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元勇者は静かに暮らしたい(Web版)  作者: こうじ
領主編
151/416

元勇者、ダンジョン調査に同行する

 マインが岩場の上に行ってから数分後、上から縄ばしごが降りてきた。


 どうやらダンジョンが見つかったみたいだ。


 俺は縄ばしごを登っていく。


 結構な高さまで登ってマインと合流した。


「結構高いな。まさか、この岩場自体がダンジョンじゃないだろうな。」


「その可能性は高いです。それじゃあ入りましょう。」


「えっ!? 中に入るのかっ!?」


「入らないと査定は出来ませんから。」


 そう言ってダンジョンの中に入って行くマイン。


 かなりのダンジョンを調査してきたのか、度胸がある。


 俺もマインの後を追って入って行く。



「はぁ~、こんな風になっていたのか・・・・・・。」


 ダンジョンの中に入って俺は感嘆の声をあげた。


 ダンジョンの中はまぁ迷宮みたいになっている。


 マインは紙にスラスラと地図みたいな物を書いている。


「まだ一歩も動いていないのに、地図がかけるのか。」


「はい、大体半径1キロメートルぐらいは透視する事が出来ますから。」


 なるほど『透視』スキルを持っているのか。


 更にマインは地面に手を当てる。


「なるほど・・・・・・、かなり深いですね。」


「俺の見立てだと4層ぐらいだと思うんだが。」


「・・・・・・私も同じです。」


 そう言って無表情だったマインはかすかな笑みを浮かべた。   

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