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時代遅れの女神様からの贈り物  作者: 白ヤギ
冒険者の町 マレポの町
28/51

26 洞窟脱出だぁ~

すみません、剥ぎ取った素材に あとは討伐証明の、右手の掌

の一文を付け加えました。

豆ちゃんが小さい体で、あんな大きなキュクロプスを解体してるのを見て、大変そうだなぁ~と思うけど、さっき手伝おうとしたら、邪魔ですと、怒られちゃった。てへっ☆

ん?終わったぽい。とりあえずあれをアイテムボックスの中に入れよう。


キュクロプスの皮

キュクロプスの骨

キュクロプスの眼

キュクロプスの心臓石

キュクロプスの魔石

あとは討伐証明の、右手の掌



うはっ、綺麗に剥ぎ取るねぇ。アイテムボックスの中にしまっていたら、豆ちゃんがこっちを見ている。


「あ、取り敢えずここにしまっておくから、街に戻ったら分けようね。」

「はい、わかりました。」


むぅ、なんか少し顔を赤らめて、ぷぃって横むいっちゃた。え!!まさか私に惚れっちゃたのかな!お姉さんこっまちゃうよ><

トテトテこんどは鉱石を掘りに行っちゃた。チッコイ体で働き者だねぇ。

私はちょっと目を瞑って、横になる。寝るわけじゃないからね!目を瞑るだけ。

一応私と豆ちゃんを中心に、半径5メートル程度の、ごく弱い結界を貼っておく。ある程度の魔力があるものが近づいたら、大きな音が鳴るっていう結界。とても簡単なものなので、魔力消費もほとんどない。これで安心だよねzzz


「桜さん、桜さん。」


体をゆさゆさ揺すられる。ふぁ~よく寝た。あ、違うネテナイヨ。


「ごめんね。一人でやらせちゃって。」

「いえ大丈夫です、手伝ってもらっても邪魔なだけですしね。それよりもすごいですよここ!こんなに沢山取れました。くーーっお金ザクザクですよ!!」

「あ、うん、それは良かったね…… 」


サラリと手伝われたら邪魔と言われ、凹んじゃった。


「よし!じゃあ戻ろっか?」

「はい、あとは帰り道にあったら掘っていけばいいですね!」

「あ。うん、ソーダネ。」


いやぁ~日本人は働き者っていうけど、この世界の子供はもっとすごいね。

帰り道は、多少迷ったが、魔力の細い糸を放出して、出口を探した。豆ちゃんは、チョコマカせわしなく、ホリホリしている。綺麗な石や大きな塊がゴロッと取れると、にまにま笑ってる。かわいいー。


「あ、そういえば洞窟と迷宮て、何か違うの?」

「え?洞窟は自然に出来たもので、迷宮はダンジョンコアがあり、噂では万能神アポネシア様が作ったと言われていますが本当のことはわからないです。しかし桜さん、ほんとになんにも知らないんですね。」

「へえーアポネシア様ね。いや、教えてくれたのが脳筋バカのアレンていう奴だったから、それが原因だね!!」


う~ん、アポネシア様ねぇ。あの女神様ならありえるかも。おや、ようやく1層目に上がってこれた。

ふぅ~なんだかんだで、疲れたねぇ。


「じゃあ街に戻って換金しよっか。」

「はい!楽しみですねぇ~$$$」


また瞳が$担ってるよ……

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