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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
建国編 ~孤児時代
99/287

99.ダンジョンマスターの説明

今回はおさらいです。

 エルマンドさん親子にこれまでのことを話すことにした僕。



「まずはエルマンドさんの“エルマンドさんを襲った傭兵団を殺した人物を知っているか?”という質問について、答えは“YES”です。僕がその当人ですから」


!!


 ‥驚くエルマンドさん。まあ、見た目から本人とは思えなかったよね。まあ、無視して続けよう。



「そもそもこの体は僕の本当の体ではないのです。本体は別のところにいて眠っています。僕たちはこの体を“ホムンクルス”と呼んでいます。このホムンクルスはいわば人形なのですが、皆と同じように生きています。そのため成長しますし、皆と同じように死にます。ですが、本体は死にません。また、エルフの体を参考にしていますので寿命は人と変わりがありませんが、18歳ころに肉体のピークを迎えたあとは死の直前までその若さをキープします。寿命が来る頃に徐々に老けていきほどなく死ぬことになります」


 ここで2人を見ると何となくは理解してくれたようだ。先に行こう。



「エルマンドさんを助けたのはこの体とは別の僕です。ですが、本体は1つですので本人といって差し支えないでしょう。本体は今から100年以上前から生きています。エルドには悪いですが、一応は年上なんですよ。まあ、弟で良いですけど」



 そういって笑ってエルドを見たが、エルドは複雑そうな表情で僕を見ていた。


「そして僕は‥僕の正体はダンジョンマスターです」



 驚くかと思っていたが2人はあまり驚いていなかったので、若干つまらないと思いながら僕は2人に話始めた。



 「ダンジョンマスターは女神教の教えでは殲滅対象です。人類に仇なす存在として。しかし、僕は人類に対し敵対する意思はありません。まあ、大半のダンジョンマスターが人類と敵対していますので説得力はありませんが」

「いや、僕はイオを信じている。それは今までの生活でわかっている。誓いの通り僕はイオに敵対するつもりはない」

「私も命を助けてもらっていますので、あなたをどうこうしようという意思はないですよ」


 エルド、エルマンドさんはそういって一先ず僕に話を続けて問題がないことをアピールしてくれた。



「そういってもらえると助かります。お二人の力を借りないと今後どうにもできなそうですので。ではまずはダンジョンマスターがどういった存在なのか?を話していこうと思います」



 そういって僕は別の世界で死に、ダンジョンマスターとして魔神ロキ様にこの世界へと転生された話をした。



「では、ダンジョンマスターとは神の使いではないですか!?それを殺そうとするなど、なんと畏れ多い」


 そうエルマンドさんは言ってくれたけど、ダンジョンマスター側の自業自得の側面も強いから仕方ないと思うと話をして、目的がDPダンジョンポイント集めで、それが魔神様の指示で行っていること。方法は各々に任されていることを話した。DPダンジョンポイント獲得方法も説明した。



① 自分の領域テリトリー内に自身の生み出したモンスター以外の魔力を持った生物が存在すること→少量獲得

② 自分の領域テリトリー内に自身の生み出したモンスター以外の魔力を持った生物が死んだ場合

→大量に獲得

③ 自身のダンジョン内でMP消費を伴うスキルが使われたとき

→ごく微量獲得



 僕は主に①でDPダンジョンポイントを集めていること。そして、獲得したDPダンジョンポイントでダンジョンの拡張やら新規建造、モンスターの生産といったことをしていると説明した。

あまりにも久々にダンジョンマスターについてまとめました。もう忘れていることも多いような気が‥

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