表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
一章 神谷神奈と願い玉
21/608

12.9 盗難事件――アフロは無関係――


 時間にして一分程。数十分にも感じられたその時間は、終われば呆気ないものだった。

 目の前に誰もいなくなってしまったことを確認した神奈は何も言葉を発さない。だが小さくて軽い何かが落ちた音がし、音の発生源に目を向ける。


 教室の床に転がっているそれは小綺麗なヘアピンだった。

 一度も使われた形跡がないが、埃一つ付いていない新品同然の品。

 重要な物なのかもしれないと思い、神奈は屈んでそれを拾ってから廊下に出る。


 静かでひんやりとしている廊下には、才華と子王が教室入口近くで立って待っていた。神奈が出て来たことで話が終わったと理解して駆け寄る。


「神谷さん、話は終わったのね」


「ああ、終わった」


「じゃあ次は僕の番だ。彼女と会話するのはもう何日ぶりか……。神谷さんには迷惑かけるだろうけど通訳頼むよ」


 真剣な表情で話しかけてくる子王に、神奈は何も返せない。

 返答がないことを不審に思い、子王は首を傾げる。


「神谷さん、どうしたんだい?」


 言わなければいけないことでも、言いたくないことはいくらでもある。

 もう花沢はいないのだということを話そうとして、うまく声がでなかった。口を小さく開いたはいいものの、そこから先の行動に進むことができない。ただ暗い表情を浮かべて黙っているだけになってしまっている。


「……まさか、まさかだけど……花沢さんは……」


 なんとなくではあるが子王も理解し始める。

 考えたくはない結論に辿りつこうとする思考に止まるよう命令を出しても、無視して思考だけが加速していく。そうすると、どうして神奈が黙っているのかの真相にすぐ辿りつけた。


「そっか……もう、いないのか」


 子王の目から光が消える。生きる希望すら捨てたかのような瞳だ。


「……アンタの期待、裏切ってごめん」


「いいんだ。彼女は俺のこと、好きじゃなかったんだろ? 俺のことなんてどうでも――」


 自暴自棄になったかのような子王の発言で、聞き捨てならないものがあったので神奈は怒鳴る。


「それは違う! あの人は先輩のこと大切に思ってたよ。思っていたからこそいなくなったんだ。幽霊である自分が先輩と恋人のままなんて無理だって、あの人は分かっていたんだよ。だから言い残した。他にいい人を見つけろって、アンタのためを思って言い残したんだ」


「僕は望んでない。ずっと彼女といたいと、彼女だけいればいいと思っていたんだ! 他の人を探す必要なんてないじゃないか!」


「……それじゃあダメなんだよ先輩。いつまでも過去をズルズルと引きずるのは逃避と同じなんだ。私も両親がいなくなったとき同じようなこと考えて、人生滅茶苦茶になったことがある。そのまま引きずるとな、もう後戻りできないところまで行っちゃうんだよ」


 自分よりも幼い子供に対し、子王の感情が昂る。


「なら忘れろと! 今まで親しかった人を、きれいさっぱり忘れろって言うのか!」

「子王先輩!」


 才華の制止は意味をなさず、子王が荒ぶる怒りのまま神奈の胸ぐらに掴みかかる。

 低い身長ゆえに体重も軽く、神奈はあっさりと子王に持ち上げられた。そんな状態でも冷静に話を続ける。


「忘れろなんて言ってない。あの人は忘れてくれって言ってたけど、完全に忘れるなんて無理だ。人の繋がりは想像以上に消えないものだからな。……ただ、心の片隅に置いたまま、心機一転しろって言ってんだよ。今すぐには無理なの分かってる。時間が必要だよな? それが一日だろうが、一か月だろうが、一年だろうが、心に負った傷を噛みしめながら生きていけよ。どれだけ時間かかろうと、新しい一歩踏み出せればそれでいいんだ。現実見ろよ、もうこの世界にあの人は存在しないんだ!」


「今すぐで、なくても……受け入れれば、いい」


 子王は神奈のことを解放し、一歩後退る。

 服が乱れたのを直しながら、神奈は右手に握っているものを差し出す。


「少しは分かってくれたか? あ、そうだ。とりあえず渡しとくけどほらこれ、あの人が持ってたものだ。遺品ってやつかな」


「それは……」


 右手で差し出したものは小綺麗なヘアピンだ。

 新品同然のそれを見て、見覚えがあった子王は震える指で掴む。


「間違いない、僕が花沢さんにプレゼントしたヘアピンだ。アフロに一つアクセントを入れられればと思って上げたんだ。結局、つけることができないから彼女はアフロにしまってたらしい」


