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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
三.六章 神谷神奈と精霊界
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44.999 春告げる者


 寝るには硬すぎる地面で眠っていた神奈は起き上がる。

 寝ぼけた頭で遅い思考を巡らすとサクランとの戦いが頭に浮かぶ。意識を失う最後ドラに運ばれていったような気がした。すぐに周囲を見渡してみれば妖精界の景色とは少し違う。


 多種多様な色が絶え間なく変わっていくグラデーションの綺麗な空に、虹色の球体が大小問わず漂っているのは同じ。だが離れた場所にボロボロの瓦礫が繋がっている道を見つけて、振り返れば精霊王の足が見える。つまりここは精霊界だ。


「目覚めたのね神奈!」


「ドラ……。た、戦いは!? サクランはどうなった!?」


 どこからか近寄って来た粒のような大きさの金髪妖精へと問いただす。

 羽をパタパタと動かしている彼女は「きゃっ、びっくりしたじゃない!」と怒る。悪かったが神奈は今それどころじゃないのだ。スノリア、コウヨウ、そしてもう一人いたような気がするが三人で神奈の居ない穴を埋めている。サクランは強い、きっと死闘になるだろう。早く戦闘に戻らなければと慌てる神奈にドラは衝撃の一言を放つ。


「全部終わったわよ」


「そうか、終わった。終わった……え? 終わった?」


「アンタが一日寝てるうちにね。さすが季節の精霊様だわ、あのサクラン様を捕まえちゃうなんてね。スノリア様とコウヨウ様にお礼を言いたいなら秋の国と冬の国に行けばいいわ。傷が多いから自国で休養しているみたいなのよね」


 信じられないことにスノリア達だけで終わらせたとドラは言う。

 こんな重大なことで嘘は吐かないだろう。どうやらサクランは捕らえられたようで、煮え切らないが戦闘は終了したらしい。時間をかけて受け入れた後「……サクランは?」と神奈は質問する。


「今から始まるわ。……あそこよ、行きましょ」


 何が始まるのかは分からない。ただ、ドラの飛んで行った方向を見てみると遠くに縄で縛られたサクランが見えた。隣にはデジザイアがおり、対面しているのは角度的に精霊王だと思われる。事件の後始末のようなものだろうか。気になった神奈は〈フライ〉で飛んでもっと近くへ行く。

 春の妖精と欲の精霊の後ろへ移動した神奈達は行く末を見守る。


「……では、うぬらが共犯で、立春のオカリナが手元にあるのに行方不明とした、でいいのだな?」


「そうです」


「いや、いやいやいやいや! そうですじゃないよ! 何かおかしいと思ったらさ、え、何、何で私も犯人扱いされてんの!? 私今回無関係だって言ったはずだよね!? 確かに帽子の中に絡まってたみたいだけど無実だよ!?」


「デジザイアの言うことは事実です。今回そいつは何もしていません」


 意外なことにドラがデジザイアのフォローをした。

 精霊王は「ふむ、ならばもう帰っていいぞ」と告げたので、遠慮せずにデジザイアはその場を離れてドラの隣へ移動した。軽く頭を下げたのは感謝の証だろう。


「帰らないのか?」

「ちょっと興味あるから残る」


 一応問いかけたが残る気のようだ。この場で悪戯する勇気はないだろうし放置して問題ない。今気にすべきはサクランの罪に対する精霊王の対応である。


「まず、なぜこんなくだらぬことをした? うぬは春の妖精として今まで役目を果たしていたはず。誰かに唆されでもしたのか? それとも反抗期というやつか?」


「飽きたのです……そう、自分を偽ることに飽きたんだよ。春を呼ぶのは仕事、国の統治も仕事、休まず働くことになるけど私しかやれない誇れることなんだって最初は思っていた。でも次第にどうしてこんなことをしているんだろうって考え始めて、答えは出ずにずっと悩み続けた。こう思う時点で自分のしたいことじゃなかったんだろうさ。……だから、仕事を辞めたくなった。動機はそんなところだよ」


「休まず働けと言った憶えはないぞ、適度に手を抜いていいのだ。褒められたことではないがスノリアは国を放置することで楽に生きている。コウヨウも趣味で絵を描く時間はあるようだし、サニライズは不満もなく笑っている。自分のやりやすいようにスケジュールを組み立てれば、精神的に追い詰められることなどなかっただろう」


 なぜかブラック企業を辞職したい社員と引き留める社長の会話に思えた。

 正直、サクランの気持ちも神奈は理解出来る。

 やりたくないことをずっと続けるのは辛いものだ。逆に好きなことを好きなだけ続けるのはあまり負担にならない。休憩すればいいというが現状自体がストレスになってしまう以上、いずれ限界を迎えて爆発してしまう。


