135.予想外の成長
やはり投稿遅れました。すいません。
次はルルの能力を見てみよう。
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名前 ルル
種族 人族
性別 女
LV 16
HP 106/106
MP 288/288
STR 17(+7)
DEX 105
AGI 104
INT 167
MEN 172
LUK 8
スキル 格闘術LV1、杖術LV2、火属性魔法LV3、水属性魔法LV2、地属性魔法LV2、風属性魔法LV2、無属性魔法LV3、略詠唱、魔法チャージ、魔法ストック
特性 魔道・攻
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おそらく現在、人間の中では大陸西部最強の魔法使いだろう。STRのステータスが極端に低いが、それでも僕の初期の倍以上。つまり成人男性の2倍以上の力があることになる。
あと、最初に指摘した接近戦対策としてあくまで時間稼ぎ、もしくは護身用として格闘術も覚えている。もちろん、魔法の威力に関してはその比ではない。
火魔法LV3は上級に入る。だが、現在LV4に到達している魔法使いはいないように見える。少なくとも僕の領域内では人間最強の魔法使いであることは確定している。
2人とも、レベルが高いのはあるが、成長率も高い。特性に成長率補正の効果もあるのではないか?と思っている。鑑定してもそういった記述はないが、上級鑑定なら出てくるのかもしれない。
オークの討伐に話を戻そう。
このようにかなり強くなった彼らだが、まだ、オークの単独討伐は無理だろう。オークはHP、STRが同ランクの魔物の中でも高い部類に入る。多少攻撃が通った程度では動きの阻害にはなっても、手数が必要なため1.2発くらいなら攻撃をもらってもおかしくない。だが、その一撃がこちらには致命傷になりかねない。
今回、いつもの幹部5人だけにしたのは、そういう理由からだ。
戦術上、今回はライド、エルドが攻撃を引きつけつつ、動きを止め、ルルが仕留めるということになると思っていた時期がありました‥。
ライドの足元には両手をなくし、首を飛ばされたオ-クが転がっている。あったことを言うと、要はライドがオークを単独で討伐した。ただそれだけなのだが。
何があったかというと、確かにライドにオークを一撃で倒す攻撃力はないのだが、殴ろうとするオークの攻撃をかいくぐり、オークの腕を肩口から切断したライド。残った腕もあっさり切断して防御ができない状態にしてからの
「スラッシュ!」
横なぎの一閃で首を切断。オークをあっさり倒してしまった。そして、他にも2体のオークを見つけて、挑んだのだが‥
「スラッシュ!」
「ファイアランス」
1体は先ほど同様ライドに首を切断され、もう1体は近づく前にルルの魔法で首から上を焼失させる。
‥おい。誰だ。オークの単独討伐は無理だろうとか言ったのは。余裕じゃないか。育ちすぎだろ。
オークはワールハイトではかなり上位の傭兵団でも、複数名の重傷者を出しながら、やっと1.2体討伐するくらいのモンスターなのだが‥。
結局その日は全く危なげなく、計6体のオークを討伐して持ち帰ることができた。計金貨60枚になったので、非常に大きかった。このお金はすべて傭兵団の資金に回されることにしている。ただ、こんなに倒せるとは思っていなかった。
魔の森にはオークの上位種はいません。しかし、数はとても多いです。
あと、エルドとノフスもほぼ同じLVです。もちろん、この世界でまちがいなく上位に入るステータスです。




