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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
九章 白部洋一と夢現世界
306/608

135 封印――隔離された同士――


 レイは魔力の使い過ぎで気絶したグラヴィーを縄で拘束する。その隣で笑里は洋一達が逃げていった方を眺めていた。


(洋一君……逃げていった姿があなたに見えたのは気のせいかな?)


「笑里、もう城へ戻ろう。ムゲン様がお待ちだよ」


 演説はトラブルにより危険だと判断されて中止となり、ムゲンは城内に戻っている。もっともこれこそが狙いであったため二人から残念そうな雰囲気は出ていない。残念そうなのは国民達だけある。


「レイ君……そうだね……きっと気のせいだもん」


 ――そして数分後。

 笑里達はグラヴィーを他の騎士に任せてムゲン城へと戻ってきた。

 ムゲンのいる玉座の間に二人は「只今戻りました」と告げて入る。

 そんな二人に対してムゲンも「ご苦労様じゃったな」と労いの言葉を簡単に掛ける。


 少しの沈黙後、笑里は気になったことがあったので口を開く。


「あの、そういえばさっき連れて来た第一部隊隊長はどこに? ここに来る途中では見かけなかったんですけど」


「ああ、あ奴か。あ奴なら簡単な任務を与えておる」


「簡単な任務、ですか?」


「なあに、簡単なゴミ掃除じゃよ」


 なんでもないように淡々と答えるムゲン。

 ゴミ掃除という言葉。笑里は純粋なのでそのままの意味で捉えたが、レイはそれを殺しの隠語ではと疑った。

 帰ってからほとんど時間が経っていないうえ、部下を全員失った明日香をそんな任務に就かせた。そのことについて少し酷だなとレイは思う。


「今回捕らえた男二名は?」


「現在地下牢に収監させました。自力では脱出出来ないですから安心です」


「鍵は見張りの騎士が持っているんだったよね」


「うん、そうなんだ。まあ牢屋からは手出し出来ないし、内部に外から侵入でもされない限り……そういえばあの地下牢には現在まで使われていない避難経路がありましたね」


 ふと思い出したようにレイは口に出す。

 しかし理解していたのかムゲンは無表情で答える。


「それなら大丈夫じゃ。すでに余が対策している」


「流石ですね」


「すごいです、私なんて全然気付かなかったのに!」


 笑里とレイは褒め称えるが、ムゲンはそんな誉め言葉など右から左に受け流して冷静に指示を出す。


「ああ、当然じゃ。……とにかく三夢はそれぞれ一階、二階、三階の自分達の場所で待機していてくれ。もし侵入者がいたならば交戦し勝利せよ……敵は殺しても構わない。そうもう一人にも伝えておいてくれ」


 二人は「了解しました」と言い玉座の間を出ていく。

 二人が出ていった後、ムゲンは玉座の間の真上で物音がするのに気付いた。

 玉座の間は最上階というわけではなく、実はその上にも部屋がある。その場所は三夢でさえ立ち入り禁止とされている場所だ。


「また、何か気に入らないことでもあったのか……」


 真上から大きな音がするのはよくあることだ。ムゲンはその物音をスルーして、自らの役割を果たすために地下牢へと向かいだした。



 * * * 



 息を切らしながら、しかしそれでも速度を落とすことなく洋一と才華は帝都の外に逃げ、速人との集合場所である森の入口に到着した。

 到着したのはいいが、二人はドッと押し寄せてきた疲れと……仲間を見捨てた自分達の情けなさにペタンと地面に座り込んでしまう。


「……グラヴィー」


「しょうがないの、私達があそこで逃げなかったら全滅してた。……捕まっても地下牢に連れていかれるだけでしょうから助け出せるわ」


「それでも……僕は……助けたかった」


「そんなの……私もに決まってるでしょう」


 二人は自身の無力さを痛感する。

 誰一人欠けることなく目的を達成できるなど思い上がりでしかなかったのだ。助けられる可能性は残っているとはいえ、一度見捨てて逃げたという事実は決して消えない。後悔という杭が心に刺さる。