「案外わざと残していったのかもな。先輩への贈り物的な感じで」


「はは、贈った物を贈り返されるのは変な感じだね。……でもそうか、これが彼女からのプレゼント、形見のようなものだとするなら」


 手に持ったヘアピンを子王は自分の髪につける。

 さらさらの上質な髪の一部が束ねられた。


「こうして僕が使うのも悪くない。その想いを、胸に刻み続けるために」


「先輩……」


「今すぐ新しい恋人を探そうとかは思わない。でも、そう愛しの元カノに望まれたっていうのなら、将来結婚する人くらい探そうかな。まあ僕のことを好きな女性なんて山ほどいるからすぐ見つかるだろうしね」


「……自重しろナルシスト」


 棘のあるツッコミに対して、子王は爽やかな笑みを浮かべる。


「自分に絶対の自信を持つのはいいことだろう? それはともかく今日は貴重な経験をさせてもらったよ。君の言葉、一生忘れないと誓おう」


「自信がありすぎるのもどうかと思うけどな」


「そういう意見もあるね。まあ僕は帰るよ、美容のために夜更かしはよくないんだ。……また会おう」


「……ああ、またな。し、しお……塩? ……ナルシスト先輩」

「また学校で、機会があったら会いましょう」


 それぞれが明日へ向かって歩き出す。

 晴れやかな気分で歩く者もいれば、未だ過去に縛られている者もいる。

 神奈と才華も今日のことを忘れずに生きていこうと、心の奥深くにしまい、夜遅くに学校から出ていく。


 帰宅に関して、神奈は藤原家の車で自宅まで送ってもらうことになった。

 夜も遅い時間に、女子小学生一人で歩いて帰らせるなど危険極まりない。夕方から平然と誘拐事件が起きるような治安の悪さなので、夜の宝生町を一人で歩くなど自殺行為である。


 黒塗りの車の中で、神奈は花沢から何を伝えられたのか、犯人が誰なのかを才華へと話した。元々犯人特定のためにこうして夜遅くに来ているのだ、収穫がないと困る。

 今回は犯人の居場所もすでに伝えられている。あとは捕まえるだけだ。


「犯人のところには私一人で行くよ。危ないし」


「それはダメ、私も行くからね。大丈夫、危険な真似はしない。話をしに行くだけだから」


「……えぇ、しょうがないなあ」


 翌日のための話し合いは家に着いたことで終了し、神奈は送ってもらったことのお礼を言って車を出る。

 昼間なら絶対に目立つ黒塗りの車は闇夜に溶け込むように去っていった。


 そうして帰宅し、寝るまでの間。神奈は幽霊について気になったことを一つ考えていた。

 神様と名乗る老人の話では、幽霊とは強すぎる未練の持ち主。しかしそれなら神奈はどうして幽霊にならなかったのか。神奈の魔法に対する熱情や執着はすごいもので、比べる対象としては微妙だが、子王のことを想う花沢の未練と同等以上だ。

 幽霊になるには何かの条件があるのか、それとも転生する方に条件でもあるのか。

 それはまだ神奈には分からない。



 * * *



 花沢の成仏から一日が経ち、学校も終わり放課後。神奈は才華と合流し、宝生商店街に来ていた。

 なにも買い物がしたいからというわけではなく、きちんとした理由が存在する。


「おっ、嬢ちゃん達! 今日はあのオレンジ髪の子はいないのか?」


 寄った店は、数日前に笑里にハンカチを売った店だ。

 店主は元気な声で神奈達に話しかける。それに対して神奈は簡単に受け答えする。


「笑里は今日は用事があるっていうからさ。まあ今日は元々二人で来る予定だったけど」


「なんだいなんだい、もしかしてプレゼントか? それならこの花の刺繍が入った袋とかどうだい?」


「今日は買い物で来たんじゃないのよ、店主さん。いえ」


 一拍置き、才華ははっきりとした口調で店主に言い放つ。


「――盗難事件の犯人さん」


「と、盗難事件の犯人? それって宝生小学校のか?」


「今さら惚ける必要ないだろ、花沢さん」


 自分の名前を当てられたことで、店主は白々しい演技を止めて険しい顔になる。


「……商売の邪魔だな。中で話を聞くぜ、ここじゃあ落ち着いて話せやしない。人目もあることだしな」


 神奈達の言う通り。盗難事件の犯人、花沢の父親はこの店主であった。

 本当に意外で神奈達は驚いた。まさか犯人と既に会っていたなど思いもしなかった。


 店主の案内で神奈達は店内に入る。

 会計をするカウンターにある通行防止用の小さな扉が開かれ、客では入れない最奥の扉も開かれる。店の奥には階段があり、それを上ると店主が自宅として扱っている二階に行ける。かなり新しい木造建築で、部屋の中もシンプルなデザインだ。


