表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
五章 神谷神奈と大賢者
199/608

エピソードオブ大賢者6


 大賢者と時の支配人が出会ってから一年の時が過ぎ、時代は大きく動いていた。

 戦国の時代は戦える国が少なくなってきたことで、平和という名の終わりを迎えようとしていたのだ。残る国は相模が治めている国ともう一つのみ。他の国は全て二つの勝利国の支配下に入っており、どちらの国の戦力も百万を超えている。


 相模の国ともう一つの国の戦が近くなってきた頃。

 最後の戦争に向けて神音は相模のもとを訪れていた。


「もうすぐ始まる戦、敵兵士は何万だったかな」


「……三百万以上だ、頭がおかしくなりそうな数だと思うだろう。まあこちらの戦力も二百万は超えるし、お主もいるなら話は違う。勝利は確実だろう。天下統一はすぐそこだ」


 どちらの国も勝者であり続けた結果、戦力を吸収し続けて膨大な数になっていた。戦争の準備だけでも資金が大きく動き消し飛んでいく。そして今回の勝利者こそ戦国の世の勝利者になる。


「その今回の戦、私が出よう」


「当然だ、今回は――」


「違う。戦力は私一人で十分だと言ったんだ」


「な、なに?」


 相模は数秒呼吸するのも忘れて放心していた。

 神音の発言は凡人には衝撃的なものだろう。三百万以上の敵をたった一人で殲滅すると言ってのけたのだから当然だ。もっとも神音にとっては勝利が確定している作業にすぎない。


「む、無謀ではないかね。敵は三百万以上なのだぞ」


「私を信用していないのか。弱小国がいったい誰のおかげで生き残れたと思っている。たかが凡人三百万程度、私の前ではモルモット以上の価値がない」


「本当に他の人間はいらないのか? やはり……」


「必要ないよ、敵地に向かうのも一人ってわけじゃない。もう一人、時の支配人を連れていく。戦うのは私一人だけどね」


 相模は目を見開いて「時の支配人だと!?」と叫ぶ。

 もう数え切れないほど会っているのを彼が知らないのは当前。神音と時の支配人は一週間に四度は会っていたが、全て兵士に見られないように気を付け、見られた場合は賄賂で口止めしていた。


 二人きりの時間は有意義だったと言える。

 紅茶とクッキー以外の飲食。城下町で起きた事件の推理。他にも様々なことをして二人は仲を深めていた。人間をゴミのように見ている神音が、友達とはこういうものではないかと思えるほどに。


「何か、問題でも?」


「……いや、ないとも。くれぐれも気を付けるんだぞ」


「そうですか、それじゃあ祝宴の準備でもしておいてください。すぐに終わらせるので」


 神音は相模の部屋の天井を突き破って出ていく。

 家主の「そこから出ていくのか……」という声は無視した。



 *



 一人で行くと宣言してから数分後。

 神音は時の支配人と一緒に一面荒野の大地に立っていた。

 時の支配人には既に目的地へ向かってもらっていたので合流は早い。現在の神音なら地球の裏側へ辿り着くのも一瞬だ。どんな存在よりも速い自信がある。


 二人は合流すると、離れた場所にある敵地を見据える。

 数えきれないほどの兵士と大砲などの重火器が並ぶ様は、まさに戦争という光景。神音にとってはモルモットが群れているようにしか見えない。十分な数に邪悪な笑みを浮かべた。


「今日、どうして私も連れてきたのかな?」


「ふふ、ただの保険だよ。ただ見ていてくれるだけでいい。それとこの本を預かっていてくれ」


 そう言って時の支配人に渡したのは三冊の魔導書。

 これから大規模な戦いが始まるという時に、力の源である魔導書を渡すという行為にどういうことだと視線で訴えてくる。だが心配はいらないのだ。数々の実験を繰り返した結果、究極魔法は他の魔法と同じように魔導書なしでも扱えた。