 そんな二人を見兼ねて「おい」と声を掛けてきた人物がいた。

 帝都に連れていけなかった速人だ。現在二人しかいないのと、その雰囲気からだいたいの事情を察している。


「……隼君」


「ごめん、待ったよね」


「……ふん。間抜けを晒したようだな」


 そして察した上で煽った。

 洋一と才華は自分達を逃がすため体を張ってくれたグラヴィーを(とぼ)されたことで速人を睨みつけるが、敵意が込められた視線など気にした様子もなく速人は淡々と続ける。


「なんだその目は。俺は事実を言ったまでだ。他人の為に自分を犠牲にするなんてバカと呼ばれても仕方がないだろう」


「彼は! グラヴィーは決してそんな風にバカにされていい人間じゃない!」


「そうよ……取り消して……!」


「なぜだ? あの男は自分を犠牲にし、逃がしたお前達に後を託した。なのにお前達は落ち込んでばかり……そんな奴等のために命をかけるなんてバカもいいところだ」


 速人は決してグラヴィーをバカにしていたわけではない。

 バカにしていたのは、間抜け呼ばわりしていたのは――二人だった。

 それに気付いた二人は自分達が腑抜けていたことを理解する。今ここでするべきなのは後悔ではない。目的を達成するためには犠牲も厭わない程の覚悟を持たなければいけないのだ。


(そうだ、当初の目的は変わっていない。グラヴィーは先を見据えて僕達を逃がしたんだ。なら……その後を託された僕達が! こんなんでどうする!)


(後を託されたのに落ち込んでばかりいられない。事態は一刻を争う……悲しみとかの負の感情なんて全部吐き出して前を向かないと!)


 洋一達はパンッと自分の頬を両手で叩く。

 ジンジンとする痛みを無視し前を見据える。その瞳からは決意が、覚悟が、折れない意思が秘められている。


「ありがとう、隼さん。あなたのおかげで僕達はすぐに立ち上がれた」


「ふん、俺は何もしていない。それよりも……悠長に話している時間はないようだぞ」


 その言葉に洋一と才華は帝都の方角を見やる。

 騎士甲冑を纏った十数人の騎士達が帝都の方から駆けてきていた。逃げた洋一達への追っ手であるとすぐに理解する。


「まずい、ここで捕まってしまったらグラヴィーの決意が無駄になる。とりあえず逃げよう、一旦騎士の追っ手を撒くんだ」


「そうね、ここは仕切り直しましょう」


 洋一達は再び逃走した。

 南に向かえば村がある。しかしそこは悪魔の騒動があった村で、村人達も多少ピリピリしているため逃げ場所には向かない。何より目的地から離れてしまうのはよくない。そう考えれば逃げる方角は東西の二択。少し迷いはしたが洋一達は西を選ぶ。


 魔物や二重記憶障害者相手に日々奮闘しているだけあって騎士達の身体能力は高い。追っ手を撒くのは容易なことではないが、森の木々を利用して死角を増やし、見失う機会を多くすることで撒くことに成功する。

 騎士達がどこかへ向かうのを確認して洋一と才華は一息つく。


「ふぅ、行ったみたいだ。さすがに撒くのは一苦労したね」


「ええ……でもこれからどうしましょうか。帝都付近には巡回する騎士が配置されるでしょうし近付けない。もし行くなら強引に突破するしかないけれど、そうすれば敵側の全勢力を相手取ることになるわ」


 騎士は強い。無論洋一達なら倒せるが数も多い。全員を相手にするのでは体力の消費も激しく三夢(トリオトラオム)に勝てなくなるかもしれない。さらに三夢を打ち破ったとしてもムゲンが待ち構えているのだ。出来ることなら戦いは最小限に抑えたいからこそ、帝都の先にある地下牢へ続く避難経路を利用する腹積もりであったのだが、このままでは避難経路へ進む前に騎士全員と戦うはめになってしまう。


「色々策を練るのもいいが、一先ずこの先にある村で休んでおけ。騎士がうろつく森の中では熟睡もできんだろう」


 速人の提案に二人は頷く。

 森を西に抜け、出た先にあるのは質素な雰囲気の村。

 裕福そうには見えないが、住民達が痩せていたり生活に不満があるようにも見えない。荒れている土地にあるのは古い木造の家と、あまり野菜が豊かには実っていない小さな畑。ここで休んでいこうと洋一が思っていると、才華が神妙な面持ちでいることに気がつく。


「どうしたの藤原さん、そんな顔して。この村に寝泊まりするのが嫌?」


「え、ううん、そういうわけじゃ……。ただ……白部君、世界地図を出してくれるかしら」


「別にいいけど……はい、どうぞ」


 言われた通りに一枚の地図を出す洋一。

 旅をするのに必須であるとして、市販で売られている世界地図を洋一は故郷で購入している。もし世界地図がなければ闇雲に歩くだけなので最寄りの村にすら辿り着けなかっただろう。


「やっぱり、何かおかしいと思ったのよね」


 世界地図をまじまじと見つめた才華が口を開く。


「どういうこと? 何がおかしいっていうのさ?」


「まあ今から説明するわ。まずこの中心にある大きな町が帝都フリーデン」


 世界地図というだけあって細かい表記がされている。地球の世界地図とまではいかないが、新聞のような大きさの地図に色分けされた村などが載っている。

 中心にある三センチメートル程の小さな円が帝都だ。小さいかもしれないが、それでも他の村や町などが最大で二センチメートル程であるのを見れば、帝都が一番大きい都市なのは間違いない。


