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【終章完結】神谷神奈と不思議な世界  作者: 彼方
三.五章 神谷神奈とお菓子の町
124/608

44.88 お友達を見つけられるかな


 お菓子の城に入った藤原才華は最上階へ辿り着いていた。

 数々の難問が待ち受けていたが彼女にとっては悩む必要もないものばかり。ネットワークに接続しているかと思えるくらいに豊富な情報量の前では、用意された難しい問題も全く歯が立たない。


 正規ルートで階段を使いながら上がって来た才華の前には赤い扉がある。

 所々に黒い粒々があることからおそらく苺だろう。自分の身長の三倍はある赤い扉を才華は両手で押し開けた。


 スポンジの柔らかい床。ショートケーキの断面のような壁。クリームがトッピングされている天井。部屋の中心に置かれている苺色のテーブルと椅子。それらが最上階の広い部屋に入った才華の視界に広がる景色。


「わー、あのクイズを突破したんだー」


 部屋を見渡していると、いつの間にかテーブルの近くにある椅子に子供が座っていた。白いクリームでコーティングしたような体をしており、ソフトクリームのようにグルグルとクリームを巻いているスカートとベストを着ている。白いとんがり帽子を被る子供は笑顔を向けてきた。


「私達と同じ挑戦者……じゃなさそうね。もしかしてあなたがこの城の持ち主で、町や人をお菓子にした犯人なのかしら?」


「ふっふーん! そーだよ、凄いでしょ! 私は人がお菓子を愛する気持ちから生まれた精霊ポイップ。ここまで来れた才華ちゃんには最後のゲームの挑戦権がありまーす」


「最後の、ゲーム?」


「うんそーだよー? ゲームに勝てば今すぐ町は元通り! 負けたら才華ちゃんもクッキーになってもらうけどね!」


「……ああ、そういうこと。ねえ聞きたいのだけれど、あなたにお仲間っているの? それともやっぱり一人でこのゲームを主催してるのかしら?」


 ポイップは「一人だよー、すっごいでしょ!」と得意気な表情で腕を組む。

 それを聞いて才華は自身がついさっき、ポイップと会話し始めてすぐ推測したことが合っていると確信する。


「凄いわね。まあそれは置いといて、ゲームを受けてあげる」


「待ってましたあ! それじゃあまずはこれどーうぞ!」


 白い手を叩いたポイップの目前に、アルミで作られた長方形の箱が出現した。

 そのそこそこ大きな箱を手渡してきたので、才華は素直に受け取って蓋を開けてみる。すると中には三十個ほどの同じ模様のクッキーが入っていた。念のため手に取って手触りを確かめたがやはりクッキーである。


「これは?」


「才華ちゃんにはこの部屋からお友達を見つけてもらいまーす。制限時間は十分!」


「お友達って……まさか」


「うんそうだよー? 笑里ちゃんと神奈ちゃん、クッキーになっちゃったんだー」


「……ちょっと、いくら何でも信じられないわね」


 人間がクッキーになる。そこは町の惨状を見れば信じられる。

 ただ町にいた人間クッキー像は原型を保っていた。今、才華の目の前にあるのは市販で売っていてもおかしくない出来のクッキーだ。とても元が人間だとは思えない。

 それに笑里はともかく神奈がお菓子になっているのは信じられない。今まで出鱈目な強さを見てきたからか敗北するイメージが湧かないのだ。


「証拠があるなら信じられるけど、例えば今クッキーから人間に戻すとか」


「人間には戻さないけど信じてもらうために形は戻すよ、笑里ちゃんだけね」


 ポイップはとんがり帽子を上げて、手を突っ込むとクッキーを取り出す。そして才華の真横へ山なりに投げるとボンという音と共に白煙が出る。煙が晴れるとそこには正真正銘秋野笑里本人が存在していた。もちろん人間ではなくクッキーの像であるが、これでポイップが二人をクッキーにしたというのも真実の可能性が高くなる。

 頷いた才華は「ありがとう」と告げて手元の箱の中身を見つめた。


「情報の正当性があると認めるわ。……で、確認するけど、クッキーになった神奈さんを部屋の中から見つければいいのよね?」


「そーだよー。さっきも言ったけど制限時間は十分! 部屋の中から探して、場所が分かったらあ、ちゃーんと私に教えてね? いーち、にーい、さーん、よーん、ごー、ろーく、なーな、はーち、きゅーう、じゅーう」


