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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
182/416

元勇者、メドウィン領を再来する

「ノエル様、お久しぶりです!」


「元気そうで何よりだ、メラン。」


 俺は久しぶりにリリアと共にメドウィン領へやって来た。


「リリア様もお元気そうで。全く社交界に顔を出しておられないので心配しておりました。」


「私はああいう華やかな場所が苦手なんだ……、知ってるでしょ?」


「あれ?リリアとメランは顔見知りなのか?」


「えぇ、学園で同じクラスだったので。」


 そうだったのか……。


 あの件以来メドウィン領には度々訪問して手伝いをしている。


「大分、緑も増えてきたし土地も豊かになったな。」


「はい、おかげさまで昔の賑わいが戻りつつあります。」


 それはメランの表情から見て取れる。


 最初会った時は疲れた表情をしていたが今はイキイキとしている。


「そういえばこちらの方は変化はあったか?」


「そうですね……、若干領地が広くなりましたね。周辺の貴族が領地開拓に失敗して土地を国に返上してますから。」


「そもそも、領民あっての領地なんですからね。」


 リリアの言うとおりだ。


 ちゃんと肝に銘じてないといけない。 

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