「そして少し南にあるのが私達の集合場所だった森。さらに南にある小さな長方形が悪魔騒動のあったモデン村。……これを見て何か気付かない?」


「この村が――地図に表記されていない」


 地図の森の周辺にはモデン村以外の村や町が存在していなかった。


「そういうことよ。この地図を作製したのは世界をよく知る者、つまりムゲンであるはず……そのムゲンが敢えて表記しないということは、この村には世間から隠す何かしらの理由があるということ」


「ふぅん、何かきな臭いな」


 今まで黙っていた速人が声を零す。

 その通り、何か訳アリの可能性が高い。


「この村、少し調べてみようか」


 地図から顔を上げて洋一はそう呟いた。

 一度撒いたため騎士の追っ手はいない今こそ休むチャンスであるが、ムゲンに不都合があるかもしれない村と分かれば調査しないわけにはいかない。


「見た感じは普通の村なんだけどな……」


「そうね、貧しそうだけど特別気になるところはないわね」


 ニ十分程かけて村を調査した。

 思いもよらない事実が明らかになるかと思いきや、村にも、そこに住む人々にも特に変わった様子はない。もしや地図に表記されていないのはただのミスなのではと思い始めたとき――洋一は視界にある人物を捉えた。


「……恩田さん?」


 静かに目を見開いた洋一の視界には確かに、かつてグロースで出会った恩田篤の姿が映っていた。

 一時的に二重記憶障害者になったことが原因でレイに連行されてしまった彼。どうしてこんな場所にいるのか洋一は困惑する。


「恩田さん!」


 迷った末、走った洋一は声を掛ける。

 名前を呼ばれたからか恩田は振り返った。


「んあ? なんだ坊主、見ねえ顔だな」


「何言ってるんですか、僕です、白部洋一ですよ」


 急に走った洋一に、才華と速人は歩いて追いつく。


「白部君知り合い?」


「ああうん、ごめんね急に走って。グロースで出会った人を見つけてさ。騎士に連行されてからどうなったのか分からなかったからつい……」


 ちょっとした騒ぎを起こしてレイに連行され、そこから何をされたのか分からず洋一は心配していたのだ。

 この村にいる理由としてはある程度推測できる。村にいるということは、地球での記憶を再封印されて騎士から解放されたということだろう。グロースでは出身地について語っていなかったし、この名もなき村が故郷である可能性は高い。


「白部、洋一……悪いが知らねえな」


 ――だが洋一の予想は悪い方向に外れた。

 祭りを一緒に回った仲なのに知らないと告げられ、洋一は「え」と戸惑いの声を漏らす。


「な、何言ってるんですか……グロースで祭りを……。いや、ほら、ディストさんの家に泊ったじゃないですか」


「覚えがねえな。人違いじゃねえのか?」


「そんな、そんなはず――」


 様々な感情が混ざって叫ぼうとした洋一の口が才華の手に塞がれる。


「そうですね、彼の人間違いでした。申し訳ありません」


 頭を軽く下げた才華を見て、恩田は「そうか」とだけ呟いて去っていく。

 視線でどういうつもりかと訴える洋一の口が解放される。幸い鼻は塞がれなかったため呼吸に支障はなかったが、女子の手で口を塞がれるというのは思春期男子としてどぎまぎしてしまう。


「藤原さん、何を……」


「ごめんなさい。でもだいたい状況が分かったから。彼はおそらく記憶を封印されたのよ、地球での記憶と――この世界での記憶を」


 記憶を封印されたのは洋一も分かっていた。しかし夢現世界での記憶も封印されるとは思っていなかった。そんなことをされれば恩田にはいったい何が残るというのか。


「もちろん全てではないでしょう。それでも白部君のことを覚えていないとなれば、そう考えるのが必然。封印されたのはグロースに行ったときの記憶だけなのかもしれないわ」


「じゃあ今の恩田さんにとって、僕は見知らぬ赤の他人ってことか」


「ええ、そしてそれはつまり、お互いの意見の違いから二重記憶障害者だと邪推される可能性があった。だから強引に会話を切らせてもらったの」


 そういう考えがあったのなら洋一も文句は言わない。


「うん、ありがとう」


 二重記憶障害者だとバレれば面倒事になっていたのは確実。騎士に通報でもされてまた追いかけられることになれば、今度こそ戦いは避けられないだろう。場合によっては三夢が出向いてくる可能性もある。


