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時代遅れの女神様からの贈り物  作者: 白ヤギ
冒険者の町 マレポの町
29/51

27 換金お金ザクザクだよ~$

街についた私達は、まず換金所に向かう。

お店に直接売ったほうがが高いが、スラム街に住んでる豆ちゃんや、新参者の私はぼられるみたいだから、ギルド直営の換金所で換金する。鉱石を売ったお金は、銀貨8枚、銅貨6枚になった。

これでもまだ全部売ってないらしく、魔鉱石・白銀石を少し残したみたいだ。

後はキュクロプスの素材だね。一体いくらになるんだろ。


「じゃあ豆ちゃん、あとはキュクロプスだね。」

「あ~それなんですけど、素材は残しておいて、討伐証明だけ提出して、報奨金だけもらいましょう。もし懇意にしてる、受付の方いましたらその人に手続きしてもらうといいかもですね。」

「あ、そーなんだ。じゃあ、ニコルさんに聞いてみるよ。」


ニコルさんの列は…… あ、やっぱり空いてる。ぷ。あの人天然さんだし、ほかの受付のお姉さんは、おっぱい大きいから、ニコルさん人気無いのかも。しょうがない、私はニコルさん贔屓でいってあげよう!別に私がツルペタだからじゃないよ…… 仲間意識なんてないからね。


「ニコルさ~ん、えーとヒスリ洞窟で、3層まで落ちちゃったら、キュクロプスがいて、討伐証明は掌らしいから、これ持ってきたよ~。」

「え??キュクロプス?でもこれ、色が違いますよ?」

「う~んなんか変な結界みたいなの纏ってましたし、普通のやつじゃなかったんですかね?」


ガタン!

えぇぇ…… 椅子に座ってて、驚きすぎてそのまま後ろに倒れるなんて、本当にあるんだ…… 


「そ、そ、そ、、その結界みたいなのって、もしかして、」攻撃を無効にする奴ですか???」

「あ~多分それっぽいですね。なんか全然手応えなかったもん。」

「…… 厄災持ちの魔物?いや、でもこの色は…… 厄災手前の呪い持ちか…… う~ん私の眼で見るには、厄災まではいってないね…… 」


ん~何かブツブツ言っちゃて、あっちの世界に行っちゃたよ。ハハーン、何かそうやって賢い大人、演じっちゃてるけど、バレバレだよ。

ん?何かニコルさんの目、結構強めの魔力が流れてる気がする、カッコつけっちゃて。


「え~と普通のキュクロプスは、銀貨3枚なのですが、こちらのは上位種(・・・)なので、金貨1枚になりますがどうしますか?」


ん?上位種?死んでから、アイテム鑑定しても『キュクロプスの○○』て出てたけど…… まぁ一度宿に戻ったら、しっかり鑑定してみよう。めんどくさくて名前しか見てなかたもんね。


「金貨1枚、そんな高いんですね。すみませんがパーティーなので、銀貨10枚でください。」

「へ?普通は倒したほうが全部もらえるから、桜ちゃんがもらうものだと思うけど?」

「いえ、採掘とか私何もしてないのに、半分分けてもらうんで、討伐素材も半分に分けるんです。」

「ふ~ん、まぁ桜ちゃんがいいならいいわ。」


なんか、腑に落ちない顔をしてたけど、銀貨10枚をちゃんと貰った。


「豆ちゃん豆ちゃん!なんかすごく高く換金してくれたよ♪金貨1枚だから、銀貨5枚ずつね。」

「え?銀貨5枚…… ?」


何かモジモジしてる豆ちゃんんに、銀貨を渡した。

採掘の報酬も仲良くわけ、今回の報酬は一人頭、銀貨九枚銅貨3枚の大収穫だ。

これでまだ素材を売ってないんだから。

ふぅ~すごすぎ><


「あ、そだ豆ちゃん?明日はどこで待ってればいい?また東門?7の刻でいいのかな?」

「え?明日も一緒に行ってくれるんですか?」

「あれ?違った?用事あるな」

「あ!大丈夫です、7の刻でいいです。じゃあポーチ返しておきます。ナイフは本当にもらっていいんですか?」

「ポーチも持ってていいよ、1回1回こっちがもってくるのもめんどくさいし。あ、ご飯はどうする?食べてく?」

「あ、すみませんちょと用事がありますので、今日は帰ります、この鉱石売らずにとっておいたんで、桜さん使ってください。でわまた明日です。」


そお言うと、ササーット風のように去っていった。 ええ?嫌われてるまぁでも、明日も約束取り付けたんだし、コツコツ仲良くなっていこう。 



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