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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
四章 神谷神奈と運動会
155/608

47.5 二人三脚――息を合わせるのも難しい――


 放課後。

 運動会まで残り二週間を切っている中、当日に向けた種目練習が各々ついに始まる。先程決まった五年一組のクラス鉢巻きを頭に巻いた神奈達は、広い校庭でスペースを分割して練習するメンバーで集まっていた。


 各種目といっても練習するのは百メートル走、二人三脚、大縄跳び、学年混合リレーの四つのみ。他の種目は道具の使用許可が出なかったためぶっつけ本番で何とかしなければならない。


「……まさかマジでこれになるとは」


 己の頭に巻くクラス鉢巻きを触りながら一人ポツリと神奈が呟く。

 上半分が黒、下半分が白に塗られた簡素なデザイン。誰がこんな手抜き作品を提出したのかといえば他ならぬ神奈自身。やけに才華が気に入ったため、他の意見を封殺した彼女により見事クラス鉢巻きに選ばれたのだ。デザインは簡単なので全員分作るのに大した手間は掛からなかった。


「さあ練習を始めよう! まずは百メートル走だ!」


 いつもよりテンションが高い燃え盛る炎のような赤髪の少年、熱井(あつい)心悟(しんご)が瞳にやる気を漲らせながら叫ぶ。全員が着ているのだが赤の短パンと白の体育着が誰よりも似合っている。


「神谷さん、同じ種目だね」


 そう話しかけてきたのは魔法少女ゴリキュアオタク仲間である少年、真崎信二。一応ゴリキュアのイベントへ一緒に行く仲である。ちなみに彼が提出したクラス鉢巻きデザイン案にはアニメの絵が描かれていた。


「そうだな。てか私ほとんどの種目に出る予定なんだけどさ、休んだ人のを勝手に決めるってどうなんですかね」


「あはは、それだけ運動能力が高いって認められているんだよ。神谷さんと隼君は僕達にとって勝利の鍵ってやつなんじゃないかな。僕も多少足腰には自信があるから走るの頑張るよ」


「俺もだ、俺も自信あるぜ!」


 真崎と話していると別の少年が話に割り込んでくる。


「誰だお前」

夢野(ゆめの)宇宙(そら)だよ!? ほら、UFOの時の!」

「……あ、ああ! 思い出せなくてごめん!」

「いいんだ、忘れてても思い出してくれれば……」


 そして今度は少女が歩み寄って来る。


「私も得意だよ。一緒に頑張ろうね!」

「誰だお前」

「こうして話すのは初めてだね。比曽(ひそ)真伊(まい)です」

「本当に初めましてかよ。よろしく、頑張ろうな」


 次はまた別に黒髪の少女が歩み寄って来る。


「私も頑張る、よ」

「誰だお前」

「酷、い」

「ごめん泉さん流れでつい!」


 本番で使われる百メートル走のコース前に集まった八人の男女。

 神奈、才華、真伊、泉、速人、熱井、夢野、真崎。計八人がちょうど並べるコースの数なので一斉に走れる。


「それで、百メートル走の練習ってやっぱり走んの?」


「もちろんさ! とりあえず全力で二十回走ってみようか!」


 さらっと告げられた練習内容に才華、真伊、泉、夢野、真崎の五人が「え?」と驚いている。驚くのも無理はない、百メートル走の練習なんて走る以外にないだろうが、合計二キロメートルも全速力で走れと言われればさすがに耳を疑う。


 暑苦しい熱井の「よし、行くぞおおお!」という声を合図にスタートした。

 神奈と速人は互いを一瞥して、周囲に被害が及ばない程度のスピードに抑えて走った。二人の速度は圧倒的であり、熱井を除いた五人が百メートル走っている間に走り終えてしまった。


「さあ、ぜえっ、はあっ、次は、二人三脚だああ!」


 息切れしている熱井が叫んだので場所を移動する。

 二人三脚のメンバーである夢野は未だ百メートル走の練習が終わっていないので一人欠いている。残りの熱井、速人、神奈、笑里、灰島の五人で練習を始めなければならない。


「あ、神奈ちゃん! そっちの練習はもういいの?」


「まあな、秒で終わったし。そっちは順調そうだな」


 オレンジ髪で活発な少女、笑里が笑顔で手を振るので神奈は振り返す。

 彼女はパートナーの少女、灰島シャルロッテと足を紐で結んでいる。イギリス人とのハーフらしい灰島はぎこちない笑みを浮かべているが疲れが溜まっている様子だ。見れば右膝と左腕に擦り傷があって血が流れている。