「ごめんなさい、気が散るから静かにしてもらえるかしら」


 注意すればポイップは慌てて両手で口を押さえた。

 静かになったので才華は改めて手元の箱の中身を見つめる。


 制限時間は十分と短いし、あまり悩んでいられる時間はない。箱には合計三十個のクッキーが入っているがこの中から特定の一個をピンポイントで見つけるのは難しい。ヒントでもあればありがたいが残念なことにノーヒント。才華に出来ることといえば一個一個を手に取って丁寧に観察する程度である。


 擦って手触りを確かめたり、ジッと表裏を眺めて何か手がかりがないか見極めたり、出来る限りのことをしてみるが分かるのはこれがクッキーであることだけだ。そもそも神奈のクッキーだけ何かが違うと決まったわけじゃないのだが、何か少しでも違っていないと運だけで選ぶことになってしまう。


(ダメね……違いが分からない)


 一応三十個全てを観察してみた才華は一度ポイップへ視線を送る。彼女は妙にいやらしい笑みを浮かべたまま動かない。


(あの顔に浮かぶ笑み、たまに見る大人の意地悪なものと同じ感じがする。この勝負に絶対勝てないとでも思っているような……。絶対勝つ自信があるのも納得出来る。これだけのクッキーの中から一人を見つけ出すのは至難の業だし、確率にして五パーセントにも届かないはず。当てずっぽうで正解出来るものじゃない)


 仮に適当に勘で選ぶにしても正解率が悪すぎる。高確率で不正解になる以上リスクある選択は避けたい。もしここで才華もお菓子になってしまえば町のお菓子化が解けるのは相当先になるだろう。何としても今ポイップを負かしてお菓子化を解くつもりで才華は挑んでいる。


(私だったらどこに置く? この大量のクッキーの中に混ぜておくか、また別の場所か。勝負というのは誰でも勝てると思ってやるもの。単純にこの数の中から見つけられないと思い込んでいる……本当にそれだけ? 何か必勝の手段がある可能性……。彼女が嘘を吐いていないならこの部屋にあるのは確実。この部屋のどこかに置いて……?)


 色々と思考を巡らしているとポイップから「あと二分だよー」と告げられた。

 制限時間が十分では考える時間が足りなすぎる。かといって勘で選ぶわけにもいかない。今のところ神奈のクッキーがどこにあるかなど見当もつかない。仮の話、箱の中にある三十個のクッキーが全てはずれだとしたらどうか。その場合は他の場所に入っているか置いてあるんだろうがもう探す時間がない。


(……これは賭けね。私と彼女の考えが一致していればおそらく、神奈さんクッキーはあそこにあるはず)


 長考に長考を重ねた結果、才華はついに納得出来る答えを導き出した。


「はーい時間切ーれ! 解答をどーうーぞ!」


「ええ。元が神奈さんのクッキーの場所は……」


 ジッとポイップを見つめて答えが合っていることを祈りながら、予想している場所へ腕を真っ直ぐ伸ばし、人差し指を向けて言い放つ。


「――あなたの帽子の中よ」


 この答えに辿り着いた理由はいくつかある。


 一つ目はヒントが全くなかったこと。

 ヒントがないということはポイップの行動や言動にすでにヒントがあったと考えられる。彼女が正解させる気がなかったならそれすらもなかっただろうが、彼女はこのクッキー探しを、いや今起きている事態全てをゲームだと告げた。つまりポイップにとって今回のことはお遊びにすぎない。遊びなら相手に正解させる気がないのは考えづらい。


 二つ目はポイップの言葉。

 彼女は『部屋の中から探して』と言った。これがヒントだったのだ。

 出現させた箱の中にあるなら部屋の中とは言わない。わざわざ部屋なんて言葉を出したのは、箱にあるとは限らないという意味にも受け取れる。


 三つ目は帽子という答えに辿り着いた重要なもの。

 ポイップがまだ小さなクッキーになったままの笑里を出した時、彼女はとんがり帽子の中から出していた。この勝負は元は二人分のクッキーを探す予定だったはずだが、才華にクッキー化を信じさせるために笑里を出して戻した。しかし箱の中にあったのなら帽子から出るはずがない。最初から笑里が帽子の中に入っていたのなら、神奈も同じ場所に入っていた可能性は極めて高い。


 ここまでが才華の解答へ繋がった理由である。もちろん考えすぎだったり、間違っている可能性だってあるが結果として――。


「大当たりいいいい! よく分かったねえ!」


 優秀な才華の頭脳は正解を導き出していた。

 内心合っているか不安だったので、安心して深く息を吐く。


「ええ、まあ色々考えたからね……」


 正解を導くのに必要だった理由を全て話すと、そこまで考えていると思っていなかったらしくポイップは「才華ちゃん凄すぎない……?」と零していた。


「とにかくこの勝負は私の勝ち。約束は守ってもらいましょうか」


「もちろん守るよー。あ、その前に神奈ちゃんを返すね」


 ポイップはとんがり帽子の中からクッキーを出して笑里の隣へ投げると、ボンという音と共に白煙が噴き出し、煙が晴れた時にはクッキー像になっていた。それを見届けたポイップは両手を真上に上げて「えーい!」と高らかに叫ぶ。