 リビングに案内された神奈達は食卓だろう席に座って、店主と向かい合う。

 静かであったが沈黙は長く続かない。先に話を切り出したのは店主だ。


「それで、俺が犯人だっていう証拠はあるのか?」


「証拠はない。物的証拠も状況証拠すらない。それでもアンタを犯人だって言ってた奴がいるんだよ」


「おいおい、誰だか知らないがひでえ奴だな。俺が犯人なわけねえだろ」


「悪いけど今の私達はそのひどい奴の方を信じてるんでね」


 幽霊から話を聞いても証拠にはならない。

 犯人が分かったとしても、誰にでも説明できる証拠がなければ罪を裁くことなんてできない。誰にも裁けないんだったら見て見ぬふりをするか、自首するように説得すればいい。


「花沢健さん。男性、四十一歳。小物などの雑貨を取り扱う店を経営している。趣味は花を育てること、特技は草笛」


 いきなり才華が店主の情報を暴露し始めた。


(いや怖いよ! なんでそんなこと知ってんだ! まさか調べたのか? 一日も経ってないのに? 花沢さん頬をひくつかせてんじゃんか……)


「奥さんは浮気して出ていったので、一人娘は一人で育てた。娘の名前は花沢若葉、十二歳。二か月ほど前に刃物で首を刺して自殺」


 そして触れられたくない情報になり、店主の丸くなっていた目が鋭くなる。


「よく、調べてあるな。それで? 結局何が言いたいんだ」


「そうね、決定的な証拠がない以上推測になってしまうけれど。今日、私達が考えた盗難事件の真相を聞いてくれないかしら? いま喋ったのは必要な前情報ってことで」


 神奈達が考えたというよりは、ほとんど花沢から聞いたものである。

 非現実的な幽霊のことは伏せなければいけないので、自分達で考えたということにするしかない。


「まず娘さんが亡くなる前から話していきましょう。娘の若葉さんはとある男子生徒と付き合っていました。仲の良い恋人関係だったみたいで、その男子とはうまくいっていたようです。ところが周囲がそれを許さなかった。女子人気が高い男子だったこともあって、若葉さんはいじめを受けてしまいます」


 店主の目は鋭いままだ。話は一応聞いてくれるようで大人しくしている。


「いじめの内容は省きますけどエスカレートしていく一方で救いがなく、耐えきれずに自殺してしまいました。それから自殺には理由があるとあなたが調べ始めて、恋人関係だった男子生徒の人気と、いじめを受けていたことも分かったんです。そしてあなたは復讐を始めた。いじめに関わった女子達の私物を盗むという陰湿すぎる復讐を」


 地味な復讐だ。しかしそれが事件と呼ばれるまでになってしまっている。


「女子生徒はいじめに関わったのは全て六年生、つまり同級生でした。あなたは学校に忍び込んで私物を盗み、持ち帰った。恋人だった男子生徒の私物も娘を守れなかったことへの逆恨みから被害にあわせた。これが事件の真相です、全てあなたの仕業だったというのが私達の考えです」


「なるほど、よく考えられてるな。だが証拠がなきゃ話にならないぜ? 俺を警察に突き出すこともできない」


「ありますよ、証拠」


「……え?」


 神奈と店主の声が重なる。

 なぜ神奈まで驚くのか。それは彼女が何も知らされていないからである。


「ここには持ってきていませんけど、防犯カメラを設置させてもらいました。あなたのこともバッチリ映っています」


 十秒ほど沈黙が訪れる。その静けさが怖くなり、才華はごくりと息を呑む。

 神奈はいきなり襲いかかってこられても動けるよう警戒する。


「……はぁ、あるのかよ。俺の負けか」


 しかし警戒の必要はなく、店主は深いため息を吐いて肩を落とした。

 証拠があるのとないのでは状況が全く違う。決定的な証拠があるのなら足掻いても無駄になるが、ないのなら心に余裕を持ち、まだ足掻けるのだと思考を終わらせることはない。

 観念した店主はぽつぽつと話し始める。


「最初はよぉ、原因はアフロだと思ったんだ。あいつの母親も天然アフロでな、髪型のせいでいじめを受けていたのかもと思った」


(天然アフロってなんだよ、たぶん天然パーマだ)


「調べていく内に、あいつの彼氏とかいうやつが人気だって知ってな。ああ原因はこれなんだってスッと納得できた。あの子王とかいう奴が恋人にならなければ娘は死なずに済んだんだって、逆恨みなのは分かってる! それでもこのモヤモヤした気持ち悪い何かを八つ当たりだろうが逆恨みだろうが、なんでもいいからぶつけたかったんだよ! ……バカなことしたとは思ってるぜ、犯罪だって分かってるからな」


