表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
57/416

元勇者、相談する

「・・・・・・という訳で何から始めれば良い?」


 俺はサラ達を呼んで相談する事にした。


「まずは、建物の修理からじゃないか? これから移民が来るかもしれないからな。」


「そうですね、まずは村の現状を良くしないと。良くも悪くも普通の田舎の村ですからね。」


「道も悪いから舗装しないとまず人も来ないよ。」


 出るわ出るわ問題点。


「そういえば、資金をもらったんじゃないのか?」


 そう、任命を受ける時にシュヴィア城に行って国王から村を開拓する為の資金を貰っていた。


「正直、これで何が出来るかわからないんだよ。ミレット、こういうのやった事あるか?」


「お城にいた時は僕の仕事でしたから。父上や兄上の無理難題に半分キレそうになりながらやってましたよ。」


 ミレットは苦笑いしながら言った。


「お兄様、胃薬が手放せないでいたものね?」


 15歳で胃薬のお世話になっているとは苦労して来たんだな。


「建築とか舗装に関しては『土木ギルド』に頼めば良いんじゃないかしら?」


「俺も建築魔法は使えるからな。アイナはどうだ?」


「私は土魔法を勉強し始めたばっかりだから・・・・・・。あ~、私の馬鹿っ!? 何で土魔法を覚えなかったのよっ!?」


 ・・・・・・アイナの奴、勇者パーティーの頃は自信満々のプライドの高い性格だったのに、変わったな。


 まずは土木ギルドに依頼してみるか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