表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
天使と悪魔と海王と
176/287

176.決着

とりあえず、ダンジョンバトルは決着です。



 ドラゴニュートの女性に対するはゴブリンキングのゴブオウ。ゴブオウはショートソードを構える。



「たかが、ゴブリン風情‥とは思っていないわよ。私は。あのクラスのオーガが何の疑問もなくあなたに従っている時点で少なくともあのオーガより強いのは確定だし」

「ふむ。流石に見た目であなどってはもらえぬか。さすれば楽だったのに。

‥貴殿が一番我が方にとって危険なのは承知した。私も力を見せよう。そして、このダンジョンバトル、我らの完全勝利を目指すのみ」



 そういってゴブオウはショートソードに力を込める。するとショートソードが光を纏う。



「!!‥まさか!?『闘気剣オーラブレード』!?」

「知っていたか。流石だな」



闘気剣オーラブレード』は光、無属性、剣術それぞれのスキルLvが7以上を必要とする複合型魔法剣の1つで、効果は攻撃力上昇(大)、攻撃成功時のHP回復効果と‥



「ハアアツ!!」

「くっ!」


 まだ距離があるにも関わらず、切りつけるゴブオウと回避するドラゴニュートの女性。


 闘気オーラは伸縮自在。つまり射程距離も思いのままになる。


 ゴブオウの攻撃が合図になり、周囲のモンスターたちが再度攻撃を仕掛ける。



 イナミ、イナシの両ダンジョンマスターに向かって。


 ゴブオウたちは元々ダンジョンバトルの勝利を目標にしていた。ドラゴニュートの女性を倒す必要はない。


 ドラゴニュートの女性はそれを止めようと援護に回ろうとするが、ゴブオウが許さない。



「このオーガ一体一体が僕たちと同じくらいの強さだと!?」

「こんなの勝てるわけないし~!」



 オーガたちの攻撃を必死にかわすイナミとイナシ。だが徐々に追い詰められ、攻撃が当たりだす。



「「助けて!ルナハーンさま!!」」

「くっ!」



 その声に反応したルナハーンと呼ばれたドラゴニュートの女性は、ゴブオウの攻撃を掻い潜り、イナミとイナシの援護をした。しかし、その隙を見逃すゴブオウではない。…というか、援護をさせることで隙を作りだしたと言う方が正解かもしれない。



 結果、ドラゴニュートの女性、ルナハーンはゴブオウに切られ死亡。


 そして、イナミ、イナシにとどめをさそうとしたところでタイムアップ。


 ダンジョンバトルが終了した。


色々伏線を張ってきましたが、次話で伏線は回収予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