色は灰褐色で、中心から外側に向かって薄くなっている。そして中央部から放射状の線が外側に伸びている。


「確かに食べられるわ、本当にこれがツルタケならの話だけどね」


「どういうこと?」


「ツルタケには似ている毒キノコが何種類もあるの。専門知識がない私達だけで判断するのは危険行為だわ。それにしても夢咲さんってキノコの知識があるのね、食用キノコが分かるなんて」


 危険なので、夢咲は言われた通りツルタケを地面に置く。


「私の家、貧乏だから。食料も足りないことが結構あるの。だからこそ勉強して、孤児院にいたときから近所で採れる山菜とかキノコとかを食べていたんだ。酷いときは雑草を食べてたっけ、懐かしいなあ」


「それを懐かしめる精神がすごいわね……」


 そして暫く経ち、キノコ採取は終了となる。

 全員が一か所に集合したとき神奈が見渡すと、全員の持っているキノコ入れ用のかごいっぱいのキノコが入っていた。もちろん神奈と笑里のかごにも松茸がかなり入っている。笑里が松茸にしか興味ないためにそれしか入っていない。

 各々のキノコを見せ合うなか、才華はレイの持つかごが気になった。


「ちょっとレイ君、その中に入っているのよく見せて」


「え? ああいいけれど……」


 困惑しつつレイがかごを渡すと、それを見た才華の目が驚愕により見開かれる。


「ちょっとちょっと、これ全部毒キノコじゃない!」


「毒キノコだって!? キノコには毒があるのかい!?」


「そりゃあるわよ! なんで気付かないのよ、こんなに危なそうな色してるじゃない。ペアの人も気付かなかったの? レイ君とは誰が……ってパパよね、どうして気付かなかったの?」


「うむ、そうだなすまない」


 どうして才華の父親が判断出来ないのかは神奈には分からない。しかしレイに関してはキノコの存在すら知らなかったのだからしょうがないなと思う。それにしても見た目で毒だと気付きそうなものばかりである。


「もーう、お昼近いからまた取りに行く時間はないのに……」


 レイのかごから出されたキノコを神奈が見てみると、キノコに興味がない神奈でも知っているものまであった。赤いキノコはベニテングダケ。白いキノコはドクツルタケ、それに関しては一本食べただけで死ぬとまで言われている。

 こんな危険そうなものをよく採ったなと神奈は唖然とした。


「しょうがないから別荘に戻りましょう。時間もないことだし」


「そうだな、お昼も近いしお腹空いたもんな」


 昼食の時間も近いということで、神奈達は山を降りて別荘に戻ることにした。キノコはもちろんバーベキューで焼いてから食べる予定だ。

 別荘に戻ろうと下山している途中。レイがこそこそと神奈に近寄り、秘密の話をするように囁く。


「神奈、実はすぐそこに巨大蟻(ジャイアントアント)がいたんだけど……」


「じゃ、巨大蟻(ジャイアントアント)……?」


 さすがに冗談だろうと神奈は思う。そうポンポンとあんな危険生物が出てきてはたまらない。なにせ人類が滅びかけるほどの虫だ、現実がいくら酷かろうと旅行先にまで出現するなどありえてほしくない。


 しかし不安にはなる。本当に巨大蟻がいるとすれば、楽しい旅行が台無しになること間違いなし。それでいて戦闘力の低い夢咲、才華とその両親が犠牲になるかもしれない。

 神奈とレイは頷き合うと、同時に振り向いて才華達に告げた。


「トイレに行きたい」


 困った時のトイレ戦法だ。才華達は立ち止まって振り向く。


「えぇ、困ったわね。まあ幸いこの山は藤原の所有地だし、二人がいいなら山の中で……その、していいと思うわ。我慢はよくないし、ここらにはトイレもないんだからしょうがないわよね……」