「いっそ殺せ。そうすればまた新しいのが生まれるだろ」


「出来ん相談だな」


「人間に迷惑を掛けまくった私を許すのか? 私がこの立場にある限り、またいつか同じようなことをするかもしれない。今度は誰にもバレないように」


「許すつもりはない、殺すつもりもない。ただ、そこまで追い詰めてしまったのに気付かなかったのはこちらの落ち度。ゆえに一つ解決策を贈ろう。後継者を育てるのだ。春を司る精霊でなくてもいい、その場合春を呼ぶのは通常より大変になるだろうが、それでも構わないと言う者に教育を施せばいい。さすればうぬも役目から解放されよう」


「いるわけがない。面倒事は避けてみんな私を頼ってばかり、誰も面倒事を自分からやろうなんて思わない。中途半端な気持ちで続ければ私の二の舞になる」


 神奈の隣にいるドラの様子がおかしい、妙にソワソワしている。


「はっ、まあ確かに面倒なだけだしな。自由が一番だ」


 辛辣にデジザイアが呟くが実際その通り。面倒事をわざわざ引き受けたい者などいないし、いたら何か打算がある。打算があるだけでは遥か遠い未来で同じ事件が引き起こされるだけである。だがもし面倒事を面倒事だと思わない者がいればどうか。本来サクランが行うはずの春を呼ぶ仕事、それを面倒に思わない者がいれば後継者問題は片が付く。


「……立候補しないのか? 今なら一番乗りだぞ」


 神奈の心当たりといえばドラだけだ。

 サクランに対しての台詞を聞いていた身としては、彼女が自国の女王を尊敬しているのを分かっている。今でも様付けなのがいい証拠だ。そんな彼女は出来ることならサクラン支えたいと思っているに違いない。


「やりたい……やりたいけど。アタシなんかじゃ無理だよ」


「やる前から無理だと思うなよ。出来ることも出来なくなるぞ」


 言質は取った。後は背中を押してやれば今回は丸く収まる。


「アタシはただの妖精、何の役目もない。そんなアタシに春を告げる役目なんて重すぎるわ。人間界の運命を左右するような役目を背負うなんてアタシには……」


「じゃあ何でやりたいって思うんだ? 理由あるんだろ?」


「単純なものよ。……役目を持たずに生まれたから、ずっと、憧れていたの。役目を持たずに生まれる奴は珍しくないし、そういう奴等はみんなサクラン様に憧れていた。でもアタシとみんなはちょっと違かった。みんなも憧れていたけど自分から手伝おうとはしなかった。アタシは、少しでもサクラン様の力になりたくて自分から手伝いに行った。ほとんどやれることなんてなかったけど……それでも任された仕事は一生懸命取り組んだわ。……少しでも役目を持った気分に浸っていたかったから」


「なら迷う必要なんてない。お前はサクランを手伝いたいんだろ? だったらやれるさ、あいつを助けたいって気持ちがあるならいいじゃんか。それに今度は憧れていた役目を持てるんだ。引き受けない理由がお前にあるのかよ」


 ドラは「でも……」と煮え切らない様子だ。

 あともう一押し、あともう一押しが足りない。しかし、これまで説教臭いことを散々叫んできたりした神奈でもここまでが限界であった。今すぐにはこれ以上何も言葉を思いつかない。


「はははははは」


 ――突如聞こえた笑い声は真後ろから聞こえた。

 振り返った神奈の視界に映ったのは首から下は日本人のような精霊であった。異常なのは頭部がデフォルメされた太陽のような形なのと、絵本に描かれていそうな顔のパーツ。そしてなぜかビキニとブーメランパンツを身につけていること。あまりにカオスな外見なので神奈は「うわっ!?」と驚愕する。


「な、何だこいつ……え、敵か?」


 ドラが「サニライズ様」と呟いた。

 その名前に神奈は聞き覚えがある。スノリアやコウヨウと同じ季節を司る者、四季のうち夏を担当する精霊の名前だったはずだ。言われてみれば夏っぽさがあるような気もする。


「はははははははははははは。ははははははははははははは、ははははははははははははははははははは」


「……サニライズ様も?」


「ははは。ははははははははははははははははは、はははははははははははははははははははははは。ははははははははははははははは。はははははははははははは」


「サニライズ様……!」


 神奈は「……ええ」と困惑の声を零す。

 嬉しそうにしているドラには悪いが台詞が意味不明すぎる。


「……何言ってるのか全然分からねえ。腕輪、翻訳出来ないの?」


「え、神奈さん分からないんですか? 滅茶苦茶良いこと言っているのに、分からないなんてサニライズさんに失礼だとは思わないんですか。もっと勉強した方がいいですよ」


「勉強以前に何語だよこれ。デジザイアは分かんの?」


「全く。さっきから何言ってんだこいつ。逆にどうしてこの妖精は分かるんだよ、言語体系が根本から違うだろこれ。私には抑揚なく笑ってるようにしか聞こえないよ、怖いぞ……」