「灰島さんだったっけ。笑里の相手は大変だろ、大丈夫か?」


「はは、最初は酷いものでしたけどね……ようやく、形になってきましたよ」


「私のペースだと速すぎるみたいなんだ。だからね、シャルロッテちゃんのペースに合わせて走ったら上手くいったの。遅いけど転ばなくなったし」


「最初は秋野さんが全速力で走ったものですから、ジェット旅客機に引きずられる感覚を味わいましたよ。ホント死ぬかと思った。擦り傷だけで済んだのが奇跡です、一生分の運を使い果たした気分です」


 光を失った瞳になった灰島が震えながら早口で告げる。

 想像以上に練習がハードだったのが分かる……精神的な意味でだが。


「ふむ、夢野君は、はあ、まだ走っているみたいだし、ふう、ぜえ、神谷さんと隼君は先に始めてくれ。僕は、はあ、彼が走り終えるまで一緒に走って来るよ。い、行くぞおおおおおお!」


 息を切らしながら熱井が百メートル走の練習場所へと戻っていく。神奈の「お前は一回休めよ!」という声を無視して、疲労でフラフラの夢野と一緒に走り始めた。彼がそのうち過労死しても神奈は驚かない自信がある。


「はぁ、じゃあ始め……もしかしてペアお前なの?」


 傍にいる速人に対して嫌だという気持ちが神奈の顔面に浮き出る。


「余ったからそうなんだろうな。チッ、最悪な相手だぜ」


「は? こっちの台詞なんですけど?」


 ある意味息が合う二人はいきなり顔を近付けて互いを睨む。

 誰にでも分かるだろうが組み合わせが悪い。ただ、もう消去法でペアが決まってしまった以上は文句を言っても仕方ない。二人は嫌々だが右足と左足を紐で結んで準備を終わらせる。


「とりあえず、せーので足出すぞ」

「俺に命令するな。俺が合図を出す」

「は? 私が合図するから黙って従ってろよ」

「は? なぜ俺がお前に従わないといけないんだ?」


 互いに顔を近付けて睨む光景を見ていた笑里が「仲良いなあ」と呑気に言っているが断じて仲は良くない。友達にカウントしていいかすら迷う。


「キリがないっての! もう行くぞ、せーの!」

「ちいっ! 仕方ない、俺の足を引っ張るんじゃないぞ!」


 二人は右足を出そうとする。神奈の右足は縛られているので当然前に行かず、逆に速人の右足は大きく前に進む。ただでさえ慣れない状態なので二人は軽く悲鳴を上げながらバランスを崩す。


 気が付けば神奈はくるりと回って背中から地面に倒れ、それに引っ張られた速人が覆い被さるように倒れる。この状態だけを見た者は男子が女子を押し倒したように見えるだろう。


 ラブコメ漫画のような展開に神奈は焦る。

 速人の顔が自分の顔の数センチ上で止まる――ことなくそのまま激突した。柔らかい唇同士が触れ合うなんて生易しいものじゃない。思いっきりぶつかったため前歯に衝撃が奔り二人で悶絶する。初キスは口の中が切れたせいで血の味がした。

 二人は腕で唇を何度も擦って立ち上がる。


「前歯が、前歯がいてえ」

「くそが、折れたらお前のせいだぞ」


「ああもう、もう一回だ! 気分変えてくぞ!」


 せーのという掛け声で二人は足を出して先程と同じように倒れた。

 今回は速人が手を付いたためキスする展開にはならなかったものの場所が問題であった。彼が手を付いたのは神奈のほぼぺったんこな胸だったのだ。


「……なるほど、なるほどねえ。そんなに死にたいか」


「何言ってんだ、ダメージはないだろ。さっさと起きるぞ」


「ちょっとは動揺しろや女子の胸触ってんだぞお前! 狼狽えろや!」


「俺はハニートラップの訓練もしていたことがある。今さらお前の断崖絶壁を触った程度で動揺するわけがないだろう。分かったらとっとと立って練習を続けるぞ」


「誰が断崖絶壁だラッキースケベ野郎! ハニートラップの訓練とかどうせ厭らしいことしたんだろクールぶった変態! バーカバーカ!」


「ふっ、見苦しい奴だ。己の成長不足にキレるとはな」


「うるせえ! 立つんならとっとと立てや、お前が立たないと私も起き上がれないの見て分かんない!? いつまでも胸に手置いてんじゃねえよ!」


 相性最悪だと理解していたつもりの二人だが実際は想像を超えていた。

 本来なら二人三脚の練習を終えたら大縄跳びと学年混合リレー練習が待っていたのだが、あまりにも下手なのでそちらに参加出来そうにない。せめて今日中に歩けるくらいにならなければと二人は練習を続け、互いが互いの足を引っ張りつつ時間だけを浪費していく。