 二人は山の中だということをよく考えたて、なぜトイレを言い訳に使ったのかと後悔する。しかしここまできたのなら引き返せはしない。いけるところまで嘘を貫き通す。


「丁度いいな、一度大自然の中でしてみたいと思ってたんだ! さあレイ行こう!」


「うん! この山が個室のようだと思えば何も問題はないね!」


 さすがに大自然の解放感ある場所でその発言は無理がある。そもそも神奈達以外がいる時点で個室ではない。


「えぇ、二人一緒に行くの……?」


 神奈達は少々変態染みたことを言って、二人で近くの茂みを抜けて才華達から距離をとる。

 もしも巨大蟻が本当にいたのなら大惨事になる。巨大蟻からすれば理不尽かもしれないが、害になる存在は殺される運命に付き纏われる。


「レイ、巨大蟻はどこだ」


「そこさ、行列を作って歩いてるんだ」


 レイが指さした先を神奈は警戒しながら見つめる。

 茂みの中から覗いた先には米粒よりも小さな蟻達が、食糧となる虫の死骸や食べ物の欠片などを頑張って運び歩いていた。


「見てくれ、恐ろしい数だ」


「……いやこれただの蟻だよ、巨大蟻じゃないよ」


「これは違うのかい!?」


「違うよ! これのどこが巨大なんだよ!」


 常識の欠如が最近になって目立つレイ。蟻を見たのは巨大蟻が初めてだと言われても神奈は納得しそうになる。

 無駄な心配だったとため息を吐いて神奈とレイは立ち上がる。


「ごめんよ神奈。……それにしても、この蟻達は何をしているんだろう。追いかけっこかな」


「冬に向けて食料の調達だろ。働き蟻ってのがいて、そいつらは女王蟻のために食糧求めて外に出るんだよ」


 真剣に考えてみて、神奈は蟻は尊敬できる生き物だと思う。特に働き蟻は働きっぱなしで、いくら女王蟻のためとはいえ休みたいとか思わないのか。神奈なら一週間経たずにストレスや過労で倒れるかもしれない。


「……へえ。女王蟻のため、ね」


 レイはいきなり屈み、蟻を見て自虐的な笑みを浮かべる。


「ねえ神奈。その働き蟻ってさ、正しいのかな? 女王蟻のためとはいえ働き続けるなんて……間違っているんじゃないのかな」


 いきなりの不思議な問いに神奈は戸惑う。

 素朴な疑問だろうそれに、どう返せばいいのか悩んで返答が遅れた。


「……まあ、正しいか間違ってるかで判断するなら間違いなんじゃないの? ただし人間として見るならな」


「人間として見るなら?」


「人間視点からなら働き蟻だけが働きすぎだってなると思うし、女王蟻に対してそこまでする必要あるのかなって疑問に思う。でもそれは私達が人間だからで、蟻からしたら当然のことなんだろ。蟻からしたら働き蟻が女王蟻のために働くのは当たり前で、義務みたいなものだ。人間と蟻じゃあ考え方が違うんだよ」


「……そうだね、やっぱりそうだよね。使命のようなものなんだ。きっとこうなることが運命なんだよね」


 立ち上がるレイの表情は神奈からは見えない。

 感情が抜け落ちたような、何かを諦めてしまったかのような表情は誰からも見られることはない。しかし違和感を抱いた神奈は咄嗟に話の続きを口に出す。


「ついさっき言ったけど、人間と蟻じゃ違うんだ。たとえ使命のような義務があったって、それに反抗できるのが人間だよ。レイ……何か悩んでいるなら――」


「いや大丈夫さ。僕は何も悩んでなんかない……悩んではいけない。さあ、巨大蟻じゃないんならもう戻ろう! あまり遅いとみんなに心配掛けちゃうからね」


 そう告げるとレイは先に歩き出す。その背中は神奈からなぜか小さく、遥か遠くを歩いているように見えた。

 悩んでいないなど嘘だと神奈には分かる。しかし分かっていたとしても、そういうことは本人から話してくれるのを待つべきなんだろうと、問題を放置することにした。


 神奈はレイに続いて才華達のところに戻り、下山を再開する。

 道中で何かが起きることもなく別荘に到着した。


 全員でバーベキューの準備を始める。その準備は予想以上に早く終わり、全員で採ったキノコを金網に乗せていく。

 正直神奈はあまり食べたくないのだが、この良い感じの雰囲気を壊すことはできない。周りに合わせるということも大事なことだ。


「はっやく、はっやく、やっけないかなあ」


「そう急かすなよ笑里、キノコ相手に急かしたってしょうがないだろ」


「だって早く食べたいんだもん! お腹空いたよ!」


 お腹が空いたのは誰だって一緒だ。

 真っ赤な炎で金網とキノコが熱されて、こんがりと焼き色がついたので各々が皿に取り始める。そして熱いうちに口へと運んでいく。


「……口に合わないかな。ごめん、僕は魚を捕って食べるよ」


「ええ!? じゃあレイ君の分の松茸も貰うね!」


「まあ口に合わないならしょうがないわね。不味いと思うものを無理に食べろなんて言えないし」


「うーん、結構おいしいのに」


 レイがあっさりと口にした言葉により、この場から消えるという行動が神奈には全く悪く思えなくなった。


「ごめん、私も今日は魚の気分だからレイと一緒に行くわ!」


 そう言った瞬間に神奈の皿から、笑里によって松茸が奪われる。


(はやっ! 私の目でさえ追うのがやっとだったぞ!?)