 腕輪の言葉だけなら半信半疑だが実際にドラは興奮している。喜色が前面に出ているので本当に良い事を言っているのだろう。

 ぶっちゃけ宇宙人の言語の方がまだマシだと神奈は思う。あちらは抑揚もあったし、意味は伝わらなくても言語だと理解出来た。それに対してサニライズ語は一定の声量で同じ言葉を連呼しているから意味不明なのだ、言語だとすら理解出来ない。


「アタシ、勇気を出してみます。サニライズ様、神奈、見ててね」


「え、お、おう。いってらっしゃい」

「ははははは」

「マジ何なの……?」


 原因は不明だが心変わりしたらしいドラは飛び立つ。

 サクランの隣へと移動した彼女はすうううと大きく息を吸い込む。


「アタシにサクラン様の後継者をやらせてください!」


 飛び出て来た妖精にサクランは「ドラ?」と目を丸くして呟く。彼女はどうせどうしてそんなことを言うのかとでも思っているのだろう。精霊王に関しては顔が見えないし声も出さなかったのでどう思っているか神奈には分からない。


「こちらは一向に構わんが……サクラン、うぬはどうだ?」


「……ドラ、悪いことは言いません。あなたは何も分かっていない。引き受けるのは止めておきなさい。あなたが役目を背負う者に憧れているのは理解していますが、辛いだけですよ。きっとあなたもいつか仕事を放棄したくなる」


 猫を被った状態でサクランは告げる。


「はい、アタシは分かっていませんでした。サクラン様が辛いことも、役目が誇りや憧れだけじゃ果たし続けられないことも。それでもアタシはやってみたいんです。アタシは少しでもサクラン様が楽になってほしい。ほら、清楚そうな演技も辛いなら止めてくださいよ」


「……ドラ、お前は従順なだけが取り柄だ。仕事の要領は良くないしあるのはやる気だけ。……なあ、分かるだろ? 従順なだけがお前の取り柄だ。私の言うことを聞いておけ、立候補なんてするな。お前のような奴まで心が荒んでいくのは見たくない」


「今、言いましたよね。確かにアタシは要領がよくない、不器用かもしれない。でもやる気だけはあるんです! サクラン様は昨日言っていたじゃないですか、やりたい奴だけがやればいいって。アタシはやる気だけなら誰にも負けませんよ! 役目の重要性が高すぎてちょっと怖いけど、アタシにやらせてください! 今のアタシの取り柄はやる気だけです!」


 会話を聞いていた神奈がぷっと吹き出す。

 笑うのを必死に抑えるが抑えきれず、笑ってしまったのを隠すために手で口を押える。


「はははははっ、お前……! 取り柄がやる気だけって……!」

「ははははははは、ははははは」


「な、何がおかしいのよ神奈! サニライズ様まで……ってこらデジザイアああ! アンタ何で今だけ後ろ向いてんのよ! アンタまで笑ってんじゃないでしょうね、ちょっと前向いて顔見せなさい!」


 真剣なのが理解しているがバカだと思う。いい意味で。

 面接で長所がやる気だけなんて言う奴がいたら大半落ちる。いくらなんでも正直すぎるだろう、バカというのはそういう意味だ。自分の気持ちに真っ直ぐで、こういう場で正直な心を言葉に出来る者はそういない。

 嘘を言わないわけじゃない、ドラだって嘘は吐く。しかしそれは照れるのを隠すようなツンデレ的思考の時のみ。大事な場面で変に誤魔化すことなど絶対にしない。


「……ふ、はは、はっはっはっは!」


「ちょっ、サクラン様あああぁ」


「いや、悪い、笑って悪かった。そうか、やる気だけはあるか。……要はそのやる気を維持できれば問題ない。一つ確認をしたいんだけど、それは本当にお前のやりたいことなんだな? 誰かに入れ知恵されたわけじゃないんだな?」


 春の妖精であるサクランは生まれると同時に役目を背負っていた。本心ではやりたいと思っていなくても、使命だから、誇りある仕事だからと自分を騙してやり続けてきた。そんな自分と同じで自分自身を騙しているんじゃないかと心配しているのだろう。