(待てよ、もしかしたら……)


 洋一が何かに思い当たって考え込む。


(そうだとするなら、この村にはまだいるはずだ)


 一人納得した洋一は「もう少しこの村の人を調べよう」と才華に告げる。

 特に断る理由もないため才華はこくりと頷いて提案を受け入れた。


「待て、まだこの村を調べるというのなら俺は行かん。騎士がここに来ないかどうか警戒する役に回ろう。もしも騎士が来たらお前達に知らせる」


「そっちも重要ですね。頼みます」


 この村に騎士が来ないとも限らない。警戒はしておいた方がいい。

 それから三人は二手に分かれ、洋一と才華の二人は村人の様子を見て回る。

 先程までは気付かなかったことがあった洋一は、新たな発見にやはりと自身の推測が正しいことに自信を持つ。

 十分程、村人の様子を見て回った二人は一旦休憩するため立ち止まる。


「うーん、私には何が引っ掛かるのか分からないんだけど……白部君には何かが分かったんでしょう? 教えてくれない?」


「ああごめん、説明してなかったね。自分の中で確信を持てたし説明するよ。結論から言うと――この村の人達は元二重記憶障害者なんだ」


 予想外の結論に才華は目を丸くした。


「会ったのが恩田さんだけだったなら、この村が故郷なんだって納得するつもりでいた。けれど違う。だってグロースで暴走していた二重記憶障害者が全員揃っているんだから。この村は一種の隔離施設のようなものなんだと思う」


「なるほど、一人や二人ならともかく、偶々観光客として知り合った人間が十人以上も同郷っていうのは中々ないものね。根拠としては十分だと思うわ。ムゲンが地図に載せない理由も元二重記憶障害者を隔離するための村だからってわけね」


 やけに村人だけを注視していた洋一の行動に才華はようやく納得がいった。

 洋一は恩田以外の元二重記憶障害者を捜していたのだ。そして見事にそれが見つかった。元二重記憶障害者が集められた村だと確信するのには十分だろう。


「たぶん封印が終了して地下牢から出されたらこの村に連行されるんだ。記憶の封印っていうのも万能な力じゃないとすれば、また何かがキッカケとなって地球での記憶を取り戻してしまうかもしれない」


「だから刺激を与えないように貧しい村へ送るというわけね。色々繋がって納得がいったわ。もしかしたらこの村以外にも同じ役目を持つ村があるかもね」


 二人は知らないことだが、洋一の予想通りムゲンの記憶封印術は万能ではない。刺激が与えられてしまえば封印に亀裂が生じることもある。これはグロースにて起きた二重記憶障害者大量発生事件がいい例だ。

 旨味が刺激となり、舌から脳に伝わって記憶を呼び覚ます。しかしこれでは一時的なものでしかなく、封印術の力が上回ってしまっているのですぐ亀裂が塞がれる。


 記憶封印術を完全に打ち破るには予想外の刺激、尚且つその人物に強く印象が残っている何かが必要だ。世界全体に向けた神奈の叫びが例であり、キッカケとなってグラヴィーや才華、速人など、神奈と関わりが深い者達の記憶が戻っている。

 なぜ神奈と馴染みある者の記憶が戻っているのに笑里やレイに何も起きていないのか。これは三夢に対して、ムゲンが他の者より強力な力で封印しているからだ。打ち破ろうとしても並の刺激では通用しない。


「待って、だとすればグラヴィー君もここに来るんじゃない?」


「うん、記憶を封印された状態で……騎士が連れて来ると思う」


 嬉しそうな才華の表情が一瞬で沈んだ。

 仮に洋一が夢現世界の支配者だとするなら、封印したとはいえ一度目覚めた二重記憶障害者を一人にはしない。必ず隔離する場所に連れていくまで付き添いの誰かを用意する。つまり騎士がこの村に来るのは時間の問題ということになる。


(もしかしたら隼さんは僕より早くこの事実に気付いたのかもしれない。騎士が来るのを理解していたのなら警戒するのも当然だ)


 この村にいれば騎士が来る……それは確かにマズイ事態だ。しかし仮に、この村にいる元二重記憶障害者を味方にできるとするなら大きな戦力となるだろう。すでに記憶を戻す方法も洋一の中で一つ見当がついている。


「とりあえず今日のところは――」


「面白い話をしているな、お二人さん」


 背後から突如声が掛けられて洋一達はびくりと肩を震わせた。


「俺も交ぜてくれないか……同士として」


 振り返った先にいたのは白衣を纏う少年であった。

 子供博士のような特徴的な人物を見て才華は目を見開く。


「霧雨君……」


 機械大好きな発明家――霧雨和樹がそこにいた。


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