「そう、まあ別に強制じゃないしね。食べたいものを食べるというのも大事だわ」


「結構おいしいのに……ってあれ? 私の松茸がない……?」


 才華の寛容な心に神奈は涙すら流れそうだ。

 許可は貰ったので神奈はレイの元へと行くことにした。


「ハフハフッ、美味しいー!」


「あれ、秋野さん私の皿から松茸を……」


(夢咲さんには申し訳ないけど、笑里という名の爆食モンスターを止めることは不可能。南無三……)


 抜け出した神奈の昼食は、レイが捕った黄色の魚だった。

 正直これも食べたいとは思わなかったが、まだ昨日の紫の魚よりはマシそうなので勇気を出して神奈は食べた。体が黄色なのに身は緑とおかしすぎる魚だった。心なしか腹が痛くなった気がしたが、気のせいだと信じている。


 昼食を食べ終わった後、神奈達はまた海で遊ぶ。

 ビーチバレーをしたのだが、ルールも知らないレイがいきなりオーバーヘッドキックを決めたり、それを殴って止めた笑里がボールを破裂させたりと散々な結果だ。


 海で泳ぐ時も笑里の水着がスクール水着なのに流されたり、それに気付かないでそのままレイの所に行ったりなど、不思議なハプニングの連続であった。


 そして夕方になり帰りの時間が近付く。

 全員がヘトヘトな状態で別荘に帰っていき、水着から着替えて帰り支度をする。一番早く支度を終わらせた神奈は、一人砂浜を散歩しようと出て行った。


「神奈さん、今日は楽しそうでしたね」


 この旅行の間、一度も聞いていない声が神奈に届く。


「お前は静かだったな」


「まあ邪魔をしては悪いかと思いましてね」


「変なところで気を遣うやつだな、別によかったんだぞ。お前が喋ることを知らないのは才華の両親くらいだし」


 神奈が前世で友達がいない事実を知っている腕輪は、道具ではない人間の友達と接してほしいと思っていた。神奈にとっては腕輪も友達なのだから、遠慮することなく会話に加わってほしかったというのが本音である。


「そうですか……では今からたくさん喋りましょう!」


「いやもう遅いわ、帰りも近いし」


「なら早く戻った方がいいのでは?」


 戻った方がいいのは正論だが、神奈は夕日に照らされる海を眺めていた。

 穏やかな海を眺めていると考え事に集中することができる。


「ちょっと一人になりたかったんだよ」


「それはまたどうして?」


「……宇宙人について考えててな」


 この星を侵略しに来た宇宙人。今日まで結局何もしてこなかった三人目のこともあり、嫌な予感が神奈の頭の中を駆け巡っていた。

 今日までで笑里や才華、レイに夢咲、他にも親しい人がこの世界に転生してできてしまっている。そんな大事な友人達が、もし宇宙人のせいで何か被害が遭ったらと思うと、神奈は到底相手を許せる気がしない。殺すことに躊躇いもなくなるかもしれない。


「ダメだな、うんダメだ。ネガティブ思考はよくない」


「あ、神奈さん。あっちから走って来るの笑里さんじゃないですか?」


 別荘の方向を神奈が見ると、水玉模様のワンピースを着ている笑里が走ってきていた。

 帰り際まで元気が全く衰えない。まさに神奈達の中で一番子供らしい少女。笑顔が似合う少女が元気に左手を振り、右手を後ろに隠すようにして駆けてくる。


「神奈ちゃーん! もう帰らなきゃ!」


「今行くよ、ちょっと待っててくれ!」


 待てと言われて待てる速度ではない。笑里はそもそも止まろうとせず、神奈に衝突するような勢いで走って来ると、近くに来てようやく減速し始める。


「ううん、もう待てないからさ」


 至近距離にまで走った笑里の右手が神奈へと伸びる。

 何かが勢いよく神奈の腹部に突き刺さり、軽く後退させられる。


「帰るために邪魔な神奈ちゃんは死んでくれないと」


 この世界に転生してから一番の痛みが、焼けるような痛みが神奈を襲う。腹部に炎を当てられているかのように熱く、溶けてしまいそうだとさえ思えた。

 見開いた目で神奈はゆっくりと視線を下ろしていく。


 ――包丁が深く腹部へと刺さっていた。


 白いパーカーが真っ赤に染まっていくのを見ても現実を受け入れられない。夢か何かだと思いたいのに、痛みだけが現実だと訴える。

 信じられない光景が眼球に焼き付いて離れなくなる。

 凶行に及んだ目の前の少女を、神奈は揺れる瞳で見つめた。


「……え、みり?」


「私が星に帰れないじゃん」


 普段と同じような笑みを浮かべ、笑里は告げた。


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