 史上最低に情けない無様を晒す二人を眺めていた笑里は、ようやく戻って来た熱井に「ねえ心悟君、ペア変えた方がいいんじゃない?」と提案した。だが汗だくの熱血少年は「二人のやる気が伝わる、続行だ!」と暑苦しく一蹴する。


 結果、神奈と速人の二人は練習時間を全て二人三脚に費やすことになった。



 * * *



 来る日も来る日も二人三脚。

 初日は散々だったが次第に息を合わせることが出来て、練習四日目には歩行出来るようになれた。それからは順序を踏んで走れるようになり、運動会二日前には全力疾走すら可能とした。


 さすがに神奈の全速力だと相方が付いていけないので速人のペースだが……およそマッハ十五、音速の十五倍というスピードで走行可能。これでもし神奈のスピードに合わせられるなら、どこぞのマッハ二十の超生物もびっくりな走りを見せられただろう。


 宝生小学校の生徒全員が必死に練習を重ね、ついに来た運動会前日。

 朝のホームルームにやって来るはずの担任教師が中々来ない中、教室内は当日へ熱を高めた生徒達の話声で賑わっていた。神奈も席の近い笑里や才華と話している。


「お母さんは来れないけど私頑張る。二人三脚で一番になる!」


「私と隼のペアも不本意ながら仕上がったし一番は私だぞ、この学校の誰にも負けない自信があるね!」


「うちの学校の生徒には負けてもいいでしょ、向こうに負けなければいいんだから。……まあ最近は妨害もなかったし練習の成果を出せば勝てるはずよ」


 以前に起きた雲固学園からの攻撃。生徒が生徒を襲うという卑劣なそれはあれ以降起きていなかった。一応の休戦協定を神奈が天寺と結んだからだ。


「それにしても先生遅いわね」

「来たんじゃないか? 足音するし」


 神奈の言う通りドタバタと喧しい足音が廊下に響いている。

 慌てた様子で女教師が扉を開けたことにより全員が静まり返る。注目を集めた彼女は激しく息を切らしており、今にも倒れそうなくらいにフラフラしている。


「ハアッ、ハアッ、みなさあっ、ハアッ、あいへんうぅ」


 慌てすぎか疲れすぎか、息が上がりすぎて何を言っているのか分からない。親切な生徒の一人が「落ち着いて、ほらこれ飲んでください」と水が入ったコップを差し出すが、女教師は礼を言った後に飲んだ瞬間咳込んで吐き出した。吐き出された水は床にびしゃっと広がり親切な生徒は少し距離を取る。


 いつもゆったりとしている女教師がここまで慌てているのを神奈達は見たことがない。何かあったということだけは理解出来るので、クラスの生徒全員は女教師が落ち着くのを待つ。

 深呼吸を繰り返し、ようやく落ち着いてきたのか女教師は喋り出した。


「皆さん落ち着いて聞いてください、大変です。どうやら明日の運動会の種目が一部変わってしまったんみたいなんです!」


「種目が!?」

「何で……」


 前日に種目変更という急に知らされた前代未聞の事実、神奈はそれも雲固学園の仕業ではないかと推測する。しかし天寺とは休戦協定を結んだはずだ。他の生徒が関わっているならありえるだろうが、天寺に従わず独断行動する生徒がいるのは俄かに信じ難い。


「先生、その変わった種目っていうのは?」


 才華が真剣な表情で女教師に問いかける。


「えっと、今から当日の予定表を配るので確認してね。みんなの頑張りを知っている身としては何とかしたいんだけど、どうやら校長先生が提案を受理しちゃったみたいでどうにもならないみたいなの……」


 女教師が最前列の席の生徒達にまとめて薄紅色の紙を手渡す。

 一人一枚ずつ取ってから後ろに回していき、最後列にいる神奈の手元に来たのは一番最後。その頃には生徒達の困惑や驚愕の叫び、嘆き声が聞こえてきたのですぐに予定表に目を通す。


 八時半に開会式。

 十五分の休憩を挟んでから順に種目が行われるようだった。

 第一種目、百メートル走。

 第二種目、借り物競争。

 第三種目、大玉転がし。

 第四種目、玉入れ。

 第五種目、綱引き。

 五十分の昼休憩。

 第六種目、棒倒し。

 第七種目、騎馬戦。

 第八種目、ラビリンスシューター。


 予定表を見ながら神奈は決まっていた種目を思い出していく。


 第一種目、百メートル走。

 第二種目、二人三脚。

 第三種目、大玉転がし。

 第四種目、玉入れ。

 第五種目、綱引き。

 第六種目、借り物競争。

 第七種目、大縄跳び。

 第八種目、学年混合リレー。


(あんだけ頑張った二人三脚抹消されたあああああああ!)


