木村勇気の中学校生活最終日
この話は実験みたいなものなのでこれで終わらせていただきます。楽しく読んでくださったら幸いです。
今日も僕は何事も起こらない一般的な一日の朝を迎えていた。
僕は
「うーーん」
と伸びをしながら起きた。その後顔を洗いに行き、母親に
「おはよう」
と元気な声であいさつをした。いつもと変わらないトーストを食べ、牛乳を飲み、家を出る。
「(今日は、とてもきれいな青空だなぁ、なんだか良い事が起こる予感がするなぁ)」
そんな事を考えながら歩いていると、むつおに
「おはよう」
と声をかけられて、そこでようやくむつおとの集合場所に着いている事に気がついた。
「おはよう」
と僕も言って、今日も普通の中学校生活が始まった。
毎日通っている通りを進んでいくと駅前まで来た。スーツを着たサラリーマンや若い女の人が足早に歩いている。僕たちは、その人混みの中を進んでいき、パン屋の角を右に曲がると小学校があり、元気いっぱいにはしゃいでいる小学生の声が聞こえてくる。
「(懐かしいなぁ)」
と思いながら小学校の角を左に曲がり進んでいく、このあたりから他の生徒もちらほら歩いているのがわかる。僕はむつおと
「今日の体育は卓球だね、むつおは卓球部だから僕に打ち方教えてよ」
「いいよ」
という風の今日の授業のことについて話ながら楽しく歩いていた。
八時十五分、いつもと同じ時間に僕たちは学校に着いた。むつおは
「僕、購買に用事があるから先に教室行ってて」
と言われたので僕は
「OK!」
と言って一人で階段を上り教室に入った。教室の中はチャイムが鳴るまであと十五分しかないというのに僕を合わせてまだ四人しかいなかった。
「(みんな遅刻して来るのかな)」
と思っているとむつおが来て
「まだ皆全然来てないね」
「そうだね」
と話しているとチャイムが鳴るまで、残り五分というところで担任の先生が教室に入ってきて、廊下に向かって
「あと五分しかないぞー!いそげよー!!」
と言っている。
僕のクラスの担任の名前は田中千賀子先生だ。年齢は四十歳ぐらいの女の人だ。理科の教師で、卓球部の顧問をやっている。
二年二組には皆がギリギリの時間にたくさん入ってきた。結局遅刻をしたのはまっきーだけだった。先生がまっきーに遅刻してきた理由聞いていた、まっきーは
「信号で二十分くらい待ったんです」
と言った。朝読書の時間で声を出してはいけないけれど教室にいる皆が笑っていた。
一時間目の技術の授業が始まった。技術の先生はすごく年をとっていて、すごく静かなので皆喋っている。口癖は『ね』
だ。
僕は席が近いそんほくとがみと一緒に喋っていた。
「また先生『ね』っていったぞー、これで今日百十五回目だぞっ(笑)」
「そうだねー(笑)」
「何回言うんだよまだ二十分しか経ってないのに(笑)」
などと先生が『ね』を言う回数を数えていた。
その後昼休みになった。
昼休みはむつおの好きな人のことでとても盛り上がっていた。僕とがみとそんほくが
「むつおの好きな人って『や○○○ ○○○』だとねーっとからかっていた」
楽しい楽しい学校が終わった。
僕は下校中一人で
「(僕の中学校生活はこんな平凡な日常でいいんだ)」
っと思っていたこうして僕は日記を書くのをやめた。
この話は実験みたいなものだったのですごく短い話になってしまいましたが今後はしっかりとした小説を書いていくつもりなので、応援してくださると嬉しいです。




