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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
282/416

元勇者、神界へ行く2

 ミラージュに連れられ俺達は村外れの岩場にある洞穴へとやって来た。


「此処が神界へと続く道よ、人類で行くのは片手で数えるくらいしかいないわ」


「別にケンカを売りに行く訳じゃないんだ、大丈夫だろ」


「中には人類を嫌悪している神もいるから気をつけてね」


 アクアが真顔で忠告した。


 思わずごくりと唾を飲んだ。


「まぁ、そんな神はそもそも表舞台には出てこないからね、じゃあ出発!」


 アクアを先頭に俺達は洞穴の中へ入って行った。


 どれくらい歩いたかはわからない、何せ真っ暗だから何も見えない。


「もうすぐだから、ほら光が見えてきたよ」


 確かに歩く先に光が見えた。


 俺達は光に向かって歩いた。


 そして······、


「とうちゃーく、ようこそ神界へ♪」


 そこは俺達の世界と似たような風景だった。


 しかしどことなくだが神聖な空気が出ている。


 王都の様に町があり宮殿みたいな建物が立っている。


「あの宮殿が女神様の住んでいる所、彼処は私みたいな土地神は近寄れないのよ」


「神の世界でもランクがあるんですか?」


 リリアの質問にアクアが答えた。


「勿論あるよ、女神様を頂点にして上級、中級、下級と分かれているの、因みに私は中級女神よ」


「魔法神様のランクは?」


「私と同じ中級、私の方が若干上かな」


 アクアってもしかして凄い神様なんじゃないか、と思った。


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