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アンの憂鬱

明日も二話更新よろしくお願いします!午前中ブックマークたくさんありがとうございました!

 はぁと私はため息をついた。何故かと言われると理由は簡単で、私が好意を寄せている男の子が一向にこちらの気持ちに気がついてくれないからだ。私はとりあえず彼の妹に相談に行くことにしました。

「苺ちゃん、おはようございます」

「アン、おはよう。どうしたの?相談って」

「ううんと悠馬さんのことなんですけど、悠馬さんって結構鈍感なんですか?」

「鈍感も鈍感だよ。だって私があの人に助けられてから10数年好意を寄せ続けてるけど気づかないやつだよ?」

「うっ、そう言われると私はマシな気がしてきました...」

 私と苺はよくこういう話をする。苺も私も同じ人が好きだ。そして多分リタさんも。

 幸いこの都市も私の国も一夫多妻制は認められている。最後はみんなで仲良くゴールしたいものだなと私は考えていた。

 その為にも彼には私達の好意に早く気づいて欲しいわけだけど肝心なところで本当に鈍感なんですよね。

 何回もデートに誘っても彼はお出掛けだと言い換えてしまいますし中々難しいところです。

 この際だからリタさんにも聞きにいきましょう。



「おはようございます、リタさん」

「アンさん、おはようございます」

「リタさん突然申し訳ないのですがリタさんって悠馬さんのこと好きですか?」

 私は回りくどい言い方をするのが嫌いなのでストレートに聞いてみる。

「好き、というのがこういう気持ちなのかは私には正直わかりません。私はこういう経験初めてなので...。ただ彼を見ると無性に胸がドキドキして意識してしまうのです」

 すごく乙女な顔で言われてしまいました。

「リタさん私も初めは初めてのことでわかりませんでしたが、それは恋ですよ」

「やっぱりですか...。昔文献で読んだ恋の症状と似たいたものでそうじゃないかと思ってたんです。ってアンリエッタさんももしかして」

「はい、そのもしかしてですよ」

 私は笑顔で彼女に答える。この子もしかしなくても可愛いですね。私はそんなことを思いながらリタさんの様子を観察することにした。



 簡単に言うとずっと悠馬さんを追いかけ回してただけでしたね...。トイレの時も食事の時も。あれでは少し悠馬さんが滅入ってしまいそうなので私が後で言っておきましょう。

 しかしああ言ったアプローチの仕方もありかなしかで言われるとありですよね。好意に気づかれやすいという意味ではかなり有効的かもしれません。要研究です。


 

そんな事をしているうちにもう1日が終わりそうですね。また悠馬さんを放課後のお出かけと称したデートに誘わないといけませんね。

そうだ、今度はリタも一緒に誘ってみましょう。彼女はいい子なのできっと喜びます。

そう思った私はリタと苺と出かける約束を悠馬さんに取り付けたのだった。

ちょっとこういうヒロイン視点の間話のようなものやってみたかったので挑戦してみました!


このお話が面白かった方はブックマーク又は広告下の☆☆☆☆☆を★★★★★に面白くなかった方は☆☆☆☆☆を★☆☆☆☆にしていただけると嬉しいです!


最後になりますがこの作品を読んでくださっている皆様に最大限の感謝を!


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