 魔導書とは本人の魔力を底上げして、魔法発動のサポートを行うもの。

 究極魔法の初心者は必須な代物だが今の神音には必要ない。持っていなければ魔力消費が激しくなりはするが、いざという時は躊躇いなく使用するつもりである。


「この先、もしかすれば魔導書が使えなくなる時がくるかもしれない。そうなった時に肉弾戦が出来ないのならば危険だからね。自分自身の強さを確かめるつもりさ」


「……まるで今回の戦が最後じゃないかのように言うんだね。あの敵国を相模が支配下に置けば天下統一、戦いは終わる。そうじゃないのかい」


「さあね」


 神音ははぐらかすように時の支配人から視線を敵国の兵士に向ける。


「さて、それじゃあ行ってくるよ。一分ってところかな」


「気を付けて、そんな言葉はいらないか」


 神音は人間を超越した身体能力を発揮して敵陣地に走って攻め込んでいく。

 敵国の兵士達はそれに動揺するも、すぐに思考を切り替えて戦闘体勢に入る。

 短時間で神音は敵陣地に侵入した。数キロメートル離れているのに二秒もかからない。手加減した速度だというのに、走っただけで荒野に一直線の亀裂が入った。


 侵入した神音はまず近くの兵士達を片っ端から殴っていく。

 魔力による身体強化中なため、殴られた箇所が弾けて兵士達は全員死亡。

 圧倒的な力の前では人間など軽く押しただけで死にゆく存在だ。


「早く止めないと。どんどん死体の山が出来るよ?」

「うあああああ!」


 若い敵兵士が剣を振りかぶってくるが、怯まない神音は兵士の額に指をトンと軽く当てる。その兵士は銃弾のように吹き飛んでいき、何百人もの犠牲でようやく停止。吹き飛んだ兵士含めて数百人の肉体が所々千切れている。


「大砲部隊撃てえ! 味方を巻き込んでも構わん!」


「正しい判断だ。勝利には犠牲がつきものだしね」


 離れた場所から真っ黒な大砲から黒い球体が発射される。

 砲弾が弧を描いて神音の近くに落下。強烈な爆発を起こして味方を爆殺していくが、肝心の敵である自分には傷一つ付いていない。精々服が汚れる程度の被害。


「弓矢を放て! 銃もだ! ありったけをぶつけろ!」


「無駄。大砲の次にしては弱すぎる」


 銃を持った兵士に囲まれて銃弾の雨を全方位から浴びせられ、上空からは矢の雨が降り注ぐ。しかしそこまでしても神音に掠り傷一つ負わせられないのは、銃弾と矢を全て躱すか弾くかして防いでいたからだ。

 身体強化した状態の素手なら鋭利な矢も怖くない。


 超人という表現すら生温い神音の動きで周囲の空気が切り裂かれて、嵐のような風が吹いて全ての兵士が宙に舞う。兵士達は空中でぶつかり合い肉塊と化す。本来風に色などないが、その風は汚い赤色に染まっていく。


「さて、残りは?」


 もう総大将からの指示が聞こえない。こうなれば、誰もが恐怖に支配されて殺されないために動くだけだ。形を持った死を遠ざけるために動くのだ。


「あああああ! もう嫌だああああ!」

「化け物だああ勝てるわけがねええ!」


 そんな戦場は異常極まりない。

 熟練の兵士だろうと若い兵士だろうと関係なく逃走。異常な光景だ、たった一人に百万を超える兵士が蹂躙されているのだから。銃も矢も大砲も何も効かない化け物にどうやって勝てというのか。


 神音からすれば実験成功と言える。

 肉弾戦でも大賢者は最強無敵。この世の誰も敵わない。


「腰抜けがあ! 最後まで戦え!」


 部下が無様に敵に背を向けて逃げていくのを見て激怒する総大将。

 三百万いた兵士の大半を処理した神音は、彼の背後に音もなく立つ。


「ならば君も戦えばいい」


 総大将は「……え?」と振り返り、一気に顔から血の気が引く。


「お、おお……あ、あああ」


「言語を忘れたのかな。人間は家畜以下の存在だとしても意思疎通ができるから格上なのに、できないのなら家畜未満だね。君は人間失格だよ」


 総大将の男は恐怖から腰が抜けて尻餅をついてしまい、赤い鎧の下から黄色い液体が流れていく。それを見た神音は戦争始まって以来初めての怒りを表す。


「汚い……」

「ひゅっ、あ、あひゅっあっ」

「その汚い顔を、体を、存在を、二度と見せるな! 消え失せろ!」


 神音が総大将の顔面を殴ると、頭が真っ赤な血液とともに弾け飛ぶ。

 後は仕上げだ。逃げる兵士達を始末するために、手のひらから指の先端までを刀のように真っ直ぐにした状態で、思いっきり水平に薙ぎ払う。手刀自体はただ空気を切るだけだが、手刀の勢いから出る鋭い風圧が兵士達を真っ二つに切り裂く。


