145.人物紹介 ダンジョンマスター側
人物紹介だけでかなりの量になってしまいましたので、分割させていただきます。
まずはダンジョンマスター側の紹介です。
読み飛ばししてもらっても構いません。
<ダンジョンマスター側>
[イオ・エルマンド]
本作の主人公。本作は基本彼の視点で描かれている。
元は大学生の19歳であったが車にひかれて死亡。魔神ロキにより人型のダンジョンマスター100番として転生する。その際『セクシーボディ』というユニーク特性、もしくは固有能力を与えられる。
魔神からDPを集めるよう命令され実行中。
その後、ダンジョンメイドのシャールを召喚し、ダンジョンマスターであるドラゴニュートのサミー、同じく人型のダンジョンマスターであるリュートと同盟を結び、エルフ型ダンジョンマスターのクナ、ドワーフ型ダンジョンマスターのゴバゼガブ、トレント型ダンジョンマスターのトトークを配下とする。
直属の配下としてダンジョンマスター代行のゴブリンキングであるゴブオウ、オガキングのガキン、エンシェントエルフのミヒャエルの3人?がいる。
ホムンクルスを作り、その成長、運用実験も兼ねて人間界へと進出。そこでエルマンドを助けたのち、エルドたち現エルド傭兵団の面々と仲良く暮らしている。エルド傭兵団のサポートをすることも目的の1つとしたエルラノーア商会を立ち上げ、その会頭となる。
[ロキ]
イオたちダンジョンマスターを魂から転生させた魔神。
すべてのダンジョンマスターへDPを集めるよう指示しているが方法は各ダンジョンマスターまかせであり、集める目的は不明。一応今イオたちがいる世界を作った女神への嫌がらせと言っているが、本当のところは誰にもわからない。
[女神]
名前など一切が不明の神。
イオたちがいる世界を作ったとされている。作った目的は魂たちの休息の地とするためと言われている。
直属の配下として女神教の教皇、聖女がおり、異世界からの魂を勇者として転生もしくは転移させたり、武に優れた現地人を英雄としたりしている。
[シャール]
幽霊と呼ばれるモンスターで、イオの身の回りのことを世話するダンジョンメイド。
元は人間で商家の奉公人であった女性。享年18歳。
イオへの対応はSっ気が強いが、最近はメイドの数が増え、メイド長として教育で忙しくあまり出番がない。物語の裏ではイオがホムンクルスに憑依している間の本体の世話をしている。
[サミー]
赤いモヒカンがトレードマークのドラゴニュートと呼ばれる人型の竜のダンジョンマスター。32番であり、元は相当力のあるダンジョンマスターであるが、同じドラゴニュートであり妻のレミーとの生活を優先するためにダンジョンマスターとしての活動は引退した。
イオのダンジョンの東側にある山脈に住み、イオと制限付きのダンジョンバトルを挑むも敗北。以後お友達となり、同盟を組む。
直接の配下のダンジョンマスター代行としてドラゴンソルジャーのゴンソルと執事にレッドドラゴンのドラゴがいる。
物語の中では出てこないが『竜吸収』という配下の竜の数が多いほど自身の能力が強化されるユニーク特性持ち。
[リュート]
人型ダンジョンマスター10番。最古のダンジョンマスターの3人の中の一人。
人間界ではリュート神聖国を建国し、現人神とされている。人間界ではダンジョンマスターは見つけ次第即殲滅対象とされているため、自身がダンジョンマスターであることは秘匿している。
女神教の国と戦争で勝利したという情報があるが、女神自身がその後どうなったかは不明。一体彼が言う『女神の悪意』とは何なのか。『上級鑑定』のスキルがあればわかるらしいが、まだイオが持てていないので不明のままである。
物語の中で明かされてはいないが、ユニーク特性は「運」に関係するものであることが推測されている。
[クナ]
エルフ型ダンジョンマスターで97番。
