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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
65/416

元勇者、相談する2

 シュヴィア城にやって来た俺はシュバルツに会いに来た。


「ノエル殿、どうされたんですか?」


「うん、ちょっと相談事でな。」


 俺はアムールの件を話した。


「なるほど・・・・・・、実は最近の貴族の建築に関しては気にはなっていたんです。建築する為には国の許可が必要なんですが・・・・・・。」


 そう言ってシュバルツはある物を見せてくれた。


「これは最近申請された貴族の家の図面なんですが、装飾等が豪華過ぎるんです。」


 確かにそうだな。壁には装飾がこれでもかっ!ってぐらいしてあり、王族の家か、ってぐらいだ。


「これも建築士達が豪華主義の設計を勧めて来るんです。」


「断れば良いんじゃないか?」


「貴族達には建築の知識がありませんからね。言われるがままになってしまうんです。」


「そうか・・・・・・、でもこのままだと駄目なんじゃないか?」


「それは勿論わかっています。しかし、建築士達の反発が怖いですよ。」


「俺としてはアムールみたいな建築士が世の中に必要になって来る、と思うんだよ。」


「私も全く同じです。だから流れを変えるべきなんですよね・・・・・・。」


 流れを変える、か・・・・・・。


 

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