 家族が死んで悲しむ気持ちは神奈もよく分かる。今世でも前世でも失ったものだからだ。それでも超えてはいけない一線というものがある。店主はそれを超えてしまったのだ。


「きっと娘さんもこんなこと知ったら止めてほしいと思ったんじゃないのか? ほら、知らない間に盗んだ物が消えてたとかないか?」


「……ああ、最近は無断で消えてたな。持っていったのかと思ってたけど。間抜けな話だな、盗んだ物を盗み返されてたわけか。あれを若葉が生きてたらやってたって言いたいのか? そうだな、きっとそうなんだろうな。優しいあいつならきっと知らない間に返してたっておかしくない」


 実際にやっているのを神奈達は知っている。優しい娘だということが理解できているのかと、神奈はなんとなく安心した。目の前にいる店主は、本当に娘のことを大切に思っていたのだと理解できた。

 そして僅かに俯く店主に才華が問いかける。


「そういえばこの前、笑里さんに声を掛けたのも娘と重ねたからよね。髪の色が同じだったらしいし」


(いやそれは無理があるだろ、髪の色同じでも髪型全く違うじゃん。全く、探偵に憧れるお年頃か? いくら頭のいい才華でも慣れない推理はするもんじゃないな)


「それにあのとき買わせたキンセンカの刺繍が入ってたハンカチ。キンセンカの花言葉は別れの悲しみや寂しさ。娘じゃないと分かっていても、重ねてしまって強く想ってしまったのよね」


「全て、俺の心すらお見通しってわけか。お嬢ちゃん、将来は探偵にでもなったらどうだ? きっと名探偵になれるぜ?」


「ごめんなさい、私の将来は決まっているから。探偵にはなれないわ」


 才華の推理は全て合っていた。

 正直、神奈も才華に対し探偵になればいいのにと思ってしまう。今回の事件、自分が動かなくても解決したのではなどとまで思ってしまった。


「よし……好きなもの持ってけ。代金は払わなくていいぞ」


 軽く息を漏らすと店主は立ち上がる。


「どうしたんだよ、この前は代金払えって言ってたのに」


「今日で店じまいするからさ。警察署に行ってくるよ、やっちゃいけないことしたってのは分かってるって言ったろ? ちゃんと自首してくるさ、罪は償わないといけないからな」


「それなら盗んだ物返しに行ってこいよ。そして謝ってくればいいじゃん、いじめてた連中には謝らなくていいけど。ナルシス――ああ、子王先輩には謝った方がいいと思うな」


「……それなんだがなあ」


 店主が表情を暗くして後頭部をポリポリと掻き始める。


「欲しいって言ってたやつにあげちまったんだ……売り物じゃねえしいいかなと思ってな。名前は知らないけど、ピンク髪の女の子だったな。たぶんお前らより年上だ」


 ピンク髪の女の子という言葉で神奈はリンナのことを思い浮かべるが、すぐに外に出ていないことから、違うはずだと首を振る。

 その後、神奈達は店からキンセンカの刺繍が施されているハンカチを手に取り、店主は自分から警察へと向かっていく。


 こうして事件は解決を迎える。

 因果応報。世の中、良いことをすれば良いことが起きて、悪いことをすれば悪いことが起きるものだ。盗まれたということは、過去に自分が少しでも悪いことをしたということ。自業自得という言葉が神奈の脳裏をよぎった。



 翌日。学校にて。

 朝の一時限目が急遽変更され、全校生徒が集会として体育館に集められた。

 盗難事件の犯人が自首したことで警察が逮捕したと、集会で校長の口から告げられる。それにより主に六年生が歓声を上げる。


 警察は動いていない事件だったが、自分から犯人だと告げ、不法侵入に窃盗で逮捕するには十分すぎるので逮捕するしかなかった。

 いざとなれば防犯カメラの証拠映像があるはずだったが、あれは才華のハッタリであった。本当は何も証拠などない。そのことを神奈は後から知らされて、嘘もときには役立つなと考える。


 集会が終わり、全校生徒がそれぞれの教室に帰るなか、神奈は気付いてしまった。

 笑里の髪型がアフロになっているのだ。インパクト抜群である。


「どうしたんだ、それ」


「分からないよぅ、ハンカチで汗拭いたらこうなっちゃってて……」


「へ、へえぇ……」


 アフロになった髪型は翌日には戻っており、気味が悪くなった笑里はハンカチをタンスの奥にしまっておいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