 才華の視界の中で変化が訪れたのは笑里と神奈のみ。二人のクッキー像が足から徐々に人間へと戻っていき、一分もしない内に元通りになった。復活した神奈は「戻ったああああああああ!」と嬉しそうに叫んでいた。笑里の方はクッキーになっていたこと自体気付いていなかったらしく混乱が見て取れる。


「ふっふー、もう町も人もぜーんぶ戻ったはずだよー」


「ここは戻らないの?」


「この城は元から特殊なショートケーキで出来ているからねー」


「いや特殊なショートケーキって何だよ」


 復活したばかりでも神奈のつっこみは通常運転らしい。神奈といえば白黒の腕輪がなくなっているのだが、唐突に光速で部屋にやって来た腕輪がすぐに定位置に戻った。さすがの才華もその速度はちょっと光った程度にしか認識出来なかった。


「さて、戻ったことだしぶっ飛ばすか」


 色々元に戻った神奈が睨んで拳を握ると、何をしようとしているのか察した才華が「待って神奈さん」とポイップを庇うように躍り出る。


「才華、何で庇う。町が滅んでもおかしくなかったんだぞ」


「かもね……でも、この子はたぶん、話せば分かるタイプだから」


「はあ? 話せば分かるって……そんなの……」


 正直なところ説得出来そうなど神奈には信じられなかった。

 今まで神奈自身様々な者と対峙し、時には説得しようと言葉を掛けたが応じた者はほぼいない。初めから勘違いで襲ってきた者なら話して終われるかもしれない。ポイップも会話は可能だが今回の事件を起こして罪悪感を全く感じていなさそうである。話して無事に終われるかは分からない。

 とりあえず拳を下げた神奈へ頷いた才華はポイップへと振り返る。


「ねえポイップ、あなたはどうしてこんなことをしたの?」


「どうしてってー? 楽しそうだからに決まってるでしょお?」


 町全体とそこに住む人間をお菓子にしておいて、楽しそうだからという理由が明かされた瞬間神奈は拳を再度構える。だがそれは隣の笑里が両手で包んで押さえたことで動かされることはなかった。神奈がなぜという視線を送ると彼女は首を横に振る。


「楽しそうっていうのは……あなただけが?」


「もちろんみんながだよ! 私ね、私を生み出してくれた人間さんに楽しんでもらいたくてー、このハロウィンって日ならこういうことしてもいいかなって思ったんだあ。お菓子に関係する日だしね」


「つまり町や人間をお菓子にして全員喜ぶと思ったのね」


「そうだよ、才華ちゃん達も楽しかったでしょー」


 みんなを喜ばせたいという動機に神奈と笑里は目を丸くする。

 思えばこの騒動、何が目的なのか全く分かっていなかった。単純にポイップ自身が楽しそうだからと答えた時はそういうことかと怒りが湧いたが、自分だけでなく全員に楽しんでもらいたいという答えを聞いたら怒りは引っ込む。


「いいえ、私は楽しくなかったわ。後ろの二人も、他の人もね」


「……え? ど、どうして? みんなはお菓子が大好きだよね?」


「だからって自分がお菓子になりたいとまで思う人はいないでしょう。あなたは自分が誰かに食べてもらうだけの存在になって、自由を奪われて動けなくなったら楽しいの? それにお菓子になった人間の意識はちゃんとあるのかしら」


 才華の言う通り、いくらお菓子が好きでもお菓子になりたいと思う者はいない。将来の夢はお菓子ですだとか宣言する小学生もいない。ポイップは勘違いしていた。全員が好きなのはお菓子自身ではなく、そのお菓子を口に運んで食べる行為。簡単に言ってしまえば味が好きなのだ。誰もお菓子になって嬉しいとは思わない。まるで石像にでもなったかのように動けない時間を楽しいと思えるか、答えは否である。

