表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
軍人王女の冒険譚(Devil's Teardrop)  作者: n.t
軍人時代
20/37

奴隷坑夫の反乱 その4

アーネットが誘拐されてから1週間後、ついに帝都から援軍が到着する。1000名を超える連隊規模の大部隊だ。見張り役の男が大声で皆を叩き起こすことになる。


「おーーー!!、ついに援軍がきたぞー」


大歓声で援軍は迎えられた。既に今回の勝利を確信する声があがっている。千人以上の軍隊だ、その足音だけでただならぬ雰囲気を醸し出す。


「もっと叫べ、歓迎しろ、声にだして騒ぐんだ!」


一種異様な命令だが、期待がそれを上回り、集団の熱気が騒音となり地響きのようにあたりを揺らす。その歓声は街の外、鉱山までとどく。もちろん敵の見張りも帝国の援軍を確認しており、すぐに工作員に伝えられた、顔色が青くなる工作員。


「ちくしょー、本当に帝国軍は大軍を送ってきやがった」


狼狽する工作員にリーダーと思われる男は、「慌てるな」とつぶやく。そのための人質がこちらにはあるのだ。


「あいつを連れてこい」そう指示をだす。


奴隷達にも、帝国軍援軍の知らせはすぐに伝わり、みな建物から出て、遠くの大群を見つめていた。遠くから沸き起こる歓声がここまで振動となって伝わる。奴隷達の顔に恐怖が浮かんでいた。


「あの王女のいってたことは本当だったんだ、あー、もう俺たちは殺される、おしまいだ」


奴隷の誰もがそう思うのだった。


援軍は中隊の宿営地に到着する。まだ夜明けを迎えたばかりの早朝だ。当然一旦宿営地に入り次なる作戦を考えると敵は考えている。1000人を超える帝国の本隊なのだ。その気になればいつでも奴隷の100人など容易く潰せるだろう。その軍事的圧力をもって捕虜になった王女アーネットとの交渉を有利に運ぶ腹積もりだろうと思われた。


だが、援軍は宿営地を素通りした。むしろスピードをあげて鉱山へとまっすぐ向かってくる。中隊の残存部隊はいつの間にか援軍の先頭にたち、全体に命令をくだしている。


「休むなー! 走れー! 一気に鉱山へ突進しろー!」


士官と軍曹が先頭で叫んでいる。援軍1000名もそれに呼応し


「オオオオオオオオオオーーーーー!!!!」


と叫び、それが地響きとなって周囲を震わせる。鉱山はその名の通り山だ。山の中腹に穴を掘り、そこから採掘を始め、徐々に地下へと縦穴を掘って鉱物を掘り出している。その山道を1000名の部隊が砂糖に群がる蟻のように、麓から一気に駆け上がってくる。


「うわー、あいつら間髪いれずに一気に攻め込んできたぞー」

「ええ、いくらなんでも早すぎるだろ」

「逃げろーーー、これは防ぎようがない!!」


敵の見張りも慌てるほどの怒涛の早さでこの軍団は攻め込んできた。

味方にも敵にも、一切の余裕を与えることなく、少尉と軍曹は一気呵成に突撃を指示していた。


敵に余裕を与えないのはまだわかるが、味方にも余裕をあたえなかったのには理由がある。それはこの大群が実は軍隊ではないからだ。一見すると軍隊だが、中身は一般の市民なのだ、それをマントと帽子で全身を隠すことで、あたかも軍人のように見せている。もちろん市民の中に若い男子などいない、女子と老人だ。それでも奇声を発して足音を響かせれば立派に遠目には恐怖に映る。それを味方にも気づかせないように、とにかく敵を目指して全力で走らせたのだ。計画は前もって中隊にもこの一般市民の傀儡軍にも教えられている。


そして敵に余裕を与えなかったのは、この傀儡を気付かれないためだが、もう一つには敵の離反を誘う理由があった。10倍の兵力で攻め込まれれば、受けて戦うことなど無意味に思うだろう。敵に策など考える時間を与えなかったのはその為だ。そしてその思惑どおり、敵は奴隷坑夫での抗戦をあきらめ、奴隷を鉱山内へ下がらせ、人質のアーネットを使って立てこもることしか選択肢がなかった。


ここまではアーネットの思惑通りだ。




「王女様はどこだ? 工作兵はどこに陣取っている?」


オーランドは走りながら自問していた。傷は完治にほど遠い。ようやく傷口がふさがった程度だ。だが王女は命を懸けているのだ。動けるなら、寝てなどいられない。先頭に立って王女の救出に向かった。軍曹も、他の仲間も一緒だった。


