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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
十章 神谷神奈と魔導祭
352/608

174 泉沙羅――隠していること――

2024/03/29 加筆修正








 魔導祭が行われているドーム。

 緑の芝生が一面に広がる戦闘場所は、先程まで行われていたストーン収集で作られた偽りの街が消えている。破壊された地面なども教師陣に修復されて万全の準備が整っている。

 観客席にはメイジ学院の生徒達が集まって賑わっているが、相変わらず観客席が広すぎるゆえに隙間が目立つ。


 これから行われるのは魔闘儀の準決勝戦。

 第一試合 1C東條猪去&二階堂清司VS1A斎藤凪斗&泉沙羅

 第二試合 1D神谷神奈&影野統真VS1A五木兄&五木弟

 二試合の勝利ペア同士が決勝で戦うことになる。


 会場の中心には試合開始時間一分前ということで選手が並んでいる。


 分厚い本を腰に下げ、狐色の髪をした穏やかそうな少年。斎藤(さいとう)凪斗(なぎと)

 黒髪を首周辺まで伸ばしたセミロングの少女。泉沙羅もとい神野(かみの)神音(かのん)

 二人はメイジ学院の最上位であるAクラスであり、実力が高いことは魔導祭の種目や試合を見ていれば分かる。


 対する枯れ木の枝ような髪と死んだ魚のような目をしている少女、東條(とうじょう)猪去(いさり)。そのパートナーである地味めな少年、二階堂(にかいどう)清司(きよし)

 この二人は魔導祭で唯一Cクラスからの参戦であり、これまで試合を一方的に終わらせてきた異色のペアだ。


 次の試合が出番の神奈と影野は控室に用意されているモニターで見ている。

 試合の開始合図であるバーンという轟音が鳴り響き、ついに試合が始まった。

 両ペア動かないが東條は口を動かす。


「……泉沙羅。母親は小さなフラワーショップの店長をしていて、父親は既に他界。現在家計は母親の稼ぎだけでどうにかしている」


 唐突に東條が神音の個人情報を口にするので、斎藤は驚きを隠せない。

 二年以上の付き合いになる斎藤ですら知らない情報もあった。


「驚いた、よ。どうやって調べた、の?」


 神音は真顔で泉沙羅の口調を真似て問う。


「ヒミツ。この世は情報よ。既に二人の個人情報は筒抜け。そして今、泉沙羅の母親には私の雇った殺し屋が忍び寄っている。危害を加えられたくなければ負けを認めるといいわ」


「まさか、こんな風に汚い手で勝ってきたのか!?」


 我慢できない斎藤が叫ぶと、東條はそれに頷く。


「汚い手でも大いに結構。勝つことこそが重要なの。魔闘儀で優勝さえ出来れば私の評価は上がる、誰にも見下されないでしょ。あの神谷神奈にも復讐したいしここは勝たせてもらわないとね。さあ、サレンダーしてよ。もししなくても一方的な試合になるだけだけど」


 試合に勝つのは簡単だが、戦えば神音の母親の命が危ない。どうすればいいのか斎藤は考えても答えが出ず、神音の方を助けを求めるように見つめる。

 判断するよう求められた神音だが、その瞳はなぜか閉じられている。


「……ふぅん」


 勝利に執着しすぎている東條相手に神音は右手を翳して呟く。


「今から魔力弾を撃つ、よ? サレンダーしなくていいのか、な?」


「は? いやこっちの台詞なんだけど、状況……分かってる?」


「分かっているよ? 勝つのは私達だし。殺し屋などという輩も既に始末したからさ」


 東條は神音が何を言っているのか理解できなかった。

 試合場所であるこの場所から一歩も動くことなく、何かをする素振りも見せず、殺し屋を始末したと宣言する。それはただのハッタリに決まっている。何も出来ないから嘘で騙そうとしているとしか思えない。


「泉さん……?」


「魔力とは大気中にも存在しているんだよ。あるならそれを操ることも出来るから、遠距離で魔力弾を撃つことも不可能じゃないんだ。勉強不足だったね」


 神音の言葉通り、泉沙羅の母親を狙っていた殺し屋は現在醜い肉塊となって道端に放置されている。あまりのグロテスクな現場に誰もが近寄らず、通報して警察が来るのを待つばかりだ。


 自分の体から魔力弾を放出するのは基本であり、魔法使いにとって常識といえるだろう。しかし大気中の魔力を操って魔力弾をどこからでも撃てるなど常識破りだ。本来、魔力を操れるのは自分の体に存在を強く認識出来ているからで、大気中にあることを知っていても操る発想にならない。