 ――そんな真実をポイップはだいぶ遅れて理解した。


「た、楽しく……ない……」


「気付くの遅すぎだろ、アホなの?」


「ご、ごめんなさい……! 私、ただみんなを笑顔にしたくて……私を生み出してくれた人間さんと遊びたくて……怒らせるつもりなんてなかったの」


「……と、言うわけよ。これでも神奈さんはポイップを殴り飛ばす?」


 振り返った才華がそう問いかけてくるので、神奈は後頭部を掻きながら答える。


「いや、なんかあまりのアホらしさに呆れたわ。もういいよ、町も人も元に戻ったんならこれで解決だし。二度とこんなことしないなら私としては何も言うことないよ」


「私もいいよ! ポイップちゃん、遊びたいならもっと他のことこれからしていこうよ! トランプとか空手とか……トランプとか!」


「選択の幅せまっ!」


 笑里の中ですぐ思いつくのは二種類だけだったらしい。遅れて「デュエルも!」と追加したがこれもカードゲームだ。空手とカードゲームならほとんどの者が後者を選ぶ。


「……許して……くれるの?」


「怒らないわよ。謝ってくれるんでしょ?」


「うん。ごめん、みんなごめんねええええ……!」


 ポイップは純粋であり、生まれてから日が浅い子供であった。誰かからの入れ知恵がなければ成長するのは難しい。人間も精霊も勝手に成長するというのはかなり稀な例である。

 間違いを犯しても反省すればそれが成長の糧となる。ポイップは今日の一件を通して成長し、もう二度と今日のようなことは起こさないだろう。客観視出来る能力は大きく上昇したはずだ。

 こうして宝生町お菓子化事件は幕を閉じた。



 * * *



 十月三十一日、ハロウィン。

 午前中は町や人間がお菓子になるという異常事態が発生していたが、午後からは誰もがいつも通りの日常を過ごしていた。

 お菓子になっていた間の記憶はないらしく、多少混乱している者もいたが騒ぎ立てる者はいない。この世界の人間が適応力高めなことが幸いした。


 一時はどうなるかと思ったが無事始まったハロウィン。神奈、笑里、才華の三人は予定通りドラキュラの仮装をして知り合いの家を巡る。ポイップも同行しているが彼女は元から仮装染みているので仮装する必要がない。


 元気よく「お菓子くれなきゃ悪戯するぞー!」と大人達を脅し……いや可愛らしくおねだりしてお菓子を頂戴した。完成度の高い仮装のおかげか、大人達が優しいだけかお菓子はすんなりと貰えた。仮装については用意してくれた藤原家に感謝してもしきれない。


 途中、速人に出くわした神奈の挙動がおかしくなったこともあったが問題ない。


「なぜか少し前から耳が微妙に痛いんだが」


「へ、へええ? み、みみ耳ね、お大事にしろよ?」


 こんな会話があったが問題ない。

 意識のない間に耳がもぎ取られたとは誰も思わないだろう。

 とりあえず速人のことは置いておき、ハロウィンのお菓子集めは順調なまま終われた。


 現在、四人は藤原家の中だ。

 貰った多くのお菓子をテーブルに置き、ドラキュラ衣装から私服へ着替えようとする。


「しっかし、結構な量が貰えたな。四人で分けても二十個くらいになるか」


「美味しいのがいっぱい! 三日は持つね!」


「三日しか持たないのかよ」


「一日六種類は食べている計算になるわね……」


「それだけ大好きなのは菓子精霊として嬉しいよー」


 背中についた蝙蝠っぽい羽や、本物と遜色ない尖った耳や歯の作り物を外しながら会話する。ポイップだけは仮装していないので神奈達を見守っている。


「どうかしらポイップ、ハロウィンは楽しめた?」


 各家を回ってお菓子を貰うのにポイップも参加してもらったのは、ポイップにもハロウィンというものを知ってもらうためだ。お菓子化はもうしないと宣言したとはいえ、他に楽しむ方法を知らなければポイップもどう過ごせばいいか分からなくなってしまう。

 これは才華の発案であり、ポイップ自身も乗り気でいた。


「……うん。みんな、楽しそうだった。私はみんなが笑顔でいられるなら十分楽しいよ。これからは毎日でもトリックオアトリートって言いに行こうかなあ! 毎日がハロウィンなら楽しいもんねえ」


「いやそれは飽きるだろ。一年に一回くらいがちょうどいいって」


 ハロウィンなどのイベントは一年に一回だからこそ楽しみに出来る。そもそも毎日やっていたらイベントではなく日常である。神奈の言葉でポイップはやはり一年の内一日だけにしようと考えを改めた。

 それから毎年のハロウィンでは、謎の白いコスプレをした幼女が「トリックオアトリート!」と宝生町の家々を訪問して回るというお約束が生まれたのであった。








 もしも隼速人の耳が治っていなかったら。


速人「……ん? 何だ、俺は何をしていっだあああああああああ!? なんっ!? み、耳があああああああああああ!? やった奴は誰だ、そいつの耳も斬り落としてやるぞクソがあああ!」


 お菓子の町編 完


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