55.決着後
サミー編今回入れてもう2話で終了予定です
ダンジョンバトル終了後、ダンジョンルームにて僕、ゴブオウ、サミーレミー夫妻、ゴンソルと話し合い。まあ、僕がダンジョンルーム着いたときにはゴンソルはのびていたが。
「さて、ダンジョンバトル開始前の約束は覚えているよね?サミー」
とサミーに声をかけると、びくっとして
「もちろん。覚えている。………が、‥‥‥しかし!」
うん?
「レミーだけは。レミーだけは渡せない。勘弁してくれ!!」
と土下座するサミー。それを見たレミーは
「大丈夫だよ。私はあなたのものだから」
といって2人して抱き合いつつオイオイ泣いている。
‥‥うん。いらん。
僕の望みはレミーさんではない。ただ、これを素直に言うと、またうるさくなることが確実なので、
「あの‥‥、まだ僕何も言ってないんですけど‥話し合いがしたいんで顔上げてくれませんか?」
と声をかける。するとサミーは顔を上げ、
「話し合い?ということはまだ交渉の余地はあるということか!?」
というので、僕は
「うん。ぼくの望みはドラゴンであって、レミーさんではないからね。というか、いつからレミーさんをかけてダンジョンバトルになっていたのか、教えてほしいよ」
「「そうなの!?」」
と2人から言われる。サミーよ、レミーさんに今回のダンジョンバトルをどう説明したんだ?
「でも、ドラゴンはいいや。サミーからもらわなくても召喚できるようになったからいらないや」
「「!!」」
そう。先ほど確認したが、どうやらダンジョンバトルで倒したモンスターは召喚可能になるらしく、ドラゴンたちは晴れて召喚可能となったのだ。もちろんDPはそれ相応にかかるが。
「なので、僕からサミーたちへのお願いは“僕と同盟を組むこと”にする」
「!!‥‥何?」
「詳細は後で詰めるとして、きちんと対等な条件で約束をしたいんだ」
という僕の提案をサミーたちは快く受けてくれた。
なんでも、ダンジョンバトルでの約束はダンジョンマスターの中で最も重い物の1つであり、破った場合は魔神様から何らかのペナルティがあるらしく、また、ダンジョンマスターを直接害することも許可されるということで、サミーはつい最近もそういうダンジョンマスターをぶちのめしたと言っていた。
さて、無事に同盟が締結されたわけだが、大まかには以下のとおり。
・お互いに関する争いごとは話し合いで
・定期的な情報交換をする
・現在重なっているサミーと僕のダンジョン領域部分のDP収入はサミーが全て受け取る。以後重なった部分のDP収入は先に領域化した方が受け取る
・レミーさんには手を出さない
・その他、何かあれば話し合いで
となった。レミーさんについてはサミーがうるさいので入れた。DP収入の部分は
「何?俺は負けたのにそれでいいとは、なんていい奴なんだ」
と言ってサミーは嬉しそうにしていた。
今更ですが、“僕”は主人公、“俺”はサミーが自分のことを指すときに使っています。わかってくれていますよね!?