 自分からは出さないで大気中の魔力だけを操るのは超高難易度な技術。

 便利な分だけ操ろうとする時の魔力消費も大きい……といっても神音の魔力量が異常なのでほとんど消耗していないようなものだが。


「い、いやいや出来るわけないでしょう……? そんなことが……出来るわけ……だっていくらAクラスでもそんな芸当が……」


「出来るよ。私にとっては容易いことだね」


 ――常識では測れないのが大賢者だ。


 神音はまず真実を確認するために禁断の魔導書に載っていた魔法の一つ、〈千里眼(テレグノシス)〉を発動した。

 千里眼とは自分の部位の中でも眼だけを増やせる魔法である。なぜこれが禁断なのかというと生物の肉体の常識を超えているからだ。増やせる眼は最大千個、しかも本人から離れた場所に出現させることも可能。


 神音は〈千里眼〉で自宅や母親の周囲を確認する。そうやって見てみれば東條の言う通り、フラワーショップ周辺にスナイパーなどの殺し屋がいた。その後は説明通り、大気中の魔力を操って魔力弾を生成、殺し屋数名を魔力弾の爆発により肉塊に変えただけだ。


「い、嫌……ここで負けたらCクラスが……私が、最下位に」


「所詮実力で勝つことを諦めた怠け者。せいぜいこれで反省して、ゴミはゴミなりのルールの中で生き抜くといい」


 紫色に光る魔力弾が神音の手から発射され、東條と傍観していた二階堂を容易く吹き飛ばす。当然のように手加減はしているが、それでも撃ち込まれた二人が戦闘不能になるのは避けられない。


「……こんな、はずじゃ……なかったのに」


 東條を気絶させた後も神音は警戒を緩めない。

 魔力感知を使用中の神音は「そこか」と呟き、高速で魔力弾を斎藤へと発射した。

 いきなりの攻撃にギョッとする彼は慌てるが魔力弾の軌道は逸れる。曲線を描いて彼の背後に回り込み――背後に居た何者かに直撃。


 彼の背後に居たのは試合を傍観していた二階堂清司。

 幻覚の魔法を得意とする二階堂は序盤から自分を見えなくして、幻の自分を東條の傍に配置していた。戦闘になった時の作戦だったのだろうが神音相手では愚策。


 幻覚ではどうやっても自分の魔力を消せない。

 動物の擬態能力のように周囲に溶け込もうと、魔力を持つ見えない何かが動いているのは魔力感知でバレバレだ。レベルの低い相手なら騙せただろうが今回は相手が悪かった。


 本体の二階堂が気絶したことで幻の二階堂が消滅した。

 深いため息を吐くと神音は試合場所から出ていき、その背を慌てて斎藤が追いかける。


 準決勝第一試合。結果は斎藤&沙羅ペアの圧勝で幕を閉じた。

 勝利を当然と思っている神音は喜ばないし、斎藤も考え事をしていたので無言だ。しかし少し経って通路を歩いていた時に沈黙は破られる。


「……泉さん、君……本当に泉沙羅さんなんだよね?」


 その言葉に足を止める神音は、背後にいる斎藤へ振り向かず口を開く。


「もちろん。今は私が泉沙羅だ、よ……」


 本当のことを話そう。一瞬そう思った神音だったが神奈からの言葉を思い出す。


『きっと泉さんがもういないって知ったら皆の怒りは当然、原因のお前に向かう。お前がいなきゃ泉さんは生まれなかったけど……殺したのもお前だ。こればっかりは墓場に持っていってくれ……なんだか、固く結ばれた絆が……緩む気がする』


 神音自身はどうでもいいと思っていた。しかし斎藤と友達として付き合い始めて数か月、自分のせいで起きたこととはいえ拒絶されるのが不快だと思えた。分かっているのだ。事情を知っている神奈と速人はともかく、他の人間が未だに亡き者となった少女を重ねているのは……分かりきっている。