少尉アーネットを助けたい」


気持ちは一つだった。


すぐに銃声が響く音が聞こえた。ピンと来た。奴隷は銃を使わない。あの銃声のする場所に工作員がいる。そしてアーネットもいるに違いない。確信めいたものがあった。それは皆がアーネットから言われていることの表れだった。


「自分の目で見て、自分の頭で考えろ」


銃声は、街で一番高い、鉱山の昇降機を操作する建物から聞こえてきていた。17分隊の全員がそこへ向かう。敵工作員がいた。建物の入り口で戦闘が始まる。3階の機械操作室から階下へ威嚇する声がこだまする


「王女の命が惜しくないのか? それ以上攻撃すれば、この王女を殺すぞ!」


アーネットは後ろ手を縛られたまま、目隠しをされていた。


「私のことはかまうな、攻撃をつづけろ!」


アーネットがそう叫んだ。その声に、隊員全員が震える。「王女様は健在だ」

だが、そう叫ぶと同時、アーネットの腹部に強烈なパンチが入った。崩れ落ちるアーネットを見て、隊員から悲鳴がもれる。


「次はパンチじゃすまねぇぞ、といい、短刀を首にあてて、それを階下の隊員達にもみせつけるように、窓におしつける」


「お前、絶対ただじゃおかねぇーからな!!!」


オーランドが威嚇して下から睨みつけて叫ぶ


「帝国の間抜けどもめ、そこから一歩でも動いてみろ、王女様の首が下へ落ちるぞ」


工作員の男の威嚇に、17分隊の動きが止まる。さすがにこれでは動けない。


「ほら、全員武器を下におけ!! そして手の届かないとこに蹴るんだ!!」


武器を下ろせば、もう相手に従うしかなくなる。隊員達は、ここまで来て、アーネットを救えないことに、唇をかんだ。


「早く、武器を捨てろ、王女を殺すぞ!!」


再度の恫喝に、隊員達が諦めて、武器を地面に置くと、アーネットが再び叫ぶ


「命令だ、私に構わず、こいつらを殺せ。私は大丈夫だ!」


再度のアーネットの反抗に、いらだった敵が、アーネットの肩に切り付ける、いきよいよく鮮血が飛び散る。


「ああ、姫様!!」


下で見ていたオーランド達は、姫が斬られたのを見て、もういくしかないと意を決した。もう迷っている時間はない。一度は下した武器を拾い、3階までとにかく敵を早く倒して向かうしかない。そう判断した。



「お前、本当に殺されたいらしいな」


と、肩から血をながすアーネットに、トドメをさそうとする工作員。


「私を殺せば、身代金が手に入らんぞ」


と苦し気に問うアーネットに、


「身代金だと? これだけ堂々と攻め込んできておいて、今更そんなもの払うつもりなどないだろ。お前は国から見捨てられたんだよ!」


と言い返す工作員に、アーネットは不敵にも


「フフフ、その通りだ。だが見捨てられたのではない、私が捕まったことを帝都に伝えていないだけさ!」と、真実を暴露する


「なんだと?」


と、意外すぎるアーネットの発言に、おもわず工作員が聞き返してしまう


「教えてやろう、お前達が私を誘拐にくることはわかってた、だからわざと捕まってやったのさ。ハナからお前達の脅迫など、聞くつもりなどない。つまりこういうことさ」


というと、アーネットは縛られているハズの両手の紐を簡単に外し、後ろで拘束している男を、右肘で一撃し、ひるんだ顔面に回し蹴りを入れた。


目隠しをとった。アーネットは完全に自由を取り戻した。誘拐されるとわかっていればロープを斬るための道具などいくらでも隠し持つことができる。


「ふ、ふざけやがってー」


と、本気でかかってくる敵をなんとか、避けて、さきほど蹴り倒した男の武器をとって応戦する。だが肩をきられて出血しているために、左手がつかえず、思うように体が動かせない。


徐々に部屋の隅に追い込まれるアーネット。ついに敵が銃を持ち込んできた。壁際に一人追い詰められ、この至近距離から撃たれれば、さすがのアーネットでもよけきれない。万事休す。と思った時、窓を蹴破って入って来たのはグローだった。素早く2~3人を切り付け、アーネットの背後に回る。