 三百万以上いた敵国の兵士達は全員が血を流しきって、命の灯火が消滅した。

 完全勝利を確認した神音は時の支配人のもとに戻る。


「何秒だった?」


「自分で数えているから正確ではないかもしれないけど、二分くらいだったね」


「……予定の倍かかっちゃったか。まあいいかな、接近戦もある程度戦えることも分かった。やはり私に敵はいない」


 神音は時の支配人から三冊の魔導書を受け取り、宙に浮かせる。

 大勢の命を奪った後にしては淡々としすぎているが戦争などこんなものだ。強者を除き、余計な情を捨てられないものから死んでいく。


「さて、帰って祝宴だ。……どうしたのさ時の支配人」


 顔を青くさせて立ち尽くしている彼の様子を不審に思う。

 戦争がどんなものか知らないはずがない。大量の死者が出ることくらい覚悟していたはずだし、神音を前にして誰も生き残らないのも承知済みのはずだ。


「……少し、その前に話をしないか」


「今からかい? 構わないけど」


「訊くけれど神音、君の目的はいったい何なんだ? 何を目指している……? 気のせいと思いたかったが、君からは御子上(みこがみ)の争った人間以上にドス黒い欲望、深く深く底が見えない憎悪が溢れている」


「……そうだね、もう教えてもいいかもしれない。君になら教えてもいい」


「その気持ちは嬉しいよ。さあ、教えてくれ……君の心の底からの願いを」


 これまでの付き合いで神音は時の支配人という個人を認めている。

 友情はよく分からないが少なくとも一緒に居て嫌な人間ではない。

 誰にも明かすつもりがなかった願いを、生まれる前からの憎しみを、彼になら話してみてもいいと思えた。欲に塗れた瞳で彼を見やり、シンプルに語る。


「――人類を絶滅させること」


 時の支配人は目を見開き言葉を失う。


「……といっても、君だけは生かしてもいい。人間という種族はどうしようもないほどに愚かな存在だが、君は何かが違うと感じた。他の人間共とは違うオーラがあるし殺さないでおこう」


 もし一緒にいて不快なら今回の戦争前に殺している。

 時の支配人の固有魔法は厄介だ。まともに戦えば手傷を負うかもしれない。この世界で一番の脅威である彼を今も生かすのは、彼を気に入っているからに他ならない。


「違う、そんなことを求めているんじゃない。……なぜなんてことは訊かない。でも、これだけは言える。君は間違っている」


「間違い? 私はこれを間違いだとは思わない。これから相模の国で祝宴を開いた後、世界に宣戦布告する。もう究極魔法も全て使いこなせるようになったし、相模の利用価値も消えた。まず手始めにあの国を滅ぼし、そこから近い国を次々に滅ぼしていく。延々と繰り返していけば世界から人間の居場所は消えるだろう」


 世界中を敵に回すことになるが人類絶滅が可能だと信じて疑わない。


「私に話したのは、私が敵に回ったとしても脅威ではないからかな」


「君は一番の脅威だよ。まあ時間操作は厄介だけど、禁断の魔導書なら時間操作すら対策出来る。ただ一番の理由は君を気に入っているからさ」


「私もそう……思っている。君は私の友人だ」


「そうだろう? そんな君に頼みがある。もし私が死んだら死体の時間を止めて保存しておいてほしい。死ぬ可能性は低いがゼロじゃない。死者蘇生の魔法はまだ試していないから、念のため死体を君に託す」


 どんなに神音が強くても体が人間なら殺害方法はいくらでもある。

 毒殺、窒息、考えたくはないが病死もありえる。目的を中途半端にしか達成出来ずに死ぬなど最悪のシナリオだ。保険として、禁断の魔導書に記されている〈死者蘇生(イニティウムノヴァ)〉も計算に入れておく。


「神音、もしも私が君の邪魔をするなら……殺すのか」


 神音は時の支配人に背を向けて「さあね」と答えをはぐらかし、宙に浮かぶ。

 そして白い光の矢のように飛び立ち、相模が治める国へと帰っていく。


 神音は相模の国に到着するなり胸を押さえて苦悶の声を上げた。

 突然襲う痛みは今までも何度かあり、それが来る度に胸を押さえつけて苦し気な声を出す。母親の病が心臓だったことを思い出し、相模が言った病は子に移るという言葉が脳内で何度も聞こえてくる。


