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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
転生からのダンジョン運営をしよう
33/287

33.ダンジョン攻略

DQやってて更新が遅れ気味。すいません。

 4階層



「ここが4階ですか。3階も広かったですが、ここはもっと広いですね」

「ええ、ただ広いだけではなく罠や魔物も強くなっています。前回我々は階段を見つけましたが運の要素が強かったと思います。本来なら階段まで見つけられることはなかったのではないでしょうか」

「階段はここからまっすぐのところにありますが、まっすぐは行けないでしょう」

「え?なぜですか?木が生えているだけでしょ?」

「たしかに木が生えていますが、ここから幽霊ゴーストが出てきます。ただまっすぐ進むと木に隠れた幽霊ゴーストにやられますよ。罠も足止め系が多数なのでかいくぐっていくのは至難の業ですし」

「わかりました。ではルートはどのように?」

「木が生えているところを迂回していきます。ここからたまに中鬼族ホブゴブリンが出てきます。気を抜かないようにお願いします」



そして木が生えているところを時計回りに迂回して階段に向かう一行。途中モンスターに襲われるが、なんとか退治して階段にたどり着く。



「ふうっ。なんとか着いたな」

「ええ、ですがここからが本番でしょう」


ここでバルダが言う


「ダンジョンはコアと呼ばれる魔法球がある部屋の前にガーディアンと呼ばれる強力なモンスターがいる。ただし、ガーディアンの周囲にはモンスターがいないことが多い。なんでかは知らんが」

「つまり、階段を下りてモンスターの数が少なければガーディアンがいる可能性が高いというわけですね」

「そうだ。ちなみにガーディアンは1体とは限らんから、倒したとしても油断はするなよ」



そして階段を下りていく一行。




「みごとにモンスターがいませんね」

「ああ」

「これはガーディアンがいるってことですよね?」

「おそらくは。ガーディアンの能力を考えると、おそらく一撃くらったら死亡するだろうから回避に専念しろよ」



5階層は迷路や罠はなく1本道で扉がある。


「間違いなく、ガーディアンですね」

「だな。準備でき次第行くぞ」

「「おう」」



 そして扉を開けるとそこには全長3mほどのゴーレム1体と泥や土でできた人形、マッドパペット2体がいた。


「ゴーレムの攻撃は絶対避けろよ。まずはマッドパペットを倒す。行くぞ」



 そしてバルダの指示でマッドパペット1体はすぐに倒したが2体目にてこずっている間、ゴーレムが腕を振り回す。土でできているため強度はそれほどでもないが、小石が混じっていることと、巨体であり速さと重さを兼ね備えた攻撃は人がうけることはできないと思われる。

 そんな攻撃をかいくぐりつつ、2体目のマッドパペットを倒すバルダ。

 ちなみに、バルダは大剣使いである。相手の攻撃はそのステータスを生かして避けるのが戦闘スタイルであり、<英雄>の特性で攻撃力が上がっているから、こんなにあっさりと倒せるが、普通は攻撃そのものがマッドパペットにさえ通らない。正確には通るがHPと比べてさしたるダメージにはならない。従者たちはバルダの攻撃力を理解しているため、邪魔にならないよう補助に徹している。

 そのとき、バルダはゴーレムを見た。



「まずい。範囲攻撃だ。全員盾を構えろ!!」



 ゴーレムは両手を地面にたたきつけ、舞い上がった石をバルダ達へたたきつけてきた。1つ1つは小さくとも高速で飛んでくる石を受ければ死ぬことは十分ありえる。少なくとも戦闘は不能になる。

 それを従者たちは多少ケガはしたものの受け切り、バルダはその範囲からいち早く逃れていた。

 そして、バルダは石をたたきつけた後のゴーレムに向かって


『スラッシュ!!』


 剣を一閃。見事に胴体を上下2つに分けた。



予定のところまで進めず。1話多くなりました。次回はさらに短めの予定です。

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