4.鑑定
説明回その2
「続いて、DPを得る方法です」
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DP獲得について
・ダンジョンで生まれた生物以外の魔力を持った生物が一定時間存在する場合、その滞在時間ごとにポイント獲得、特殊条件下で取得ポイント増加
・ダンジョンモンスター以外の魔力を持った生物が死んだ場合
・ダンジョンモンスター以外の魔力を持った生物が魔法を使った場合
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当然、対象がダンジョン領域にいる場合という条件付き。
魔力があるということから、あるのではないかと推測していたが、やはり魔法は存在するらしい。のちほど色々調べて、どんな魔法があるのか把握しないと。楽しみだ。
「次にダンジョンマスターについてです。ダンジョンマスターはダンジョン運営に関するスキルの他、<不老>という特性が付きます」
おっと。ファンタジー定番の<不老>
この世界の不老も、『老いない』つまり、寿命では死なないだけで刺されたり、切られたり、毒などでは普通に死ぬ。また肉体的な成長もしない。そのためか食事の必要はないそうだ。さらに、次代へ遺伝子を残そうとする必要もなく、子供を作る能力もないそうだ。
ハイ、人間の3大欲求の食欲、性欲ありません。種無しです。ハーレム必要ありません。
「また、魔神様の加護の1つとして、片目が魔眼である<鑑定眼>となります」
キター!!定番<鑑定>
あれ?しかし、レア度によっては微妙なスキルになる?<鑑定>の魔道具が普及してたら、死にスキルとなる可能性も…。
とりあえずダンジョンコアを<鑑定>してみることに。
魔眼発動方法?「魔力を通して」って言われたけど、じっと見てたら発動したよ。
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ダンジョンコアLV1 最大DP貯蓄量;5000
ダンジョン運営に欠かせない核。魔石の1種。落としたくらいでは割れないが、魔力を持った生物による攻撃では割れる。 所持しているダンジョンコアが全て割れると、ダンジョンマスターは死を迎える。
そのためダンジョンマスターはコア防衛を最優先しなければならない。また、ダンジョンマスターが死を迎えた場合、所持しているコアは消滅する。
条件を満たすとコアLVが上がる。コアLVが上がるとダンジョンマスターはできることが増える。
上限はLV10
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「自分を鑑定してみて下さい」と言われたので鑑定してみる。
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名前 ダンジョンマスター100番
種族 人族〔型ダンジョンマスター〕
性別 男
年齢 不明
ステータス
LV -
HP 25
MP 6
STR 5
DEX 6
AGI 6
INT 7
MEN 3
LUK 1
スキル
〔ダンジョン運営〕
魔法
称号
〔魔神の配下〕
特性
〔ダンジョンマスター〕 不老 セクシーボディ
魔眼:鑑定眼
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「ダンジョンコアのLVが上がりました」
とコアからアナウンスが流れた。
ハーレムルート消滅。
主人公のステータス解説は次回で。つまり、次回も説明回となります。