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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
323/415

元勇者、素材探しに行く

「ヨーミリ、こちらはこの村の火の土地神であるフローラだ」


 俺はヨーミリにフローラを紹介した。


「フローラよ、よろしくね」


「ドワーフ族のヨーミリっス! 神様に会えるなんて光栄ッス!」


「フフフ、もっと讃えても良いのよ」


「調子に乗るな」


 アクアがフローラの頭に水の塊を落とした。


「冷たっ!? 私が水が苦手なの知ってるわよねっ!?」


「当然でしょ、一応私の方がこの村での貢献度は高いんだからね」


「すぐに塗り替えてやるわよ」


「出来るものなら、ね」


 ······この2人、本当良く喧嘩するなぁ。


 まぁ、2人はほっとくか。


「ノエルさん早速だけど素材を取りに行きたいッス!」


 そうだな、材料が無ければ仕事も出来ないだろう。


「じゃあ村の中を案内がてら素材を取りに行くか」


 俺達は村近くの森へとやって来た。


「おぉ~、上質な木がいっぱいあるッス!」


「何本か切り出すか?」


「そうッスね、じゃあ切るッス!」


 そう言うと斧を持って木を切り出した。


 流石と言うか、手際よく斧を振るい徐々に木がミシミシと傾いてきた。


 そしてズシーンと言う音と共に木が倒れた。


「樹齢は数百年と言う感じっスかね」


 切り株を見てヨーミリはボソッと言った。


「そんな事がわかるのか?」


「勿論ッス! 素材の知識も無いと良い物は出来ないッスからね!」


 そう言って胸を張るヨーミリを見て、俺はもしかして天才なんじゃないか?と思った。


 その後も素材集めを行い石や岩や土なんかを集めた。



 


 

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