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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
281/416

元勇者、神界へ行く

「いや、神界って人が入っちゃいけない所なんだろ?」


「そうですよ、アクア様は大丈夫だと思いますけど」


「大丈夫、確かに普通の人間は立ち入る事は出来ないけど、お兄ちゃんは勇者だし女神様の加護を持っているから入れるよ。普通の人でも入れる場所もあるし」


「でも、どうやって行くんだ?」


「聖国に入口があるからそこから行けるはずだよ」


 まずは聖国に行かないといけないのか、って言うか確か基本的に許可が無い限りいけないはずなんだよな。


「聖国がどうかしたの?」


「うおっ!? ミラージュっ!?」


 ひょっこりと顔を出してきたミラージュに驚きの声を上げた。


「中から神界とか聖国とか名前が出てきたんだけど何かあったの?」


 俺達はレイチェルから聞いた話をミラージュに話した。


「なるほどねぇ、確かに神界への入り口は聖国内にあるよ」


「それじゃあ……」


「でも、あそこも常に開いてるわけじゃないの。行けるかどうかは期待は出来ないかも」


 申し訳なさそうにミラージュは言う。


「でもね、聖国に行かなくても神界へ行けるルートはあるわ」


「へっ!? あるんですかっ!?」


「うん、しかもこのハノイ村内にあるわ」


「えっ!? そんな場所があるのかっ!?」


「うん、実はね神界へ通じるスポットと言う所が大陸には何か所かあるんだけどこの村内にもあるのよ」


「知らなかった……」


「そりゃあ内緒にしてるからね、神界は特別な場所なんだから」


 そして、行ける手筈が整ったので俺、アクア、リリア、レイチェルが神界へと向かう事にした。


「あのバカには一発お見舞いしないといけないからね~」


 ……いつものアクアと違い真っ黒いオーラが出ているのは見間違いだろうか?


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