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魔神配下のダンジョンマスター  作者: にゃーにゅ
天使と悪魔と海王と
170/287

170.侵攻開始

すいません。昨日投稿するの忘れていました。


 ウチのダンジョン攻略部隊にクナのエンシェントエルフを中心としたエルフ部隊総勢20名を加え、ダンジョン攻略に乗り込む。

イナミの地獄型ダンジョンが目標になる。タイムリミットは1週間。


 僕は『憑依』で一部のみゴブオウと感覚を共有。まあ、完全な観戦気分だ。クナも同様。




 1日目は何の問題もなく15階まで到達。


 10階で周囲とは明らかに違う能力を持つモンスターが立ちはだかったが、道中の雑魚モンスターと同様一蹴した。


 後ほどダンジョンコアの解析で、相手はデーモン中心でステータスが他のモンスターの10倍くらいあったのがわかったが、こっちのステータスはもっと上だったため、関係なかった。



 そして2日目。



 あっさりと19階層へ到達。



「‥わかってはいたけど、こっちは結構苦労してここまで来たのに、あっという間に来るのは理不尽」



 クナに文句を言われたが、そう言われるのが分かっていたから、任せていたのだが?そのように言うとクナがすねるので、言わないが。


「単純に所有しているモンスターの質と量の違いだ」

「ダンジョンマスターとしての力が違うと」

「‥それより、待っているのはシルフたちだ。様子を見つつ、少しここで待っていろ」



 クナの部隊がやられた19階の階段前の大広間。待ち受けるのはシルフ含む混成部隊。入った瞬間、魔法が飛んでくるのがわかっている。魔法を避けれるほど速いのならともかく、クナたちのエルフでは回避できないだろう。


 だが、対処法は色々ある。特に来るのが『ホーリーミサイル』だとわかっているので、楽勝だ。



 ワーウルフたちは部屋の扉を開けるのと同時にダンジョンで拾った多数の小石を投げる。



 ボン!ボン!!ボンッ!!



 予測通り『ホーリーミサイル』が飛んできたが小石に当たり誘爆。爆風を避けながらワーウルフ達が突撃。魔法キャンセルをしながら、『ハウリングボイス』でシルフごと相手の動きを止める。


 行動停止系に耐性が高いのか、動きを止めることができなかったデーモン族はワーウルフを迎撃しようとするが、そこにダイヤウルフとポイズンウルフが割り込み倒す。あとはこっちの残りの部隊が突入して、蹂躙するだけだった。



「‥相手にデーモンソルジャーとかいたけど、相手にならないんだね」

「そりゃあね。魔法主体で挑むと厳しいのかもしれないけど。だからエルフは厳しいかもね」



 こっちは基本的に肉弾戦とかが得意な種族が多いから、相性の差ということで。


もう週4回投稿がきつくなってきました。週3回投稿になるかと思います。すいません。

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