 神奈にはドラの心の奥底など到底分からない。読心能力でもあればよかったがないものはない。ただ、本当の気持ちが分からなくても神奈はドラを信じている。相手を信じなければ何も始まらないのだ。それに、誰も信じない先に待つのは孤独なのだから。


「はい。将来のことは予想出来ないけど、少なくとも、今のアタシがやりたいことはこれなんです。これだと思います。だからアタシを……信じて任せてくれませんか?」


「……ああ。どうせ他に立候補する奴なんていないだろう。お前がやりたいと言うのなら任せてもいい、最初の数年はサポートしてやる。だけど少しでも心が揺らいだらすぐに言え」


 サクランの返答にドラは「はい!」と元気よく笑う。

 これで立春のオカリナ行方不明事件は幕を閉じた。新たな春を告げる者が誕生して解決したのだ。今回神奈が動く必要があったのかは怪しいが解決は素直に嬉しく思う。


「それでは新たな妖精界の女王誕生を祝して宴だ! 第862回、精霊界恒例、大宴会を開催する! 皆の者よ準備せえええええええい!」


「あれ、前は八十万回とか言ってたような……」

「気分だからね。精霊王の気まぐれで変わるんだよ」

「そうなの!? 超適当!」


 宴会が始まった。

 前回は遠慮気味だった神奈も今回ははっちゃけた。時間も何もかも忘れて盛大に騒ぎ、食べては飲み、後になって照れ出したドラを揶揄ったりもした。本当にその間は童心に帰っていた。

 重要なことに気付いたのは宴会が終わって帰る時である。



 * * *



 神奈は精霊王にゲート、精霊界と人間界を繋ぐ異空間の道を作ってもらって帰還する。重大な事実を思い出した神奈は青褪めた顔で真っ暗な自宅へ駆け込む。とても先程まではしゃいでいたのと同一人物だとは思えない。

 現在の時刻は不明だが夜らしい。神奈は神の加護で暗闇でも関係なく見えるが、今日は手足が小刻みに震えてしまっている。


「ヤバい、ヤバすぎる……今回は、本当にヤバい」


 ズボンのポケットに入れていたスマホが鳴った。

 通話着信音だ。大好きな魔法少女ゴリキュアのオープニング主題歌【チャーミングゴリラ】も今では恐怖のメロディー。恐れから「ヒッ!」と上擦った声を思わず出した神奈は恐る恐るスマホを手に取る。


 電話を掛けてきた相手を確認すると【秋野笑里】の表示。

 一先ず想定していた相手の中では一番楽な相手で胸を撫で下ろす。

 ゆっくりと大きく息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。何度も深呼吸を繰り返して緊張を解してから通話表示をタップする。


『あっ、もしもし! もしもし!? 神奈ちゃん!?』


「……お、おお、笑里。えっと……どうした?」


『大丈夫なの!? うええええーん、よがっだよおおおお! 学校休むから心配で家に行ったらいないし、ずっと帰って来ないし……心配してたんだよお! 毎日電話しても出てくれないしい! うえええええええん!』


「お、おう悪かった! 学校は明日から行く!」


『明日はどよ――』


 通話終了をタップして強制的に電話を終わらせた。

 慌てて着信履歴を見てみると、そこにはずらっと友人達の名前が並んでいた。数百どころじゃない、千は超えている。もはや軽くホラーである。


 原因は理解している。だから焦って戻って来たのだ。

 精霊界とこの世界では時間の流れが違う。いったい神奈はどれくらい長く精霊界に滞在していただろうか。今が何月何日の確認が怖いがチェックしなければならない。


 震える手で画面を操作しながら日付に視線を動かす。

 表示されているのは【九月十日】の文字。

 確か、確かだが神奈が精霊界に来る直前は三月だったはずだ。つまり約半年、スマホが壊れていなければそんなに長い期間不在だったことになる。これがどれだけマズいか誰でも即座に理解出来るだろう。


 そして明日学校へ行くと言ったが確認すれば明日は土曜日。学校は休みである。

 着信履歴を見るに、というか半年もいなかったら誰でも心配する。失踪事件として扱われていてもおかしくない。警察に捜索願が出されていなければいいが……才華あたりが出していそうだ。


「神奈さん、早めに謝った方がいいですよ。みんな心配でしょうし」

「……うん、そうする」


 明日は知り合いを集めて似非謝罪会見でも開こうか。

 とりあえず、知り合い全員に謝るのは決定事項である。







 カクヨムで投稿するにあたって加筆と修正をする予定なので、次に投稿する時は運動会編です。まったく新しい話はその後でお願いします。


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