 本当のことを話すべきだということも分かっている。しかし神音自身が知らない、感じたことがなかった何かが壊れることを恐れている。


「……もしくはすでに失くしてしまったもの、か」


「泉さん?」


「行こ、う? 控室で待ってよう、よ」


「……うん、でも魔導祭が終わったら話してもらうよ。君の、隠していることを」


 斎藤はそう告げると、立ち止まっている神音を追い越して歩いて行ってしまう。

 彼にも今まで違和感はあったのだ。それを指摘しなかったのは怖かったからだ。


『私達はずっと友達だよ!』


 卒業間近に文芸部部員で宣言し合った言葉がフラッシュバックする。

 激しい戦い、非日常を日常として過ごした日々。それらがきっかけで紡がれた縁。文芸部に入ったことを斎藤も含めた誰もが良かったと胸を張って言えるだろう。


「だからこそ、どんな真実があったとしても……僕達の絆の糸は切れない」


 自分に言い聞かせるような言葉が出るがすぐに消える。

 隠し事をされていても、それは今知るべきではない。

 もっと来るべき時に聞こうと思う斎藤の歩幅は徐々に短くなっていた。


 各クラス得点。

 Aクラス 17100点→18100点

 Bクラス 7400点

 Cクラス 7600点→6600点

 Dクラス 14790点



 * * *



 準決勝第一試合終了後、魔力弾で破壊された場所は清掃されて綺麗に元に戻った。教師陣の働きによって元通りの芝生の上では、四人の人間が向かいあっている。


 神谷神奈と影野統真のペア。そして五木兄弟のペア。

 四人は十メートル程離れていつでも試合を開始出来るようにしている。


「さあ、せいぜい全力で頑張ってくれよ? 俺達の力を引き出してくれ」


「そういうこと、期待はしていないけどね」


「神谷さん、こんなこと言われて黙っていられません! 何か言い返しましょう!」


「え? え、ええと……今日はよろしくな!」


 そうじゃないと項垂れる影野は置いておき、離れた場所にいる審判が開始時間になったために合図となる轟音を――


「弟者は男の方を、俺は神谷神奈をやる」


「仕方ないね、譲るよ……あれで我慢するさ」


 ――会場いっぱいに広がるほどの音量で鳴らした。

 試合開始と同時、五木兄弟はそれぞれ決めた相手の元に走っていく。

 走って来る五木兄弟を見て影野は構えをとるのだが、その速度が想像よりも速かったことで目を見開く。気が付けば既に影野は殴られていた。


「ぐあっ!?」

「ははっ、よわっ」


 反応出来ずに殴られた影野に辛辣な感想を零す五木弟。

 彼は二発目を顎に叩き込もうとするが、強烈な寒気に襲われて動きが止まる。


「なっ、なんだっ?」


「魔力圧……動きを止められるのは一瞬だったね。でも一瞬で十分!」


 魔力圧。魔力をただぶつけるだけで威圧する技術。

 ほんの一瞬硬直した五木弟の頬に影野の拳が思いっきりめり込む。

 魔力に差があれど殴られれば痛みはある。しかし苦痛でというよりは、五木弟の顔は不快の感情で歪められていた。


「これで一発ずつだね……まあ、効いて……ないけど」


 後から来る強烈な痛みに影野はフラッと膝をつくように倒れそうになるが、意地で強がってなんでもないように立つ。


「……痩せ我慢も大概にしなよ、実力差は歴然だ。君の拳は痛いといっても小さな子供に殴られた程度のものでしかない」


「……そうかもね、ならこれならどうかな……! 〈岩石槌(ロックハンマー)〉……!」


「魔法っ!?」


 Dクラスは魔力が低いか適性がないかで決まる。魔力か適性のどちらかが欠けていれば魔法の威力はガタ落ちする、五木弟は影野が魔法を使うことを予想していなかった。

 影野が使用した〈岩石槌〉という魔法は土属性の上級魔法であり、岩で槌を作るというそのままの魔法。


 ――コツッ。そんな間抜けな音が後頭部から聞こえた。


 五木弟は後頭部に何か当たった感触があり、その何かが地面に落ちたので見てみれば……小さな岩で作られた拳ほどの大きさの槌だった。


「……ふ、ふざけっごふっ!?」


 少し放心していた五木弟の腹に影野の全体重を乗せた跳び蹴りが入る。


「予想外のことが起きたらさ、固まるよね……!」


 五木弟が背中から地面に倒れると同時、肘打ちが腹に打ち込まれる。


「かはっ!?」


 人体の強度が違えど、衝撃が伝わるのは変わらない。影野の肘は地面と五木弟を挟み撃ちにして肺の中の空気を一気に吐き出させる。


「君が強いってのは知ってる。だから策を立ててきたんだ」


 トドメを刺そうと影野は拳を振り上げる。その拳には自身の魔力の大半が集中していた。