 ほとんどの時間を練習に費やした二人三脚は消えていた。それだけではなく、大縄跳びや学年混合リレーすら消失。さらに最後の種目に関しては見たことも聞いたこともない。種目変更を持ち掛けたくらいなので当然雲固学園側は全て把握しているはずだ。宝生小学校側が不利になったのは口に出すまでもないだろう。


「あんのジジイやってくれたな……」


 神奈は校長の顔を思い浮かべて怒りを燃やす。妄想だがサンドバッグにして殴り続ける。心の中で八つ当たりしていると、クラスの雰囲気がどんよりしたものになっていることに気付いた。これまで練習してきたことが無駄になるかもしれないのだから無理もない。


「皆、落ち込まないで! あわわわ、どうすれば……!」


 笑里は全員に向けて叫ぶが教室中の俯いた顔は上がらない。


「いや落ち込むなって方が無理だろ」

「そうだよ、せっかく練習してきたのに」

「もう負けたよマジで」


 気持ちは分かるが士気の下がったまま明日になっては目も当てられない。こういった時にいつも士気を高めてくれる暑苦しい少年はなぜか黙っている。珍しく落ち込んでいる彼が動かない以上は頼れない。

 仕方ないか、と神奈は重い腰を上げて立ち上がる。


「お前らさ、もう敗北ムードは早すぎるんじゃねえの」


「たぶん向こうは変更後の種目練習してたんだろ、無理じゃん」

「うん絶対無理。無駄無駄無駄無駄」

「いっそ転校とかお願いしてみようかなあ」


 当然気持ちは分かる。敗北したら神奈も転校を視野に入れる。


「そうやってやる前から諦めるのか? 何事もやってみなきゃ分からないだろ。種目変更がなんだ! そんなもの気合と根性で乗り切ってやろうじゃないか! なあ熱井君、お前は普段これくらい暑苦しかったし諦めが悪かっただろ」


「……無駄さ、諦めよう。僕らはギブアアアアアップ!」


「ネガティブでもうるせえなお前!」


 そんな叫ぶ元気があるなら他の生徒達を元気づけてほしいと思ってしまう。もう小学五年生、五年間で神奈は熱井の影響力を知り尽くしている。彼が暑苦しく叫べば周囲も影響されるのだ。尤も今はその力のせいで周囲もどんよりムードだが。


「はっ、じゃあこう考えよう。私達は確かに変更後の種目を練習していないけど、何も準備せずに勝てたら気持ちいいよな。爽快だろうな、それだけ私達が上だって思えるんだから。練習なんかなくたって私達の方が上だって思い知らせてやればいいんだよ」


 その言葉に、誰かが言葉を返した。


「いいかも。何かそう思うと楽しそう」

「そうだよ、今までやってきたことは無駄になんてさせない。俺やるよ!」

「そうだよね、やろうよみんな!」


 その言葉をきっかけに全員の士気が回復していく。


「ああ、絶対何であろうと勝つぞ!」

「私頑張る!」

「やる前から諦めてたら確かにダメだよね……!」


 俯いていた熱井も頭を上げて周囲を見渡す。二人三脚が消えたからか沈んだ様子の速人はフンと鼻を鳴らす。クラス全員のテンションが徐々に上がる。全員が俯かせた顔を上げてやる気に満ちている顔になるのを見た神奈は微笑む。


「もちろん私は最初からやる気だよ?」

「私もね」


 神奈の横では歩み寄った笑里と才華が拳をグッと握る。


「よし、じゃあ皆で円陣組まないかい? その気合を込めて」


 熱井の提案により速人を除いたクラス全員が円陣を組む。隣の人間の肩をがっしりと掴んだ神奈達は、普段より熱さが足りない彼の言葉を待つ。


「僕達は絶対に雲固学園に勝つぞ!」


「お、おう。そういやそんな名前だったな」

「ちょっと気分下がっちゃうよね……」


「おい士気下がるの早いよ!? と、とにかく勝つぞお!」

「おおおおおおおおおお!」


 熱井の強引にも感じる締めの言葉で円陣を組んだ全員が雄叫びを上げる。一人外れていた速人は叫ばなかったが軽く拳を握って少し上に掲げている。

 様々な妨害があった中。神奈達は翌日の運動会に向けて、込められた気合はそのままにゆっくりと身体を休めることにした。


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