転生直後、先輩のエルフ型ダンジョンマスターに騙され、手先となり、サミーにダンジョンバトルを仕掛けるが、返り討ちにあう。それからサミーを非常に苦手にしている。パニックになると訛る。
その後人間につかまり奴隷となり、イオが見ている逃亡者の村へ流れつく。イオの配下となり、南部にエルフの里というダンジョンを築く。
そこでさらに南部の山脈の頂上付近で天使と悪魔を見つけるが、今のところ様子見。
魔神の再三の警告を無視してサミーへ挑んだことで魔神の加護が消えたが、ユニーク特性は残っている。
ユニーク特性は『農業上手』。作物の品質の向上や生育の促進などに影響する能力だが、どうやらこれだけではなさそう。
[ゴバゼガブ]
ドワーフ型ダンジョンマスターで158番。前世では享年14歳だった。
転生後ドワーフの村で過ごしていたらしく、ドワーフ族は名前に濁点が入るほど高貴な名前とされているため、自身の名前には非常に誇りを持っている。
紆余曲折あってイオの配下となり、東側のイオとサミーのダンジョンの入り口の中間地点あたりに鍛冶師の村というダンジョンを作る。
ユニーク特性は『武具図鑑』で手にした武器・防具を記憶し、一部を除いて作成可能となる。
[トトーク]
トレント型ダンジョンマスター。139番。
ダンジョンマスターとして転生後、師とするダンジョンマスター、ニゴルダスとニゴ帝国にいたが、現皇帝のクーデターにて自身以外のダンジョンマスターは殺され、自身は奴隷とされ様々な研究に協力させられる。
イオからダンジョンバトルを挑まれ、あえなく敗北。奴隷から解放され、イオの配下となる。
西の魔の森にあるイオのダンジョンへの入り口付近に自身のダンジョンを新たに作成。そこで自身のユニーク特性を生かした植物由来の製品を作っている。
元々ニゴ帝国は彼の領域であったため、主であるイオもニゴ帝国を領域とすることになった。
ユニーク特性は『植物製品化』。植物由来の知っている物であれば作成が可能になる能力で商業的には人間界の文明を進めることになるスキルだが、自身の姿から直接人間と関わることは不可能のため、能力を活かしきれていなかった。
[ゴブオウ]
イオ配下のダンジョンマスター代行でありゴブリンキング。軍事面の統率などをしているダンジョンの将軍。
[ガキン]
イオ配下のダンジョンマスター代行でありオーガキング。ダンジョンの深部で生まれる最高位のモンスターの監視や数の調整をしている。ダンジョンの司令官。
戦闘能力的にはイオの配下の中で最高クラスで、上位竜クラスでも1対1で圧倒できるくらいの能力がある。
[ミヒャエル]
イオ配下のダンジョンマスター代行でありエンシェントエルフ。イオから依頼された研究やダンジョンその他に関する研究をしている研究者たちの統率をしている。自身はマッドサイエンティストで、人体実験をしている。その対象は人間界でイオたちの邪魔をする者や敵対者であるらしい。
自身曰く自分の戦闘能力は他の代行たちと比べると低いが魔力は上。
[エルドゥー]
イオのダンジョンの南部の山脈を超え、海を渡った先の龍大陸に住む、竜たちの王、竜王と呼ばれているが、実は最古のダンジョンマスターの一人。
[魔王]
イオのダンジョンの北、海を渡った先にある魔大陸。その魔族の国の王。イオのダンジョンから魔大陸へは人間は直接北へ渡れず、リュート神聖国経由で西に行くしかない。
最古のダンジョンマスターの一人。
[海王]
イオのダンジョン北の海にいるらしいダンジョンマスター。付近の海岸の村などを荒らしていたようで、リュート神聖国からニゴ帝国への最短ルートである海岸沿いを潰したと思われる。ダンジョンマスターの格としては最古のダンジョンマスターより下、サミーより上といったところ。
明日は人物紹介の人間側を投稿して、それから地名紹介、簡単な用語解説、その後本編再開の予定ですので、火曜日から本編にはできなくなりました。すいません。




