元勇者、結婚式を楽しむ
結婚式は終わりそのまま結婚パーティーが始まった。
「このお肉美味いなっ!」
「このサラダも美味い!」
「天気も良いし料理も美味いし今まで出た結婚式の中で最高だよっ!」
招待客も満足しているみたいで良かった。
「アミア、結婚おめでとう!」
「ラミア! 来てくれたのね」
「私もいる~······、モグモグ」
「ミネルバ、食べながら挨拶しないの」
この4人が集まったのもあのお茶会以来か。
「こんな素敵な会場でパーティーが出来るなんて羨ましいわ。私もノエル様に頼もうかしら」
「ラミアも結婚するのか?」
「実は来月挙式予定なのよ。私は特に反対は無いから普通に式は挙げれる······、と思いたいわ」
「そんな不安を残すような言い方をするのは止めてっ!?」
「冗談よ、後はリリアとミネルバだけどまだまだ2人は予定はないみたいね」
「私は仕事に生きるから良いんです!」
「興味ない······」
······この2人はまだまだ縁遠いか。
「ユウスケさん! 料理が無くなりました!」
「またっ!? サイクル早くないっ!? 今作っているから待っててっ!!」
調理場は戦場みたいに忙しいみたいだ。
「ユウスケの奴、忙しいみたいだな」
「コウ、今回は協力してくれてありがとう」
「なぁに、乗り掛かった船だ。気にすんな」
「ところでモミジは?」
「あぁ、アイツはワ国に帰った。て言うか強制送還された」
「なんでだ? 今回は許可があったんだろう?」
「それはそれだ、その前に牢屋ぶっ壊した事が原因でミカドからお説教だ」
あぁ、そんな事話していたなぁ。