「くっ、そんなことがっ……! あるものかっ……!」


 激痛の度に頭を振って自分が死ぬイメージを吹き飛ばす。

 痛みも治まったことで平常に戻った神音は、城の最上階に開いた大穴から侵入して相模と顔を合わせる。


「帰ったか神音、その様子ではどうやらいつも通りの結果だったらしいな」


「ええ、所詮雑魚の集まりですから。相手にもなりませんでしたよ……これは」


 神音はいつもの相模の部屋ではないことに気が付く。

 各地の大名などが勢揃いしており、豪華な料理が並んでいる。そこまで見て自分が言った祝宴の準備を済ませていたのだと理解した。


「見ての通り祝宴の準備は出来ている。お主のことだからすぐに終わらせると思ってな。さあ、空いている席に座るといい。今日は好きなだけ食べて構わないぞ」


「ええ、満腹になるくらいには食べますよ。……戦いはこれからですからね」


 戦いはこれからという言葉に相模は少し硬直するが、簡単な挨拶をして祝宴を開始させる。大名達も相模も料理を食べ始めたので、神音も目前の料理を食べ始めようと箸を持つ。

 豪華な料理を眺め、出した結論は一つ。


「……なるほど、戦が終われば用済みか」


 料理に触れもせず、神音は箸を置いて呟く。

 目前の料理に毒が仕込まれていることに気付いたのだ。


 禁断の魔導書には様々な魔法が記されているが、その中には対象の構成を隅々まで調べ上げるものがある。神音は相模と何かを食べる際、毎回その魔法を使用して毒などがないか確認していた。内心恐怖して、始末したがっていると分かっていたからこそ、疑惑のフィルターを外したことは一度もない。


 毒を盛った理由として一番思い当たるのは評価だ。

 最近では国民達の評価すら大賢者に傾いている。このままでは将軍という地位すら脅かされて、国が乗っ取られる可能性があるとでも考えたのだろう。現実は乗っ取りより遥かに酷いわけだが彼が知る由もない。


「どうしたのかね」


「毒を盛るなんて馬鹿な人間だ。最後の晩餐くらい平和に過ごせばよかったものを」


「いったいなんのこ――」


獄炎の抱擁(インフェルノ)オオオ!」


 神音は全力ではないが怒りのままに究極魔法を放つ。

 全てを焼き尽くす黒炎はあっという間に国を呑み込み、地獄絵図を作り出す。

 国民も建造物も道具類も全てが塵と化して、これまで順調に大きくなっていた国は更地へと変貌した。


「はあっ……! はあっ……! バカが、貴様が私を疎ましく思っていたのなんて知っていた。大人しくしていれば苦しまずに死なせてやったものを……! うっ!? うぐっ!? ぐうっ、うああっ!?」


 更地になった国の中心で、神音はまた襲ってきた心臓の痛みに苦しみ始める。

 痛みは今までのものよりも強く、長く、苦しい。眼球が飛び出そうなくらいに目を開き、地面に蹲る。息が荒くなって酸素がうまく肺へと行き渡らない。


 神音ははっきりと死の気配を感じてしまう。

 もうこれ以上生きることは出来ないと直感的に理解した。


「よりにもよって……! こんなっ、ときにっ! これからなんだぞっ……! これから、なのに……」


 もうすぐ死ぬと悟った神音は最後に魔法名を呟く。

 一つの魔法を唱え終わったと同時、全身から力が抜けて意識も途絶えた。



 *



 時の支配人は黒焦げた大地で、一人寂しく息を引き取った友人を見つけた。

 相模の国が消滅した時、黒炎は日本列島の三分の一を呑み込んだ。

 その中にいた生物は当然黒炎に焼かれて死に絶えている。それでも神音は手加減していたのだ。もしも全力ならば日本どころか地球が黒炎に呑み込まれてしまい、星そのものが滅んでいただろう。


「約束通り死体は保存しておく。仮に復活するというのなら、私には止められない。誰か……未来の強き誰か……彼を止めてくれ。そうでなければ彼は、もっと歪んでしまう……」


 時の支配人は膝から崩れ落ちて両手を地面について項垂れる。

 人類絶滅などという目的を聞かされても神音のことは友人だと思っている。だが、馬鹿げた目的を止めたいとも思っている。しかし現実神音を倒せる人間など居ないことは分かっていた。

 誰も止められないから時の支配人は寄り添う選択を選ぶ。


「神音。君を殺したのは、神なのかもしれないな。これ以上、君にっ……修羅の道を歩んでほしくないからっ……!」


 時の支配人は神音の遺体を抱きかかえて涙を流す。

 友人だという気持ちに嘘はなく、純粋にただ死を悲しんだ。


 ――そして数百年の時が流れた。


 神音の死体は約束通り、屋敷の奥底で保存している。

 時間停止の魔法をかけているため欠損はない。

 因みに屋敷が無事なのも、黒炎が辿り着く前に同じ魔法をかけたからである。


 魔法を使えば不老不死の存在になれる時の支配人だが、使わずに人間として死ぬ道を選んだ。それでも魂の時間を停止させることで転生してしまうのを防いでいる。


 考えることしか出来なくなった時の支配人は自分のしたことを後悔し始めた。しかし後悔しても約束に縛られる日々。どうしても神音の遺体を処分する気にはなれず、結果偶然出会った子供に対応を願う始末。あまりの情けなさに自分が嫌になる。


「……ん? 今何か動いたような……気のせいか」


 数百年の時が経っても綺麗なままの屋敷内側。

 奥底にある神音の遺体の指先が、微かに動いたのは誰も知ることができなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