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自分の心に手を当てて

正義とは何か。

作者: 水無月

始めて日中に書いてみました。しばらくは短めで行こうと思っています。

今回もよろしくお願いします。

あの大鷲のように、強く、大きく生きていられたら。


「正義」という言葉を、皆様は一回でも使ったことはあるだろうか。

ほとんどの人は、あると答えるだろう。

私は、正義はただの自己満足に過ぎないと考えている。それと同時に、今の社会においてとても重要なこととも。


「自分にとっての正義は相手にとっての悪であり、相手にとっての正義は自分にとっての悪である。」 

これは何回も私が話してきた考えだ。


例えば、戦隊モノや仮面ライダーを見たことは皆あるだろう。強大な悪に立ち向かう。そんな王道でとてもかっこいい、少年少女の心を鷲掴みにする作品。


この作品には地球の運命を揺るがす「悪役」が登場し、結局「正義」である〇〇レンジャーに倒される。

だがよく考えればその登場する「悪役」にもそれなりの理由がある。自分なりの「正義」があるのだ。

それがまるで「悪役」だけが悪いように上記の作品は映されている。


どうしてだろう。


だってヒーロー側も「悪役」達を殺しているじゃないか、倒しているじゃないか。

だからそっちだって「悪役」じゃないのか?

正義なんて物は本当にあるの?


それは誰にも分からない。わからないままだ。


ではなぜ「正義」なんて言葉があるのだろうか。

それは最初に話した通り、自己満足。自分のためだ。

詳しくいえば、自身を正しくするためだ。


もう一つ例を出そう。「マザー・テレサ」と呼ばれる人物。

彼女は貧困や病気に苦しむ人々の救済に障害を捧げたが、その美しい功績とは裏腹に、信じ難い医療を施したりしていたそうな。


このように救済、いわゆる正義の名があればその裏にどんな卑劣なことがあろうとも、大衆の目には美しく見えるのだ。


なんてバカバカしい。


「正義」はとても便利な概念だ。自身を正当化できる、魔法の言葉。

もしこの言葉、概念がなければ、この世の中は

一体どうなっていたのだろう。

戦争なんて起きなかったかもしれない。


本当に正義というものがあるのか分からないのに、正義なんて言葉を使う。

「なぜ」?


水無月。

読んでくださり、ありがとうございます。

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