「姫様、大丈夫ですか?」


その言葉に、意識が朦朧としだしているアーネットは、


「ああ、大丈夫だ」と答えるのが精いっぱいだ。


グローは銃で狙いをつける男を、一瞬で飛び越え、背後から首をかき斬る。グローの剣に甘さはない。一撃必殺だ。懐から短剣を数本取り出すと、それを複数の敵に素早く投げる。致命傷ではないが、短剣が刺さり、動きを封じられた敵を今度は確実に殺していく。数人をまとめて、全て急所を一突きで絶命させた。間違いなくグローは只物ではない。圧倒的に強い。意識が飛びかけのアーネットがそれを見ながら、気づく。


「そうか、お前は・・・・」


といいつつ、意識を失う。


そんなところで、ようやく3階まで攻めあがって来たオーランドが、扉を蹴破って入ってくる。倒れているアーネットをみて絶叫する


「姫様、姫様ーーー!!! ちくしょーーお前ら、全員ぶっ殺してやる」


と早合点したオーランドが半狂乱になって、工作員に襲い掛かる。容赦ない鉄剣が右から左へと薙ぎ払われる度に、血しぶきが壁に飛び散り、肉塊がまき散らされる。辺り一面に血の匂いが充満する。


「クソーーー!!!」


と吠えるオーランドの後から軍曹も部屋へと入って来た。

オーランドと同じように、勘違いした軍曹も狂人へと変わり、一番手強そうな敵へと襲い掛かる。敵もまたいいガタイをしている


「貴様ら許さん、絶対に許さんぞー」


と、絶叫して突進してくる軍曹と取っ組み合いになった敵は、お互い腕力自慢らしくがっぷりと四つに組むと、敵が頭突きで攻撃してきた。それを全然効かないといったそぶりで受けた軍曹は、「頭突きは、こうやるんだ」と、渾身の力を込めて、上半身をそらせし反動で相手に自慢の石頭をたたきつけると、たまらず相手は脳震盪を起こして地面に崩れ落ちた。脳筋だ。


ついに敵は首領一人になった、そいつにオーランドと軍曹が飛び掛かろうとした瞬間、意識が覚めたアーネットが、


「待てー!!」と叫ぶ


その声に、二人はピタリと動きをとめて、満面の笑顔で振り返り「生きてた!」とアーネットの近くへ駆け寄るのだった。アーネットは上半身をグローに抱えられて起き上がっっている。


「そいつは、殺さないように、聞かねばならないことがある」


と言うのだった。どの国の工作員か吐かせるためだ。「合点です」と笑顔でこたえて、首領に挑む二人に、首領は不敵な笑顔を浮かべて、


「誰がお前らなどに口など割るものか」


というと、壁際のスイッチへ駆け寄り、ボタンを押してしまう。


「ドッ、ドーーーン」と、市庁舎で聞いた時と同じ爆発音がする。だが今度の爆発はこの建物ではない。もっと下からの爆発に感じる。


「何をした?」と、アーネットが聞くが、首領は不敵な笑みを浮かべるだけだった。


アーネットの直感が働く。「逃げろ」


「全員、この鉱山から退避しろ、急げ――――」


アーネットの絶叫が、建物から周辺へこだまする。


ゆっくりと、地下が陥没していく、それは徐々にスピードを上げ、周囲の建物を飲み込んでいく。鉱山の掘削でできた空間が爆発で崩れたのだ、つまり鉱山自体が崩れている。アーネットの、17分隊も、中隊も援軍1000名の傀儡兵も、一目散に下山する。


やがて崩落は鉱山入口付近の建物を飲み込み、今までアーネット達がいた3階建ての建物も崩れて飲み込まれた。轟音と土煙が上がり、周囲は目を開けていられない。それらが収まった後には、巨大な穴が不気味に口を開けていた。あれに飲み込まれてたら死んでいただろう。そうおもうと背筋が凍った。


