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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
ダンジョンマスターたち
43/287

43.さらなるダンジョンコアのレベルアップ

どんどんコアのレベルが上がりました

 僕がダンジョンににひきこもって、外部との関係を絶ってからも、ダンジョン領域テリトリーについては順調に拡大させてきている。拡大するに従い西の森よりさらに西にある小国家群、自治都市群が範囲内となりDPダンジョンポイント収入アップとともに情勢もわかるようになってきた。

そして、半径100kmまで伸ばした段階で必要DPダンジョンポイントが100倍となった。これで1km伸ばすのに1億DPダンジョンポイントかかるようになってしまった。

 だが、ここでまた、




「ダンジョンコアがレベルアップしました」




 というアナウンスを聞く。

これでコアLVは5から6に上がった。しかし、これでできることは言われていた通り、大して変わらなかった。できる鉱脈が増えた程度の変化だ。いや、これも大きいけど、精錬技術がないから現状あまり意味がなかったんだ。そろそろだれか詳しい人ほしい。

 コアへの最大DPダンジョンポイント貯蓄量が1個2億まで増えたことの方がありがたかった。……なんかこの辺から桁がおかしくなってないでしょうか?魔神様。


 ダンジョン領域テリトリーが半径100kmになったが、西の森以外はすべて平原のみで、一応北に海が、東と南に森と山脈があることはわかっているが、そこまで行きつかない。そこまで一体何百kmあるんだろうか?と思ってしまう。平原とは聞いていたけど、そこまでデカいとは思っていなかった。うっすらは見えていたから数十kmだろうと思っていたのに。甘かった。ガクッ。



 それからは収入が上がったため、DPダンジョンポイントを自身の強化とダンジョン領域テリトリーの拡大に使っていた。


 その時に入った情報から、北の港町マリンガが、英雄を失った影響で影響範囲が大幅に縮小、反乱もあって、なんとかマリンガの消失は免れたが、港町のみを自治都市として残すのが精いっぱいになったらしい。

 

 どうも、マリンガから北の海の真ん中に海王が住む岩礁があるらしく、そこからのモンスター軍団に対抗する力がなくなり、他にさける戦力も乏しくなったため、かなり危ういようだ。

 というのも、マリンガは海岸沿いに東西の交易路を持ち、商人たちの中継都市としても機能していたが、その交易路の維持ができなくなって、商人たちがモンスターに襲われることが増えすぎたため、商人たちが通らなくなったのだ。

 商人たちは海岸沿いの道ではなく、より内陸の南の道を通るようになり、マリンガは経済でも大打撃をうけることになった。


 そして、マリンガの南にあった街が交易都市として発展した。今まではマリンガ経由の方が東西への距離が短かったためマリンガを経由していたが、治安などを考えると、より南を通った方が経費などが安くなるため、海岸沿いの道は廃れてしまった。

 そうなるとマリンガからは南の道しか他の街へつながる道がなくなってしまったため、物資も今までと比べて入りにくくなり、物価が上がったらしい。そしてさらに治安が悪くなるという悪循環だ。


 で、その海王が住む岩礁より北に魔王が住む大陸、魔大陸があって、マリンガからは海王がいて直接は魔大陸へは行けないが、魔大陸からも魔族、モンスターは来れないらしい。

 やっぱり魔族なり、魔王なりがいるんだねと思ったよ。そういや、最初にいた魔族っぽいダンジョンマスターはどうしているのかな。



いつもお読みいただきありがとうございます。

今回はフラグを立てる回でした。

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