表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
転生からのダンジョン運営をしよう
2/287

2.転移前の説明

2話目です。更新は週3回程度を予定しております。

これ以降、魔神様はしばらくは出てこない予定です。

「ご苦労様。君たち死したる魂を転生させ、ここに集めたのはこの俺だ。

ああ、俺はロキ。いわゆる魔神様で、君たちの主だ。よろしく」


 と話を始めた、年齢は20代後半か30歳くらい、黒に近い青髪でオールバック、するどい目つきで神と同じ色の瞳と黒目のオッドアイ、鼻から下は白い仮面で隠し、肌の色は浅黒いという見た目の魔神様。うん。おそらくイケメン男子。ただ、ヨーロッパあたりにいるマフィアにしか見えない。僕は見た目からして逆らうという気は全く起きなかった。

 

僕は周りの様子をうかがおうとしたが、動けない。声も出せない。


「ああ、勝手に動いたり、しゃべられると邪魔だから、許可するまで動けなくしてる。あとで質問は受け付けるから、今は黙って聞け。」とロキ様。

 

(邪魔する気はないので説明お願いします、ロキ様)


「お前たちが行くのは、女神が作った、アースだか、地球だかの星、世界にいた、摩耗したり、傷付いた魂の保養地である世界だ。その世界でお前たちはダンジョンというのを作り、運営してもらう。そうすることにより、その世界にある魔力を集めることができる。集まった魔力に応じて俺がDPダンジョンポイントを与える。そのDPダンジョンポイントを使ってダンジョンを管理、運営していくことになる。ここまでで質問はあるか?質問を許可する」

 とロキ様がいうと、僕の首から上が動くようになった。

 

そこで1番右端にいた魔神様と同じような肌をした男(おそらくは魔族というやつではないかと推測する)が質問する。

 

「我々がダンジョンに魔力を集めることで、ロキ様にどのような利点があるのでしょうか?またはその目的は何でしょうか?」

 「ダンジョンに魔力を集めることの利点は特にない。しいてあげれば、次のダンジョンマスターを作りやすくなること。目的は女神に対する嫌がらせ。」とロキ様。

 

って、それだけのために10体、いや、それ以上のダンジョンマスターを作るために魂を転生させたと。

流石、神様。スケールのでかい嫌がらせだこと。と感心、もしくは呆れていた僕だったが、

 

「では、我々はダンジョンマスターの力を使って、これから行く世界で好きなようにしろ。ということでしょうか、魔神様?」と列の真ん中あたりにいる耳の長い、おそらくエルフと思われる女が問いかける。


 「うむ。生きていればよい。あとは過度に他のダンジョンマスターを害するといったことさえなければ、それ以外は問わない」とロキ様。


 「ちなみにお前たち10人を転生させるために使った魔力を集めるのにおよそ20年かかった。すでに90人ダンジョンマスターとしたが、その中で生き残って活動している者は少ない。お前たちが使える者たちであることを願う。

 では早速行ってもらおうと思うが、その前に、お前たちにスキルをプレゼントしよう」

 と言って、どこからか、上に片手が入りそうな箱をだしたロキ様。


 (くじ箱じゃないですか。でも、待望のチート来た~!!)と喜ぶ僕。


「ではお前から中に入っている球を引くがよい。ダンジョンマスター91番」と言って右端の魔族の男を見るロキ様。


 (あれ?ってことは僕はダンジョンマスター100番かな?数字はキリが良いし、残り物には福があるというし、いいスキルが来るはずだ。)


 そして、91~99番までのダンジョンマスターたちがスキルを引いていく。そして、僕の番が来た。球を引くとき、なぜかロキ様が少し笑ったように見えたが、何のスキルを引いたのかは、まだわからない。


 「では、スキルは転移後に確認するがいい。転移したら、すぐ、台座の上にあるダンジョンコアに触り“ダンジョン起動スタート”ということ。わからないことはダンジョンコアが教えてくれる。お前たちの働き次第で、また会うこともあるだろう」とロキ様


 その後、僕は見知らぬ洞窟の部屋にいた。


拙作をお読みいただきありがとうございます。

さて、何のスキルをもらったのでしょうか?

次回はダンジョン運営前の情報収集回になる予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