奴隷・工作員共に、鉱山とともに生き埋めになり全員が死亡した。

工作員の最終計画は、鉱山に帝国軍を呼び込み、鉱山の崩落とともに帝国軍に大打撃を与えることだったのだろう。その最悪のケースは免れた。



17分隊全員がアーネットを取り巻き、その無事に涙していた。

皆が手を取り合って喜ぶ姿は、彼女にとっても嬉しかった。


「王女様、無事でよかった、よかったーーー」


と皆が涙を流して喜ぶ。オーランドの喜び様は尋常でない、喜びながらも嗚咽して、顔がぐちゃぐちゃになっている。これにはさすがにアーネットは引かざるをえない


「ありがとう、本当にありがとう。お陰で助かった。

だが、その"王女様"というのは辞めてくれないか」


とその呼び名を辞めさせようと注意するのだが。隊員達は泣きながら、


「今日だけは、王女様と呼ばせてくださいー」


と涙ながらに懇願されてアーネットは困惑するしかなかった。

自分の身を犠牲にして中隊と国を守った行為は尊すぎて、その命を救えたことへの安堵感もあり、隊員達は、少尉という名より、王女と呼びたかったのだ。


◇◇◇


帝都に戻ったアーネットは出迎えた中佐から、超のつく歓迎をされた。ハグしてキスされそうになるのを、丁重にお断りするくらいだ。


「よくぞ、やってくれた、残存部隊で見事暴徒を鎮圧するとは、さすが王女様、見直したぞ、ハハハ」といって中佐はすこぶる上機嫌だった。


「いえ、しかし坑夫達は全員死亡し、鉱山も使い物にならなくなるという結果を招いてしまいました・・・・・」


とアーネットが自責の念をいおうとすると、中佐はそれを遮るように、


「小さなことを気にするな、奴隷などいくらでも補充すればいい、鉱山も奴隷に復旧させればいいのだ、鉱山がなくなった訳じゃない、大尉の突撃は無駄に多くの死傷者を出す失態だったが、君は味方に損害を出すことなく事を収めるという見事な指揮をとったのだ。自慢してもいいくらいだぞ。1000人の市民動員という案にはビックリさせられたが、それでこれだけの効果があるのなら安いものだ」


と中佐はアーネットの活躍を褒め称えた。それほどに軍の窮状は切迫しており、今回の顛末はうれしい誤算でさえあった。


「だが、噂で聞いたんだが」と中佐が半信半疑といった顔で尋ねる

「今回、敵に少尉が誘拐されたという話をきいたが、それは本当か?」


「あ、それはですね・・・誘拐されたというか、誘拐させたというか・・・」


と、アーネットは頬をカキカキしながら生半可な返事をする。「もうバレてたか」と噂の流れるスピードに焦る彼女に


「誘拐させた? いずれにしてもキミが囚われたのは事実なのかい?」


「はい」


「はい、じゃないだろう。おいおい、そんな背筋が凍るようなことは辞めてくれよ」


「え、いやでも、そんなに危険なことではありませんでしたし・・・」


「バカ者! そんなのどれだけ危険なことかわかるだろう」


とまさか、この中佐がこんな風に怒るとは思ってもみなかったアーネットはビックリしてしまう。


「少尉!、というか王女殿下、いろいろ事情はおありでしょうが、あなたの身はあなただけの身ではないことをご理解ください 万一の時があってはならないのです」


と、中佐は襟を正して忠告してくれるのだった。中佐の言葉はアーネットに自分では気づかなかった軽率さを教えてくれた。それはまるで父親におこられたような愛情を感じさせるものだった


「わ、わかった。いえ、わかりました。以後気をつけます」


そういって、深々とお礼をし、アーネットはその場を後にした。



今回の事件は単なる奴隷の反乱という簡単な問題ではない。だがそれをここで指摘すれば、最終的には軍や国の体制への批判になってしまう。目の前の中佐はよい人だが、やはりこの人は常識人で慣習にとらわれている。帝国の現状を変えるためには、抜本的な変革が必要なのだ。


いつかは本当の父である王に直言しなければならないかもしれない。それは死をも覚悟しなければならないことだった。それでも・・・といつかは訪れる日を考えずにはいられないアーネットだった。

事後日記

(本文では書ききれなかった状況を後日談として記録するものです)


奴隷暴動の鎮圧に向かった中隊は、初戦の大敗北より任務を継続することができなくなってしまう。援軍も期待できない中、敵にさらなる扇動活動をやめさせ、鉱山に足止めしたまま、最終的には殲滅させる方法を考えねばならなかった。


アーネットが捻りだした案は、傀儡兵による突撃作戦だった。嘘ではあるが援軍が来ることを匂わせ、敵にそれを信じこませることで、足止めに成功する。加えて敵に大群への対抗策を講じることを必要とさせ、王女の誘拐を思いつかせる。これはアーネットが意図したものではなかったが、アーネットを監視する敵兵の動きを感じたアーネットが、逆にそれを利用したことにより実現する。


結果として傀儡軍の奇襲により、敵暴徒は、奴隷と工作員とに分かれることで、奴隷にも傀儡兵にも被害をださず終結する。アーネット自身の命は、仲間の助けもあり無事救出される。ひとつだけ計算違いは、奴隷達が鉱山とともに生き埋めになってしまったことだった。奴隷達は、10倍の大軍が襲ってくれば、そのまま地上を敗走すると思っていたが。かれらは敵をおびき寄せるエサとして鉱山へ逃げることを命じられていたのか、それとも自分達の死に場所を鉱山内と決めていたかは不明である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