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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
ダンジョンマスターたち
50/287

50.1日目終了、そして2日目へ

人は完徹1週間すると死にます。

そしていつの間にか50話になりましたが、その記念すべき50話目がこんな話に‥‥

 サミーと色々ちょっかいを掛け合いつつ状況を見ていたが、今日はこのまま終わりそうだ。もちろん夜も関係なく攻めてくるのだが、ドラゴンベビーやドラゴンキッズでは突破される感じはない。むこうのダンジョンもゴブリン、ジャイアントラットではこれ以上進めなさそうだ。

 というのも本命部隊とは高ランクモンスターのため、食事量が多く、それほど補給が見込めないことから活動時間が短くならざるを得ない。

 1週間なら連続で活動できるモンスターもいるだろうが、ずっと全力は出せないと思われる。というか、そんなモンスターいたら、最初から出しているだろう。



 そして予想通り今日はそのまま終了。現在こちらは3階層まで攻略。サミーは4階層に到達とほぼ互角。

こっちはゴブリン、ウルフ、スライムの混成軍で守り、サミーはリザードマン、ワイバーンを中心に守っている。倒すとモンスター情報が更新されるのは今知った。

 本格的な攻勢は明日以降だろう。忙しくなるのは明日からということで、



「じゃ、僕は寝るから一旦ダンジョンに戻るわ」

「おう。おやすみイオ」

「お前らも寝ろよ。また明日」



 僕はダンジョンに戻って寝ることに。

 モンスターたちは頑張れ。お前ら特に寝なくても問題なく活動できるんだから。

僕は眠いから寝る。

 また明日仕切り直しだ。たぶん状況もそんなに動いてないと思うし。




そして、ダンジョンバトル開始して2日目の朝。



ダンジョンルームに来た僕は戦況を確認。確認したら負けていた。



‥…ということはなく、予想通り動いていなかった。


「おはよう。来たかイオ」

「イオさんおはようございます」

「おはようございます」


 とサミーレミー夫妻に挨拶する。



「やはり、戦況は変わりないようだね。今日はこれから仕掛けてくる予定かな?サミー」


 と僕はサミーに鎌をかけてみる。すると、あっさりと



「よくわかったな。今日から本隊が行くぞ。覚悟しとけ」


  と言われる。なんか当たってしまった。ちなみに、こっちは仕掛けない予定。布石は色々置くが。

  やはり、思っていた通り、期限は1週間とはいえ、1週間かけるつもりはないようだ。 ゆっくり座って、サミーレミー夫妻とダンジョン運営について聞いたり、雑談していると状況が動く。ゴンソルが仕掛けてきた。



「そっちの本隊はやっぱりドラゴンとドラゴンソルジャーか」

「おう。そうだ。しかもドラゴンは各属性いるぞ。このまま一気にコアルームまで行くぞ」


  と僕とサミーの会話。



 サミーの本隊は成龍になったばかりであるドラゴンと各属性持ちに変化した属性竜、空は飛べないが人型の竜であり、鎧に剣や槍、斧といった装備に身を包んだリザードマンの上位種であるドラゴンソルジャー。その周りを多数のリザードマンが護衛している。

 ドラゴンたちは爪と牙。さらに十八番であるブレスで攻撃し、こちらの攻撃は固い鱗で防御され、傷1つつかない。ブレスもドラゴンは火球タイプ、属性竜たちは火炎放射機、水流かと思うほどの長い放射状のブレスと威力、命中率ともに申し分がない。さらにこのブレス魔法攻撃に分類されるようでアンデットなどにも効果ありという特性。

 その本隊はこちらのダンジョンの3箇所から同時に入ってきて、4階層で合流。1つしかない5階層への階段を降り、5階層へ到達。守護者であるゴーレムたちを蹴散らし、あっという間にダンジョンコアのあった部屋へと侵入する。

寝れるうちに寝るのは大事ということで。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 確か睡眠食事性欲が必要でない設定だったような? (必要ではないが前世の行動がしたい等)
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