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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
ダンジョンマスターたち
47/287

47.同志?

セクシーボディ異性、同性問わず好かれやすくなる。

という特性でした。

 ダンジョンバトルについてコアから聞いたことを補足すると、ダンジョン、モンスターともにコピーのため、実際のダンジョンに被害などはない。

 ダンジョンバトルで使うダンジョンは現在のダンジョンそのものの構造で、24時間の準備期間があり、その間に変更した箇所はダンジョンバトルに反映される。逆にダンジョンバトルが始まると変更は反映されない。なので、始まってから色々召喚してといったことは不可能。召喚石も機能が停止する。

 決着は数年単位でかかることも珍しくはないため、時間制限を設けることがほとんど。その場合は攻略階層数で決まる。よって、階層が多い方が有利とは一概に言えないのだ。

 階層数が多いと最下層までたどり着くのが困難ではあるが、その分モンスターを広く分布する必要がある。そのため、一層一層の攻略難易度は低くならざるを得ない。

 モンスター用の食料についてはむこう数年分は貯めてあるので、そこまでいくと決着は兵力というより、食料で決まることが多いらしい。

 もしくは実際にダンジョンが英雄たちに攻められ、そっちの対応をしなければいけなくなったりして、勝敗がつくこともある。

 それを聞くと確かに時間無制限はなかなかできない。



 そうこうしているうちに、いい時間になり、お互いの代理を紹介しにダンジョンルームへ行くことになった。




 僕がゴブリンキングを連れてきたときには、サミーは2人連れてきていた。1人はそのサミーのやや後ろで巫女服のようなのを着た身長160cmくらいの赤い髪が肩まである少女。その少女の皮膚は明らかに堅そうな硬質の皮膚であるが、それを差し引いても美少女と言ってよいと思う。おそらくはサミーと同じ竜人族のドラゴニュートだろう。



「こいつは俺の嫁のレミーだ。本当は来なくていいと言ったんだが、一度来てみたいと。もちろん今回のダンジョンバトルには不参加だ」




‥‥はっ!?嫁!?お前、嫁いたんかーい!!っていう変な関西弁風の突っ込みを心で入れつつ、よくよく考えたら‥‥。



「ムキムキの男にこの少女の組み合わせは犯罪でしょ!?」

「やかましいわ!!!」

「皆さん、そう言われます」


 ということで和やかな?感じでお互い自己紹介。



 そしてサミーから



「あと、もう1人が今回のダンジョンバトルをする俺の代理のドラゴンソルジャーでゴンソルだ」


 と紹介される。



 おお!?その名前を聞いて驚いた。なぜって?うちのゴブリンキングの名前が‥



「えーと。こっちがうちの代理のゴブリンキング。名前がゴブオウ」


 !!



 あ、なんか向こうも反応してる。そして、サミーは何も言わずに右手を出してくるので、こっちもその手をがっちり握り返す。ここに同志の固い絆が生まれたのだ。

 そしてレミーさんは



「名付けが同じセンス。残念な同志ね」



 とつぶやくのを僕は逃さなかった。

名づけのセンスにセクシーボディは影響ありません。

実はセクシーボディこういうところで仕事しているんです。というお話でした。

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