「はあっ、はあああっ。それで? これで僕を追い詰めたつもりだっていうんなら甘い。僕が本物の魔法を見せてあげるよ。〈岩石槌〉……!」


 何か、重い何かがゴオオオと空気を裂いて落ちてくる音が発生している。

 音は影野に聞こえていないが、自分の周囲に影が広がっていくのを見て攻撃を中止して顔を上げる。


 信じられないものが目に映って「……え?」と影野は声を漏らす。

 自分の〈岩石槌〉は拳ほどの大きさだが、五木弟の〈岩石槌〉はその何百倍も大きい。試合場所の三分の一ほど大きなそれは、圧倒的な魔力と適性と才能から作られたものだ。

 ゴツゴツとした表面が凶器で、当たればその質量から痛いでは済まないと思える。そんな〈岩石槌〉が影野目掛けて猛スピードで振るわれる。


「がああああっ!?」


 ゴオオオンッと鈍い音を衝突と共に鳴らし、影野は壁まで飛ばされて激突する。

 追い打ちをかけようと立った五木弟は手を掲げて〈岩石槌〉を振り上げ、振り下ろす――直前に対象を自分の背後に変更。

 攻撃を背後にした直感は正しく〈岩石槌〉が潰す地面には神奈がいた。


「……兄者はっ!?」


「お、おとぅあ……」


 神奈が自分の方に来ているということに嫌な予感が駆け巡り、五木弟は周囲を見渡すと上半身が壁にめり込んだ五木兄の姿を発見する。


「あ、兄者! おのれよくも兄者をおおお!」


 兄を壁にめり込ませた怒りから再び〈岩石槌〉が持ち上げられる。しかし持ち上げて真上に持ってきた瞬間に亀裂が走ってバラバラに崩れ去る。


「はあっ!?」


「よくも影野をやってくれたな、弟の方」


「む、無傷!?」


 ビルのような岩の槌を振り下ろしても、神奈の体には傷一つ付かず逆に〈岩石槌〉にダメージが入る。それに加えて神奈は拳を振るい、一撃で破壊するに値するダメージを入れたのだ。

 相当な威力の魔法であるにもかかわらず、服が汚れているだけで無傷なことに唖然とするが五木弟はすぐ別の魔法を唱える。


「〈岩石巨兵(ロックゴーレム)〉!」


 五木弟の正面に巨大な岩で作られた人型の岩人形が作り出される。

 高さ五十メートルはある岩で作られた巨人。それが神奈に拳を振り下ろし――


「邪魔」


 ――跳びあがった神奈の横薙ぎの拳によりバラバラに崩れ去る。


 巨大な岩で作られた人型兵器が一撃で崩れ去る光景に誰もが口をあんぐりと開けて放心する。

 空中から落下して近付く神奈を見てハッと正気に戻った五木弟だが、もう遅い。


「そらあああ!」

「させるか!」


 跳び蹴りをする態勢だった神奈の頬に、壁から抜け出して跳びあがった五木兄の蹴りが突き刺さる。


「……なっ!?」


 その驚きの声の発生源は神奈――ではなく五木兄。

 跳び蹴りを喰らうと同時に神奈は五木兄の足首をがっしりと掴み、蹴られた力を利用し空中回転すると下に投げ飛ばす。投げ飛ばされた方向には五木弟が呆然としており、なすすべなく二人は衝突。瞬間爆ぜた地面を転がる。


 試合場所は芝生の下にある土が露わになっていた。芝生を完全消滅させるほどの勢いで転がった五木兄弟の姿は舞い上がった土煙で隠される。しかしその土煙をたったの拳一振りで吹き飛ばした神奈の目には、両手を神奈に向けて(かざ)す五木兄弟の姿が映る。


「〈火炎放射(フレアブラスト)〉……!」

「〈岩石柱(ロックピラー)〉……!」


 兄の手からは真っ赤に燃える炎が、弟の手からはゴツゴツとした極太の岩の柱が神奈に向けて勢いよく放たれ――


「そらあああ!」


 ――届いた瞬間に炎は神奈が振るった一撃の拳圧で霧散。岩の柱はその拳で砕かれた。


「いない?」


 炎と岩の柱を吹き飛ばした神奈はそのまま五木兄弟を殴ろうとしたのだが、視線の先には誰もいなかった。

 神奈は魔力感知を使用してどこにいるのかを調べると、背後から二つの拳が迫っているのに気付く。


「悪いけど……不意打ちとか通じないんだよっと!」


 その迫る二つの拳を振り返りもせずに掴み、〈フライ〉を活用して空中で縦に一回転してから真下に投げ飛ばす。

 爆撃されたと間違うほどの衝撃。それに応じて舞い上がる砂埃と広がる亀裂。


「化け物……!」


 観客席は神奈の異常な強さで繰り広げられる戦いにほとんどの生徒が驚いていた。驚いていないのは速人くらいなものだ。出鱈目ぶりを知っている日野も、年齢が上であり様々な生徒を見てきた教師陣も、誰もが目玉が飛び出そうなくらいに驚愕している。


 魔導の深淵を目指す五木兄弟の口から「化け物」という言葉を零させるくらい、神谷神奈は強かった。


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